せっかくファニチャードーム本店まで来たのだから、せめて服部家具センター本店には行っておきたい。また、どうせならファニチャードーム本店と服部家具センター本店の間に割って入る形で今年の7月にオープンしたばかりの東京インテリア家具名古屋店にも寄っておこうかなということで、とりあえず見に行ってまいりました。
※この記事は2016年10月10日時点の情報に基づいています
名古屋嬢も大満足!?圧倒的ラグジュアリー
東京インテリア家具名古屋店の店内の雰囲気や売場レイアウトは、先日行った幕張店とほとんど同じでした。そのため個人的には衝撃は少なかったのですが、やはり圧倒的なラグジュアリー感であることに変わりありませんでした。服部家具センターとファニチャードームという名古屋の老舗に割って入る形で進出したとは言え、あくまで我が道を行くという戦略なのかなと思います。
ファニチャードーム本店もラグジュアリー感がハンパないのですが、ファニチャードームの場合はヨーロッパの百貨店のような上品さがあり、東京インテリアの場合はもっとシックで煌びやかな印象であるように個人的には思います。ハイクラスの風格を好む名古屋嬢も大満足なのではないでしょうか。
一方で幕張店とちょっと違うなと感じたのは、メーカー各社のラインナップです。学習机でもそういうところが見て取れるんですが、今までは服部家具センターとファニチャードームという2強に配慮していれば良かったところに、突然東京インテリア家具が進出したわけですから、メーカー各社も戸惑ったのではないでしょうか。
東京インテリア家具はくろがね推し!
学習机売場も幕張店とほとんど同じ感じで、展示台数は約100台(2016年10月5日現在、ベッドデスクや書斎デスクのぞく)。7月のオープンということもあってか、名古屋の学習机商戦のピークは8~9月だというのに、コイズミファニテックとカリモク家具が学習机の搬入をしていました。
幕張店もそうでしたが、東京インテリア家具はどうもくろがね工作所推しのようです。前面にくろがね。そしてくろがねはほぼフルラインナップ。ただし、2017年度新商品の「Shelde(シェルデ)」は見ることができませんでした。逆に言うと、まだ展示台数は増える余地があるということでしょう。
ほか、興味深かったのが、東京インテリア家具オリジナルとして、コイズミファニテックのエルノアールとWDスタンダードが並んでいたことです。エルノアールは2015年度で、WDスタンダードは2012年度で廃番になったものと思ってたんですけど、少なくともWDスタンダードは他でも生き残っていたんですね。
なお、取扱いメーカーは、コイズミファニテック、イトーキ、カリモク家具、浜本工芸、飛騨産業、くろがね工作所、オカムラ、ヒカリサンデスク、大和通商などです。
東京インテリア家具名古屋本店は7月にオープンしたばかりということで、ホルムアルデヒドとソファーなどの革の臭いが相当キツかったです(苦笑)時間があればもっとゆっくり見て回りたかったという思いもありましたが、それ以前に私には長居するのが無理な状況でした。これは何も家具屋の新店に限った話ではなく、大規模ショッピングモールでも同じようなところがあります。シックハウス症の方はもうちょっと時間が経ってから足を運んだほうが良いかもしれません。
2017年の2月には東京インテリア家具大阪店(仮)がIKEA鶴浜ストアの横にオープンする予定です。店舗面積は16,500平米と名古屋本店よりもややコンパクトながら、日本最大級の平屋建て店舗となるそうです。また、店の中に家が2~3棟建つんだとか。ルーム展開ならぬハウス展開ですよ(笑)いったいどうなるんでしょうねー、店の中に家が建つなんて。私には「ペンタくん」のイメージしか湧かないんですが。
オープン直後の混雑もホルムアルデヒド臭もイヤですけど、東京インテリア家具大阪店(仮)のオープンが待ち遠しいです。
コメント 皆様からご質問・ご意見など