自然塗装(オイル仕上げ)の学習机を比較!杉工場&堀田木工所&飛騨産業ほか

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自然塗装(オイル仕上げ)の学習机を扱っているのは小規模メーカーがほとんどです。その理由はコストが安いうえに設備投資が少なくて済むからと考えられます。逆に、大手メーカーは設備投資をする余裕があるうえ、長く使える耐久性の高い商品を提供したいと考えるため、基本的に自然塗装は扱いません。

もっとも、学習机に自然塗装が導入された当時は別の理由もあったと聞きます。2000年頃にホルムアルデヒドによる健康被害が世間で注目されたので、低ホルムアルデヒドを実現する一つの手法として自然塗装が導入されたのです。

しかしながら、それはあくまでもイメージ戦略に過ぎないとも言えます。家具には合板が多く使われており、そこには少ないながらもホルムアルデヒドが含まれているため、塗料だけを低ホルムアルデヒド化してもほとんど意味がなかったからです。

現在では合板も塗料も低ホルムアルデヒド化されていますし、ホルムアルデヒドを気にする消費者も減ったため、自然塗装を使う必然性はますます少なくなっています。それでも自然塗装の学習机が存在するのは、冒頭で述べた通り、コストを抑えるためという目的以外の何者でもありません。

ともあれ、自然塗装なら木肌に直接触れられるような質感の良さがあります。キズや汚れにはめっぽう弱いですが、価格を抑えられるということも消費者にとってはメリットです。

今回は自然塗装の学習机を主に扱っている杉工場、堀田木工所、キシル、一生紀、橋詰家具、そして大手家具メーカーで唯一自然塗装の学習机を扱っている飛騨産業を比較してみたいと思います。

 

杉工場(すぎこうじょう)

杉工場は基本的にデザインのセンスが良いと思います。一方でデザイン料が高くついているためか、価格統制をしているのか(もしくは競争が起こらないのか)、あまりデザインの良くない一部モデルを除いては割高感を感じます。

また、引出内部材に杉材を使っており、 遊び(ゆとり)が多いためにカタカタしますし、中身を入れると重みで滑りが悪くなると思います。

 

堀田木工所(hotta woody)

堀田木工所はアルダー無垢の自然塗装デスクの学習机メーカーとしてはもっともベテランです。そのため学習机のノウハウを十分に持っていると感じるところがあります。そういう面で野暮ったさもありますが、安心感もありますね。

実は堀田木工所のデスク天板は自然塗装ではなく、自然塗装です。オイルも含む樹脂系塗料で、UVを照射することにより硬化させています。そのため、質感はオイル塗装に近いものの、自然塗装よりも汚れやキズに強いのが特徴です。

なお、堀田木工所も天板以外は主成分がオイルの自然塗装です。

 

XYL(キシル)

自然塗装の学習机と言えばアルダー材がほとんどですが、キシルの学習机は檜(ひのき)です。

残念ながらキシルの学習机に関しては褒めるべき点が見当たらないです。唯一評価できるとしたら、丁寧に作ってはいるということくらいでしょうか。値段は高い。安全性への配慮が全くない。お粗末な学習椅子。日本の木を使うというポリシーは素晴らしいと思うのですが、ちょっとノウハウ不足が過ぎるかなと感じます。

 

一生紀(いっせいき)

ここまで紹介したものは全て国産でしたが、一生紀の学習机はベトナム製です。また、一生紀では自然塗装だけでなくウレタン塗装やラッカー塗装のデスクも扱っています。デザインも総じて悪くない感じです。

一般的にベトナム製は日本製や中国製に劣る品質ですが、一生紀は基本的に自社工場で生産しているためか、品質が安定していると感じます。近年は競合他社が値上げ続きである一方、一生紀は相対的に割安感が出ているのも事実です。

 

橋詰家具(はしづめかぐ)

橋詰家具の学習机は楠や白樺を使っており、価格帯も浜本工芸やカリモク家具に並ぶほどの高価格です。おそらく、ちゃんとしたオイル塗装を施しているのだと思います。

冒頭ではちょっと語弊のある説明をしてしまったのですが、ちゃんとオイル塗装をする場合はオイルを塗り、研磨をし、またオイルを塗るという工程を何度も繰り返します。そのため、手間と時間が掛かるのです。そして、塗膜に近いものを木材の表面に形成します。

