
もともとユニットデスクとは、奥行が浅めのデスク、チェスト、シェルフを自由に組み合わせることができるユニット家具を指していました。しかしながら、現在ではそれが転じて、デスクの側面にシェルフをセットしたものをユニットデスクと呼ぶことが多くなっています。
上棚付きのベーシックデスクと異なり、ユニットデスクは天板面を広く使うことができます。また、組み替え式デスクよりもスッキリした印象ながら、収納力があります。そんなわけで、スタイル別ではややマイナーな印象ではあるものの、一定の支持を得ています。
ユニットデスクは組み合わせが自由なセレクトタイプのセットパターンのひとつとして販売されていることも多いので見つけにくいところもあります。今回はオススメと言えるものを12台ピックアップしてご紹介しましょう。
※この記事は2026年5月27日時点の情報に基づいています
ユニットデスク12選
イトーキ/ジョイカラー
コスパ重視で言えば、もっともオススメしやすいユニットデスクはイトーキの「ジョイカラー」です。
ジョイカラー・ユニットデスクはデスクの片脚を外して書棚とドッキングできるので、書棚の下半分も本などを出し入れしやすいと言えます。また、ワゴンはA3対応ロングサイズワゴンで、2段目は深めで使い勝手が良いです。デスク本体引出しには使いやすい専用お片付けトレー付き。しかも、こう見えて天板は天然木(バーチ=樺)突板です。クランプ式デスクライトの選択肢も多いです。
品質の割に価格が手頃な中国製で約7万円。いつ値上げされるかとヒヤヒヤしている1台です。なお、よりナチュラルな感じをご希望なら「リーモ」、キュートな感じなら「カモミール」や「ジュエルキュート」という選択肢もあります。
コイズミファニテック/リシェット
コイズミファニテックの「リシェット」はユニットデスクでありながら、書棚の上半分を伸長させてデスクに乗せることでベーシックデスクにもなります。また、デスクの脚形状は書棚の下半分に干渉しにくいデザインになっており、書棚とデスクを連結させる必要がありません。
何より、従来の学習机の常識を覆すほどスタイリッシュ。ただ、別売のワゴンをセットすると10万円程度になってしまいます。
一生紀/フェロー2
一生紀の「フェロー2」は前述のリシェット同様にアイアンフレーム×天然木突板のユニットデスクです。書棚とデスクをドッキングしなくても書棚の下半分の本などに手が届きやすいという点も同じです。それでいて、リフティングワゴンをセットして6万円台ですからお手頃です。
デスク天板の奥行は50cmですからコンパクトな半面、狭く感じられる可能性もあります。また、引出しはワゴン最下段を除きすべて浅いです。ブラウン×ブラック色以外はオイル塗装なので注意しましょう。
一生紀/リフレ
一生紀の「リフレ」ならデスク天板の奥行が58cmあります。ナチュラル、ブラウンともに、ウレタン塗装です。それでいて、価格はフェロー2と1万円も変わりません。
一方で、リフレもフェロー2と同様に浅い引出しばかりなのがネック。また、取り付けできるクランプ式デスクライトの選択肢がオーム電機の「AS-LDC6K-W」だけというのも悩ましいところかもしれません。
コイズミファニテック/ビーノ
コイズミファニテックの「ビーノ」はリフレよりも高価ですが、クランプ式デスクライトの選択肢が多いですし、引出しに深さがあります。また、カラーバリエーションは3色で、サイズバリエーションやラインナップも豊富です。
とは言え、105デスク+リフティングワゴン+シェルフの3点セットで実質12万円台ですから(上記は椅子なども含む6点セット)、リフレと比較するのが難しいくらいに価格差があります。
ヒカリサンデスク/U-トルテ
KEYUCA(ケユカ)でも人気のヒカリサンデスク「U-トルテ」は3点セットで8万円台。ビーノと同様にクランプ式デスクライトや引出しの深さに懸念点はありません。それでいて、価格はリフレに近いです。ただし、木質感はリフレやビーノに劣る感じがします。
ヤマダ電機/自由にくみかえ学習机 天然木 セレクト
ヤマダ電機の「自由にくみかえ学習机 天然木 セレクト」は某大手メーカーの一部商品と同じマレーシアの工場で作られています。デスク天板はUVウレタン塗装を施したラバーウッド無垢。このボリュームで7万円台なら破格でしょう(チェア別売)。
でも、普通はこんなにたくさん引出しは要らないですよね(苦笑)ペンやカードなどコレクションが多いなら好都合だと思います。
ニトリ/PLABO 03K
ニトリの「PLABO 03K」なら5万円台です。ただし、奥行は45cmなので、学習メインと言うよりはリビングダイニングに置くのに最適なサイズと言えます。
ニトリ/ユニットデスク DSR24
ニトリの「ユニットデスク DSR24」はシェルフではなくサイドチェスト+上棚の組み合わせとなります。ブラック系の「ユニットデスク DSC24」もあります。
大商産業の「アイリス」などと異なり、ニトリ版は全段フルスライドレールを装備しています。
くろがね工作所/The DESK
くろがね工作所の「The DESK」はデスク+スリムワゴン+書棚の3点セットで11万円台。天然木ではないので割高感は否めないものの、マグネット収納ができるバックパネルや、ブラック系またはホワイト系のカラーリングが魅力です。
浜本工芸/No.6000デスクユニット
浜本工芸にはユニットデスクに組み合わせ可能な商品がいくつかありますが、今回はもっとも価格が手頃になる「No.6000デスクユニット」をピックアップしてみました。天板100×60cm、書棚、ジョイントパーツ、固定袖A(D60)の4点セットで実売価は20万円前後になります。
国産、ナラ無垢ですから、価格は高いですが、期待を裏切らない品質です。脚とワゴンをセットするなど、様々な組み合わせを選ぶこともできます。
カリモク家具/クリアネル
カリモク家具にもユニットデスクはいくつもあるのですが、今回は「クリアネル」をピックアップしてみました。デスク110×60cm、ワゴン、シェルフ(D60)の3点セットで実売価は30万円前後になります(オーク仕様の場合)。
クリアネルはデザインが洗練されているだけでなく、オプションパーツを追加することで自分好みの使い勝手にアレンジすることもできます。
以上、おすすめのユニットデスクを12台ピックアップしてご紹介しました。
概ね5~30万円と幅がありますが、そもそも選択肢が多くはないのであまり価格が安いものはありません。選択肢が多くないことと、よりコスパを追求した結果、組み替え式デスクに傾くことも少なくないように思います。組み替え式デスクはユニットデスクよりも幅の広い書棚をセットした学習机と言えるからです。
ともあれ、組み替え式デスクの書棚では幅が大きすぎると感じることがあるのも事実です。コンパクトな書棚を正面に向けて並べることを前提に考えると、ユニットデスクなら書棚とデスクのデザインが揃うだけでなく、それぞれ別に購入するよりコスパが良いというメリットもあります。
なので、これからもっと選択肢が増えることを期待したいところですね。
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