一時は日本での売上が停滞し、赤字に転落したIKEA(イケア)。昨年(2021年)はJR広島駅前に出店する予定を撤回したかと思ったら出店予定地を転売してしまうなど、不穏な空気が漂っていました。
しかし、決して不調というわけではないのです。コロナ禍の巣ごもり需要も手伝ってか、2020年8月期決算で赤字を脱却、翌2021年8月期にはIKEA JAPAN初となる売上900億円を突破しています。
また、今年(2022年)6月には2024年にIKEA前橋をオープンすることを発表。広島市民の怒りは買いましたが、極めて好調なのです。
そんなIKEAから2022年7月に新型デスクが発売されましたので、遅ればせながら紹介したいと思います。
※この記事は2022年9月14日時点の情報に基づいています(2024年4月19日一部更新)
レーランデ
税込価格 | 17,990円 | |
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サイズ | W120×D58×H74cm | |
材質 | 天板 | ファイバーボード+アクリル塗装 |
脚 | スチール+エポキシ/ポリエステル粉体塗装 |
まずご紹介するのは「LÄRANDE(レーランデ)」。学習机としては大きめの幅120cmの片袖机です。袖部分は3段ワゴンのようになっており、引出しではありません。
実物を確認して参りましたが、横揺れの心配はなく、3段ワゴンもスムーズに引き出せます。ただ、引出し2杯と棚が付いていて天板サイズが105×50cmの「MICKE(ミッケ)」が12,990~14,99015,990円で買えることを考えると、ちょっと割高感はあります。片側がスチール脚というデザインも似ていますからね。
それでも幅は120cm欲しいと言う方には需要があるかなと思いましたが、「LAGKAPTEN(ラグカプテン) / ALEX(アレクス)」なら天板サイズが120×60cmでレーランデとほぼ同じ。しかも引出しが5杯付いて14,990円13,990円ですから、こちらと比較してもやはり割高です。
IKEAは以前に比べると値上げが目立ちますが、レーランデもコスト高を反映した価格設定と言えるでしょう。
トラルド
税込価格 | 3,990円 |
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サイズ | W65×D40×H75cm |
材質 | パーティクルボード+メラミン |
一方で、「TORALD(トラルド)」は黄色いプライスカードで販売しているだけあってお得です。幅65cm×奥行40cmとコンパクトながら、メラミン天板で3,990円。この値段で日本のメーカーの机を探しても、普通はプリント合板かMDFダイレクト印刷のものしか買えませんよ。
やっぱりIKEAで黄色いプライスカードを付けて販売している家具はお買い得です。逆に言うと、それ以外はたいてい割高。催眠商法みたいなやり方ですね。
カラックス+デスクコンビネーション
カラックス / ラグカプテン
税込価格 | 15,980円 | |
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サイズ | W159×D147×H77cm | |
材質 | 天板 | 繊維板+アクリル塗装 |
脚 | スチール+エポキシ/ポリエステル粉体塗装 | |
棚 | 繊維板+ペーパーフォイル |
カラックス / リンモン
税込価格 | 14,980円 | |
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サイズ | W139×D77×H147cm | |
材質 | 天板 | 繊維板+アクリル塗装 |
脚 | スチール+エポキシ/ポリエステル粉体塗装 | |
棚 | 繊維板+ペーパーフォイル |
定番グリッドシェルフの「KALLAX(カラックス)」とデスクのコンビネーションも2つ販売開始されました。「LAGKAPTEN(ラグカプテン)」または「LINNMON(リンモン)」のテーブルトップと接続固定具「INLÄGG(インレッグ)」、伸縮式脚「OLOV(オーロヴ)」をセットしたものです。
カラックス、テーブルトップともに、サイズや色のバリエーションがあります。また、カラックスは上写真のように縦横自由に設置して組み合わせることができます。
カラックスに合わせているので天板高は77cmと高くなってしまいますが、こんな風にドッキングできるというのはちょっと魅力的です。もっとも、必ずしもドッキングさせる必要はなく、普通にデスクとカラックスを並べるだけでも十分なような気もします。
ちなみに、これらはセットで買ってもバラで買っても価格は同じです。
以上、IKEAの新作デスクを4台紹介しました。いずれも2万円以下ですから安いです。引出しがないと不便な面もありますけど、逆に壊れる可能性もほぼありません。とりあえず勉強用に、もしくはテレワーク用に使うという感じでしたら十分ではないでしょうか。
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