なので、橋詰家具の学習机は品質的には決して悪くないのですが、デザインがちょっと野暮ったいんですよねー(苦笑)

 

飛騨産業

飛騨産業は大手と言える国産家具メーカーの中で唯一オイル塗装の学習机を選ぶことができます。一時期はオイル塗装のほうが割高な価格設定をしていたことから、飛騨産業もちゃんとしたオイル塗装を施しているのだと思います。

飛騨産業の学習机は木のボリューム感が強いですが、品質そのものとデザイン性は非常に高いと思います。

 

以上、自然塗装の学習机を扱う6社について簡単に比較してみました。2019年度まではくろがね工作所も扱ってたんですけど、2020年度からは取り扱いをやめてしまいました。また、以前はマルニ木工も中国で自然塗装の学習机を作っていましたが、会社が傾いたということもあって学習家具そのものから撤退しています。

率直に言って、私もちゃんとしたものなら自然塗装の家具は素敵だと思います。しかしながら、ダイニングテーブルや学習机などの汚れや傷が付きやすい場所には適しているとは言い難いと考えています。どうしても木肌に直接触れられるような質感を望むならカリモク家具のピュアオークを選ぶのが良いと思いますし、予算を抑えるなら海外製でもウレタン塗装のものを選んだほうが良いです。

とは言え、嗜好は多様化しています。それぞれのメーカーの特徴を踏まえて、最適なデスクを選んでいただければ幸いです。

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この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
長女が小学校に入学するのを機に学習机を購入してブログで報告したところ、学習机について相談が殺到。以後、「学習机評論家」としてメーカーの展示会や販売店に足を運ぶなどして日々情報収集に努めています。詳しいプロフィールはこちら

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コメント 皆様からご質問・ご意見など

  1. めだかのきんちゃん より:

    はじめまして。
    がっつり参考にさせて頂いております。
    2020年4月に小学校に入る子供と、その下の兄弟(3歳)の机を探しております。

    島忠ホームズさんで、堀田木工さんのフォレスタシリーズ(島忠専用のシリーズ名のようですね)を見かけました。
    その中でも、『フォレスタ3261』のシリーズの使い勝手が良さそうだと感じました。
    選ぶ点で大事にしたいと思っているのは次の点です。
    ・奥行60cm以上
    ・幅は移動袖などで伸ばせるのであれば、本体は90cm以上、伸ばして120cm以上はほしい
    ・ロータイプの上棚→できればA5サイズの本も対応の押さえがあり、机にA4が直に置けて、かつ上棚の支柱が机につかないもの(浜本工芸のNo.9デスクのバックパネルの形)
    ・大人になってからも使いたくなるデザイン(できれば木の質感がすてきなもの、子供の了解取り付け済み)
    (・できればK脚…)

    浜本工芸さんか、カリモクさんが念頭に入っており(それぞれのショールーム行きました)、No.9、ピュアナチュール、コーディ、スパイオキッズが候補に上がっています。
    ただ、2台同時だと高額になるため、踏ん切りがつかなかったところ、フォレスタ3261を見つけました。(価格は、固定袖デスク、上棚になるパネル、パネルと一緒に組むとシェルフになるラックの3点で10万円ほど)

    気になっている点は、
    ・とてもやわらかい手触りだったため、すぐ傷だらけになるのでは?→店員さんは、『傷がついたらヤスリで削り、手入れ用のオイルで修復できる』と仰ってましたが、足や袖はまだしも、天板は波うってしまうと思うのですが…?
    ・大人になるまで使ってほしいのですが、袖は固定が良いのか移動が良いのか?→固定の場合、やはり横揺れがしないので頑丈ですね。でも大人になったら使わない? 移動の場合、本体が横揺れしないことが前提です。例えば、袖を外に出して机の幅を伸長する場合、机本体の幅が狭いと、メインのワークスペースに机と袖の境目が来るのがストレスになるかも、という気持ちもあります(スパイオキッズが候補に入っているのは、メインのワークスペースから遠い部分が伸長できるためです)
    ・コンセントの位置と口数→使いやすさなどのポイントはありますか?私は下で良いと思ってますが、夫は上にないと、といいます。

