![オーデリック・FLAT PLATE [フラットプレート] OL291412BC](https://desk.shunoman.com/wp-content/uploads/2026/02/odelic-ol291622cr-01-640x480.jpg)
2025年の11月頃から、私のオフィスで使っているオーデリックの「FLAT PLATE(フラットプレート)OL291412BC」(上写真)の調子がおかしくなってきました。
最初は「あれ?今まばたきしたっけ?」などと思っていたんですよ。しかし、次第にフラットプレートが点滅しているのだと気づき始めました。そして年明けには、数十秒に渡って消灯を繰り返すようになりました。
まだ購入してから6年も経っていません。我が家で初めて購入した同じくオーデリックのLEDシーリングライトは10年近く経つのにまだ現役。当然、LEDシーリングライトが壊れるなんて初めてのことです。
LED照明器具の寿命は約4万時間とされています。4万時間÷6年間÷365日=約18.3時間。さすがにそんなに長時間使っているとは思えないのですが、よくよく考えてみると、1日に15時間くらいは使っているかもしれません。おまけに、節電のためと考えて小まめに消灯と点灯を繰り返していたことが、器具に負荷を掛けてしまっていた可能性もあります。
ケースバイケースだと思いますが、LEDの照明器具って、こんな風に最期を迎えるんですねー。蛍光管の交換が必要になるときって、なかなか点灯しなかったり、点灯してしばらく消灯を繰り返したりするじゃないですか。あれとほぼ同じような感じです。
ともあれ、壊れたものは仕方ない。買い替えることを意思決定したのは早かったものの、次に何を買うかがなかなか決まりません。フラットプレートはとても気に入っているけど、同じものを買うのは芸がない。かと言って、フラットプレート以外に欲しいと思えるシーリングライトもありません。
そこで、以前から気になっていたサーカディアン自動調光調色機能搭載のフラットプレートを購入することにしました。今回はそのレビューをお届けします。
※この記事は2026年2月18日時点の情報に基づいています
オーデリック・OL291622CR

オーデリックのフラットプレートのシーリングライトは6畳用から12畳用まで4サイズあるのですが、サーカディアン自動調光調色タイプは8畳用と12畳用の2サイズのみ。私のオフィスは8畳なので、8畳用の「OL291622CR」を購入しました。
ちなみに、フラットプレートは最大5色のカラーラインナップがありますが、サーカディアン調光調色タイプは今のところホワイトのみとなっています(詳しくはカタログ参照)。
フラットプレートの簡易取付Aタイプはちょっと特殊な構造で、本体と取付板(上写真右側の円盤)が分かれています。
引掛埋込ローゼットに取り付け

サーカディアン自動調光調色フラットプレートは簡易取付Aという仕様で、基本的には上写真の引掛埋込(耳つき)ローゼットに取り付ける必要があります。我が家は私のオフィスとダイニングにフラットプレートを取り付ける前提で、新築時にこの2ヶ所だけは引掛埋込ローゼットにしたという経緯があります。
なお、丸型や角型の引掛ローゼットでも付属の金具をネジで天井に取り付ければ、簡易取付Aタイプのフラットプレートは設置可能です。詳しくは取付ガイドをご覧ください。
また、サーカディアン自動調光調色機能付きは簡易取付Aタイプのみですが、従来型のフラットプレートには取付金具を必要としないクイック取付Aタイプがあります(OL291364BR(8畳用・ホワイト)など)。天井から1cmのすき間が生じますが、賃貸住宅など取付金具の使用が難しい場合はクイック取付Aタイプをご検討ください。
取付板と本体をセット

さっそく取り付けましょう。引掛埋込ローゼットにボルトで取付板をセットし、本体を紐で仮吊りしてコネクターを接続。あとは一般的なシーリングライトのように本体を時計回りに回転させればカチッとハマります。
ただし、サーカディアン自動調光調色フラットプレートは照度センサーが付いているので、取付板の矢印を窓側に向けて設置する必要があります。また、取付板と本体の青丸印を合わせてから回転させて取り付けるのですが、従来品よりも本体側の青丸印が分かりにくかったです(本体側面のラベルの隅に記載)。
センサーでデザインが台無し

従来型のフラットプレートと異なり、こちらはリモコンが付属なので初期設定が不要。早速、スイッチをオンすると、ぱあっと明るく照らしてくれました。
ただ、照度センサーが目立って、満月のような真円のあかりが台無し。照度センサーの存在は購入前から気付いていたものの、「高いお金を払ってコレかー」と無念さを感じます。
照度センサーは余計なお世話