    完全に学習机沼にハマりました。
    高価なものは、超ムリをすれば手が届かなくもない価格、かと言ってきっと価値がまだわからない子供にそこまでのものを与えるのがいいのか、堂々巡りです。
    個人的には、リビングにドカン!と置くので、高級なものがあると私の目の肥やしになるのですが(笑)

    カリモクさんの価格の改定があるとのことなので、最低でもカリモクさんにするかどうかだけでも決めないといけません。

    長々と申し訳ないのですが、ご助言をよろしくお願い致します。

    • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

      めだかのきんちゃんさま

      はじめまして^^

      早めの学習机選び、素晴らしいですね!
      今からじっくり品定めをすれば、きっと良い机が買えると思います。

      さて、島忠ホームズ×堀田木工所の「フォレスタ」ですね。
      そんなのあったかなと思ったら、ファニチャードームで言うところの「Nスマート」のようです。

      2019年度から島忠ホームズは急にファニチャードームと品揃えが共通化して、これまでほとんど扱っていなかった堀田木工所のデスクを急に増やしました。
      なので、まだ扱い慣れていないところはあるのかもしれません。

      『傷がついたらヤスリで削り、手入れ用のオイルで修復できる』というのは、実際にやったことがない人の説明ですね。
      おっしゃる通り、波打つというか、凸凹が生じてしまいます。

      袖は固定が良いのか移動が良いのか?…これはそれぞれにメリットとデメリットがあります。
      おっしゃる通り、移動袖の場合は特にカーペットや畳の上で使うとデスク天板との間に継ぎ目が生じることがあります。
      ただ、継ぎ目の部分を跨いでプリントなどに文字を書くことはほとんどないはずなので、使用する際には特に問題を感じることはないと思います。

      逆に、固定袖の場合は移動袖に比べれば継ぎ目の影響は少ないと思います。
      一方で、移動袖のように横や手前にすぐに移動させることはできませんし、たとえば机の後ろにモノを落としたときに動かすのが大変です。
      どちらかと言うと、固定袖が現在もあるのはコスト優先という部分のほうが大きいと思います。

      横揺れについては、固定袖か移動袖かよりもそのメーカーの品質次第でしょう。
      いま候補に挙がっているメーカーであれば、まず問題になるようなことはありません。

      コンセントの位置については、やはり机上が理想です。
      ただし、必ずしも上棚などに付いている必要はなく、電源タップを置くなどして対処してもらっても良いと思います。
      基本的に学習机に付属している電源タップはワット数が小さいですから、付いているコンセントだけでは足りなく可能性もあります。

      【参考】デスク上にコンセントがない!?そんなときにオススメの電源タップ5選

      ともあれ、いま候補に挙げられているものの中で予算も考慮して選ぶなら、最有力候補はコーディのワゴン固定タイプではないでしょうか。
      引出しのサイズが気になるようでしたら、コーディのワゴン可動タイプやスパイオキッズもアリでしょうね。
      あとは浜本工芸のNo.6000デスクユニットあたりも候補に入るかもしれません。
      逆に、それらを納得いくまで値引きしてもらえたら、フォレスタはそれほど魅力的ではないように思います。

      まだまだ時間はあると思うので、じっくりとご検討ください^^

      • めだかのきんちゃん より:

        収納マンさま

        先日は宛名も書かず、大変失礼いたしました。
        それだけ混乱していると受け止めて頂きますと幸いですが、それは言い訳です、ハイ…申し訳ないです。

        色々とご助言、ありがとうございました!
        実売価がどれくらいになるかわかりませんが、確かに、カリモクさんの商品が10万ちょっとであれば、わざわざフォレスタ(ご指摘の通り、ファニチャードームさんの『Nスマート』と同じでした。そんな事情があるとは…知りませんでした!)を選ぶ必要性はなくなりますもんね。
        カリモクさんの絞り込みが先な気がしてきました。

        確かに最有力候補はコーディの固定袖タイプですが、袖の上部にあるモバイル置き場??の使い勝手はどうなのでしょうか。
        個人的には、どーも使いにくい気がしてならないのですが…
        夫と、スパイオキッズの上棚組み換えの形で、K脚&移動袖なら完璧だったのに!とボヤいております(苦笑)

        過去の記事も出来る限り読ませていただいておりますが、やはり最後は感性で決めるものでしょうか。
        K脚で移動袖もあるコーディ(ちなみに、ピュアナチュールは子供が全く興味を持たず、候補から外れています。似た形なのに…)と、上置きが充実していて、150cmまで伸長できるスパイオキッズと、甲乙付け難く、難航が予想されます。(そして内容がこのページには合わなくなってしまいましたね)

        コンセントに関しては、今はこんな汎用性の高いものがあるのかと、知ることができて感謝です!
        これなら色々悩まずに済みそうです。

        イスとライトはするっと決まったのに、つける机が決まりません(笑)

        • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

          めだかのきんちゃんさま

          宛名云々の件は気になさらないでください。
          こちらではそういうルールはありませんから^^;

          さて、コーディのワゴン固定タイプですが、袖上段のスライドトレーはあまり役に立たないでしょうね。
          基本的には、深引出しを2段設けたところ隙間が生じたので、そこを埋めるために用意しただけのものと思います。

          「スパイオキッズの上棚組み換えの形で、K脚&移動袖なら完璧だった」というのは、デスクの幅を2段階で可変させる必要があるということでしょうか?
          100cm→140cm強でしたら、ピュアナチュールなどでも可能だと思います。
          上下2段で使える上棚を備えていて、かつ予算のことも考慮するなら、おっしゃる通りかなと思いますが。

          お子さんがピュアナチュールに興味を示されないというのは、コーディやスパイオキッズに比べるとギミックが少ないからでしょうか?
          実用性のことも考えれば、浜本工芸の昇降袖のほうがお子さんにとって響くのかもしれませんね^^;

          • めだかのきんちゃん より:

            収納マンさま

            やはり役に立たなそうですか。
            そうですよね、私もそう思います。
            コーディは、固定袖と移動袖で3万円近い差があるのがなんともだなーと思っているところです。

            『スパイオキッズがK脚で移動袖なら』というのは、上棚が色々な場所に置けて、さらに長さを少しずつ変えられることと、袖を外に出して、ワークスペースを自由に取ることができるからからです。
            これは私の子供の頃の話ですが、私が30年ほど前に買ってもらったのは、高めの上棚がしっかりある『THE!学習机!!』というもので、レバーを回すと高さが変えられて、座って右手側に固定袖のあるものでした。
            大きくなるにつれ、机が大きくきしむことや座って左手側に参考書などを置くスペースがないことがとてもストレスに感じ、結局古い高さの合わないちゃぶ台のようなテーブルで勉強をし、学習机は物置になりました。
            スパイオキッズなら、横揺れはないですし、座って左手側に25cm増やすことができますし、余った上棚も置けるところが複数あるので、どんな状況にも対応できると思ったからです。

            本当は私は浜本さんのNo.9デスク(島忠モデル)と昇降袖Bを買い、上棚は別途かわいいブックエンドを用意するのがいいと思っているのですが、夫は高い、電源が別なのが気に入らない、別々で買うと高くなると言ってとりあってもらえません。
            でも、カリモクさんのだって、コイズミさんやイトーキさんからみたら相当高価ですし、コーディを買うならあと少し出して(子供の興味の薄い)ピュアナチュールにするか、逆に来シーズンのコイズミさんのスタディアップデスクの天然木使用モデルを待つ方(振れ幅がすごいですが 笑)がいい気がするのですが…
            夫が頑ななのは、出資者である祖母が『(浜本さんのは)高すぎるわね』と言っていたことも影響している気はします。
            よさがわかってもらえず、悲しいです…

            後半は愚痴です、すみません、、
            今の感じだとコーディの移動袖のになりそうです(価格は近所の家具屋さんで、オプションの引き出しなどを入れて12万円半ばを提示されています)
            コーディも良い机なのですが、少し残念な気持ちが残る決断になりそうな予感です。

          • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

            めだかのきんちゃんさま

            なるほどー。
            そういうことでしたら、コーディのワゴン可動タイプがもっとも条件に合いそうですね。

            おばあちゃんもご主人様も納得。
            幅150cmにすれば左側のスペースもゆったりしています。
            ただ、その値段だったら浜本工芸のNo.09デスク+昇降袖の価格とほとんど変わらないことが、めだかのきんちゃんさんにとっては「本当にこれで良いのか?」ということなんでしょうね。