この照度センサーはあかりのデザインを損ねるだけでなく、実用面でも不満を感じます。窓の外から自然光が強く入射すると、点いているかどうか分からないくらい暗くなってしまうのです。
節電のためには良いのでしょうけど、普段カーテンを半分閉じている私にとっては手元が暗くて仕事に支障を来します。これがまた、照度センサーをオフにする方法がないので余計に厄介です。仕方なく、フラットプレートの照度がダウンしたときはリモコンで調光しています。
常夜灯が使えるように

ちなみに、これまで使っていたフラットプレートには常夜灯がなかったのですが、こちらにはそれが付いています。私は使わないんですけど、必要だと思われる方にとってはうれしいことでしょう。
アズール色が青い!

そんなことよりもサーカディアン自動調光調色フラットプレートは、晴天の青空を再現した最高2万ケルビンのAZURE(アズール)色が再現できることが特徴のひとつです。一般的なシーリングライトの色温度は2700~6500ケルビンくらいですからね。桁違いに高い色温度にすることができるわけです。
私にとっても未知の色温度だったわけですが、アズール色をオンにしてビックリ。めっちゃ光が青いんです!アズール色は8千、1.2万、2万ケルビンの3段階から選べるのですが、2万ケルビンは部屋が真っ青。1.2万ケルビンでもなかなかきつくて、私には8千ケルビンが限界でした。
画面が赤く見える

アズール色にすると、こんな風に見えます。8千ケルビンでも壁紙は青白く、相対的にパソコンのモニターやスマホの画面は赤く見えます。ちなみに、カメラは人間の目と違って色調を補正しないので、上写真は私の感覚を伝えるために色調補正した画像を右半分だけハメ込んでいます。
夜になると自動的に暗くなる

アズール色はともかく、このシーリングライトでもっとも重要な機能は日の出から日没まで太陽の光が変化するように、自動で調光と調色をしてくれるサーカディアン機能です。これにより体内時計が整って、朝はスッキリと目覚めることができ、昼は活動的に、夜は体と心を穏やかにしてスムーズな入眠を促してくれます。
これまで私は手元のリモコンを操作して、就寝前の1時間程度は電球色に切り替えるなどしていました。おかげで寝つきが良くなったのですが、サーカディアン自動調光調色フラットプレートなら自動でその作業をやってくれるというわけですね。
ただし、夜でも私はバリバリ仕事をしているのに、照明が先にリラックスモードになってしまいます。サーカディアンは点灯・消灯時刻と曜日の設定だけで、何時から暗くするなどといった細かい設定はできません。適宜、手動で調整する必要があります。
リモコン操作が複雑

従来のフラットプレートはリモコンが別売で「RC919」などを購入する必要がありました。そのため、初期設定(Bluetoothによるペアリング)が必要になり、面倒でもありました。
一方で、サーカディアン自動調光調色フラットプレートはリモコンが付属(RC928)。初期設定の手間もありません。一方で、ボタンが多すぎて操作が複雑です。アズール色=青色だと言いたいのか、インテリアを台無しにしかねない配色もちょっと何だかなーと思います。
ちなみに、上写真右端のRC928はオーデリックの一般的なシーリングライトに付属のリモコンです。こちらのほうが誰にでも分かりやすい操作性で、かつ落ち着いたカラーリングだと思います。
リモコン本来の利便性が損なわれる

サーカディアン自動調光調色フラットプレートは壁スイッチではなくリモコンでの操作が推奨されています。壁スイッチでオン・オフすると、サーカディアン機能が一時停止してしまうからです。
ただ、そうするとリモコンは壁スイッチの近くに設置しなければなりません。部屋の奥に設置すると、暗い中を手探りでリモコンを探すことになるからです。一方で、部屋の出入り口付近にリモコンを設置すると、わざわざリモコンのところに移動して操作する必要に迫られます。これではリモコンの利便性が損なわれてしまいます。おまけに、この位置はちょっと邪魔です。
実際のところ、壁スイッチを押して点灯させても、リモコンでスタートボタンを押せばサーカディアン機能は再開します。また、朝の点灯と夜の消灯時刻を設定すれば、決まった時間に自動的に点灯・消灯されます(壁スイッチはオンの状態で)。
なので、あまり厳密に考えずに使っても問題ないのですが、有益な機能のはずなのに人間が機械に合わせて生活を強いられるようで違和感があります。
昼間に眠くなりにくい!