            確かにそれはあると思います。
            No.09デスクなら天板はナラ無垢ですし、デスク本体に引出しが2杯ついています。
            コンセントもバックパネルも別売ですが、コスパで言えばNo.09デスクのほうが間違いなく良いです。

            ところで、椅子はどうされるのでしょうか?
            意外とこれが、椅子次第で急に最有力候補が変わることがあります。
            フローリングかカーペットでセットすべき椅子も変わりますからね。

            座り心地だけで言えば、カリモク家具のクレシェ(XT2401)が最高です。
            スキー脚なのでフローリングでもカーペットでも対応でき、しかも軽いです。
            ただ、価格が高価ですし、材質がブナなので微妙に色が合いません。

            カーペットを敷く予定で、少しでも予算を抑えようと思ったら、浜本工芸のDSC-23XXという選択肢も考えられます。
            いずれにせよ、お子さんに座り比べてもらったほうが良いと思います。

            ちなみに、コイズミファニテックからスタディアップデスクの新型が出ることはたぶんないだろうというのが私の考えです。
            そこを強化するよりは、ビーノ、ルトラ、リファルド、ワイズ、フラックスのようなコーディネートタイプを強化すると思います。
            ケユカ×コイズミファニテックのアロンのような、本棚+デスクのスタイルを増やすんじゃないですかねー。
            もちろん、当たらない予想ですが^^;

  2. めだかのきんちゃん より:

    収納マンさま

    そうなんですよー!(TдT)
    本当にコーディにそんなにかけるのが正解なのかということです。
    それならピュアナチュールがいいし、いや、No.9がいいです!
    費用を抑えるならもうNスマートでいいし、アロンでいいし、もうアルフでもいいし!!という気になります。

    机以外についてですが、
    ○カーペットは敷く予定
    ○イスは、まさかのコイズミのハイブリッドチェア(苦笑)の予定
    ○ライトはコイズミのECL-357かECL-611を考えてますが、色々ある希望の机にクランプが付くかどうかを調べ中

    一般的な木製チェアを外した理由は、
    ○どの木製チェアでも、座るときに椅子のキャスターが動てしまって、座りにくそうだったこと(なぜ今の木製チェアはほぼキャスターがついているのでしょう?4本足はあまりよい現品に出会えず考えていません)
    ○座ったあとに椅子を自力で引きづらいこと(K脚を採用したい理由は確実にこれです)

    ハイブリッドチェアも座ると沈むことを買おうと決めたあと知りましたが、回転しないこと、座面の深さ?と高さが容易に調節できること、足置きが大きいこと(下の幼稚園未満児も座る予定なので)、また、木製ではないので、木の色を合わせる悩みがない分まあこれでよいかなと…
    ただ、私も子供も、本当は本当はカリモクのCU10がお気に入りなんです。
    でもこれも夫が高いと言ってとりあいません。

    最初は机は今ある長机(無印良品のユニットシェルフのオプションの長机、もうとっくに廃盤になってしまいましたが)を活用するべく、上質な椅子を2脚買う計画だったのに、こんなことになっています(苦笑)
    目先の金額のことばかりの夫のまえ、諦めることばかりで、もっと裕福なら…と悲しくなります(TдT)

    お忙しいのに、我が家の愚痴のような相談にお時間割いていただき、恐縮です。
    ありがとうございます。

    • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

      めだかのきんちゃんさま

      お気持ちお察しします^^;
      夫婦や親子の関係って本当に難しいですよねー。
      ウチも同じようなな感じで…と言いたいところですが、今回は控えておきます^^;

      さて、椅子はハイブリッドチェアを検討されているのですね。
      ハイブリッドチェアは回転チェアの良いところを上手く抽出した椅子と言えますから、とても良いチョイスだと思います。
      デスクライトもECL-357またはECL-611でほとんど問題ないでしょう。

      しかし、そうするとデスクを選ぶにあたっては全く問題ありませんね。
      あとはもう、おばあちゃんとご主人様とどう折り合いをつけるかだけのようです。

      ところで、「収納なび」は試されましたか?
      収納なびでおばあちゃんやご主人様の性格を理解したところで、即応用して説得するのはなかなか難しいと思いますが、いろいろ納得していただけるところが多いのではないかと思います。
      今後、子育てをするにあたっても大いに役立ちますので、是非参考にしてみてください。

      あと、4本脚の学習椅子が少ない理由は、子供はどうしても椅子をウィリーする可能性があるため、基本的にこれまで4本脚はタブーとされていたということがまず挙げられます。
      また、耐久性を確保するためには技術力が求められるため、なかなか海外生産品では難しいという理由もあります。
      メーカーとしてはカーペットを敷いてもらったほうがキズの心配がまったくないということも影響しているでしょう。

      • めだかのきんちゃん より:

        収納マンさま

        親身になってくださり、ありがとうございます。

        週末に、セール中の店舗に行って、希望のものすべて見積もりを取ってもらい、その価格のバランスで決めたいも思います。
        店員さんは『勉強しますよ!』と言ってくれたので、こちらも大いに期待して行ってくる予定です!(笑)

        収納なび、知りませんでした!
        私と夫はかなりあてはまってますね!
        子どもたちはまだ小さいので未知数な部分も多いですが、内面は違うのに外側は同じ結果なのが興味深かったです!
        それを少し参考にして、No.9デスクも小出しにしぶとく話題に出したところ、『高くなるなぁ』とぼやくところまで態度が軟化してきました(笑)
        割引率によっては手が届く可能性もあるので、頑張ります!

        ちなみにですが、過去にも話題に挙がっている『No.9デスクにNo.89ブックスタンド』です。
        当初、1/2サイズのバックパネルの組み合わせがスッキリして支柱も机にかからず素敵だと思ったのですが、机を広く使い、本をしっかり置くことを考えると、ブックスタンドをつけたほうがいいのではと考えるようになりました。(ともにフルサイズ)
        値段も少し安い上にコンセント付き、机との間にすき間があるので絶対置くことになる鉛筆削りが飛び出ず収納できそうだなと。
        バックパネルの方が上段にものを置けるため、ブックスタンドは使い方によっては収納力が落ちますが、そんなに置くかな?ライトと干渉しないかな?と、決め兼ねています。
        ブックスタンドに重きが置かれると、ニノスも急浮上する可能性が(笑)

        椅子は、後々回転させたくなることを考えて、ベストフィットチェアも候補に上がりましたが、机に脚をぶつける可能性はハイブリッドチェアの方がないかな、と考えました。

        とはいえ、ついに机選びに決着が付きそうです。
        奥深い世界ですね…

        • 収納マン(芝谷 浩) 収納マン より:

          めだかのきんちゃんさま

          収納なび、お役に立ちそうで良かったです^^

          お子さんの外面の性格は兄弟みな同じで、内面がそれぞれ違ったということですか?
          外面の性格は学校などの社会活動で出る、いわゆる「そとづら」です。
          そこが同じということは、ほかの方が見ると兄弟よく似ているねと言われることが多くなるでしょうね^^

          一方で、家の中では内面の性格が出ます。
          ほかの方が見ればよく似た兄弟も、ご両親から見れば全く性格が違うと感じられることでしょう。

          収納なびの3分類のページを読んでもらうと、家族の相性の簡易測定もできるようになりますよ^^
          相性が分かれば、お子さんには誰が声を掛けたほうが意図が伝わりやすいかが分かります。

          【参考】三分類について

          それはさておき、No.9デスクにNo.89ブックスタンド(幅ワイド)について。
          バックパネルの場合は下段は机上に直接置くことになりますし、上段はA4サイズをビッシリ並べて使うということはできませんから、実際のところNo.89ブックスタンドのほうが使い勝手は良いと思います。

          また、No.89ブックスタンドにデスクライトを取り付けると、カタログ8ページ上写真の状態になります。
          我が家のデスクもこれとほぼ同じ状態ですが、教科書類と干渉したり、アームが邪魔に感じることはないですね。

          椅子を机にぶつけてキズが付く可能性については、ベストフィットチェアやハイブリッドチェアは脚がプラスチックですから、そんなに心配には及ばないと思います。
          ただ、キズがつくのはどうやっても避けられないですね。

          我が家の場合、バランススタディの脚(先端はプラスチック)がデスクの脚(スキー脚)に当たって、線を引いたように塗装が剥げています。
          気にならないのでそのままにしていますが、フローリング用の補修ペンで簡単に誤魔化せるレベルです。

          ともあれ、ご主人様も納得の値段を出してもらえると良いですね^^