ここまでネガティブな点を中心にレビューしました。正直、購入からしばらくは少々後悔しておりました。照度センサーのせいでデザインが台無しだし、太陽光が強く入射するとあかりが暗くなってしまうし、アズール色は青すぎてパソコンやスマホの画面が赤く見えるし、夕方まだまだこれからという時間にリラックスモードになってしまうし、リモコンは使いにくいし、良いところがほとんど見つからなかったのです。
しかし、2~3日使ってみて気が付いたことがありました。それは午後に眠くならなくなったことです。また、以前よりもさらに布団に入ってからすぐに寝つけるようになりました。
これはきっと午前中のアズール色のおかげです。アズール色でしっかりと覚醒してサーカディアンリズム(体内時計)が整えられることで、昼食後から夕方までの変な時間に眠気を催すことがなくなり、逆に夜にしっかり眠らないといけないタイミングで眠気を感じられるようになったと考えられます。同時に、翌朝もすっきりと気持ち良く目覚めるようになりました。私は冬の朝が苦手なのに。
ちなみに、アズール色ではなく昼光色(6500ケルビン)でも試してみましたが、アズール色ほどの効果は感じられませんでした。また、朝から出掛けて太陽光を浴びても午後に眠くなることもあり、アズール色の効果を実感しています。
アズール色で集中力アップ!

アズール色を使うようになって午後に睡魔に襲われることがなくなっただけでなく、集中力もアップしたように思います。これは昼光色で集中力がアップするのと同じ原理だと考えられます。
「じゃあ、一日中アズール色で勉強や仕事をすれば良いじゃない!」と思われる方もいらっしゃることでしょう。しかし、世の中そんなに都合の良いことばかりではありません。アズール色を浴びてバリバリ仕事をこなすと、今までよりも早く私自身が電池切れするようになりました(苦笑)今までなら朝から日が変わるころまでだらだら仕事していたのが、最近は夕食後はほとんど仕事をする気になれなくなっています。
アズール色は自然と慣れてくる

当初はアズール色が青すぎて違和感しかありませんでしたが、半月も過ぎると慣れました。1ヶ月ほど使った現在は最大の2万ケルビンでもやや青いと感じる程度で、8千ケルビンに至っては6.5千ケルビンの昼光色とほとんど違いを感じなくなっています。
もっとも、アズール色に慣れると、少しだけ午後に眠気を催すようにもなりました。以前のように眠くて眠くて仕方ないということはありませんが、慣れるのも善し悪しだと思っています。
サーカディアンフラットプレートの〇と×
最後に、サーカディアン自動調光調色フラットプレートの良いところと悪いところをまとめてみたいと思います。まずは良いところから。
アズール色は昼光色よりも色温度が高いからか、サーカディアン機能のおかげで私の体内時計が整ったからか、仕事中に集中力がアップしたように感じます。また、午後に睡魔に襲われることがなくなるとともに、布団に入ってからすぐに眠れるようになり、翌朝はスッキリ目覚めるのが当たり前になりました。睡眠に関しては二重丸と言えるでしょう。
一方で、照度センサーは良くないですね。あかりのデザインが台無しだし、太陽光の入射で暗くなるたびにリモコンで照度をアップする必要があります。また、アズール色は最初は青すぎて気持ちが悪いので慣れが必要です。
あと、私のように朝から晩までだらだらと仕事をしている者としては、ライフスタイルに合っていないと感じるところもあります。夕方のあかりが22時くらいに設定できればベターなんですけどね。
総じて、サーカディアン自動調光調色フラットプレートは「学者と技術屋が作り上げた偉大な失敗作」と言えるところがあるように思います。サーカディアンリズムを整えることは確かに大切です。しかし、ちょっと理念が先行して押しつけが強すぎるように感じるところがあります。また、照度センサーやリモコンの使い勝手についても、ユーザーのニーズよりメーカーのエゴが強く出てしまっているのではないでしょうか。
とは言え、これは偉大と言えるほど画期的な商品であることも確かです。集中力がアップしたり、ぐっすり眠れてスッキリ目覚められるシーリングライトと聞けば、「欲しい!」と思う人は五万といるに違いありません。それが3万円オーバーだったとしてもです。
こういうところが私が「学者と技術屋が作り上げた偉大な失敗作」と言う理由です。オーデリックとしては許し難いところでしょうけど、もっと効果効能が直感的に分かる商品名やセールストークに改めたほうが売り上げに結び付きやすいと思います。
でもこれは本当に素晴らしいシーリングライトです。眠りに少なからず不満を感じてらっしゃる方、朝に起きられない方、私のように引き籠りがちな方、集中力をアップしたいと考えている方は是非お試しください。3万円以上の価値があることは私が保証します。
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