ベルメゾンDAYS×杉工場オリジナルデスク「国産学習デスクメーカーと考えた学習机[日本製]」

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「まいにちをかさねよう」がテーマの「ベルメゾンDAYS(デイズ)」。最近、テレビCMもよく見ますね。てっきりアパレルや雑貨が対象かと思ってましたが、学習机もアイテムに含まれていました。それが「なんと!」と言うべきか、「やっぱり?」と言うべきか、杉工場のデスクでした。

※この記事は2016年1月6日時点の情報に基づいています

 

国産学習デスクメーカーと考えた学習机[日本製]

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「国産学習デスクメーカーと考えた学習机」なんて、まるでディノスのようなネーミングですが、ブランドイメージで先行するディノスに倣うとやっぱりこういう感じになるんでしょうか。

「国産」で「シンプルなデザイン」の杉工場のデスクは、ベルメゾンDAYSのイメージにもピッタリな感じがします。上辺っ面だけで中身がない薄っぺらな感じと言ってしまえばそれだけですが、カタログ通販で扱うとなるとこのくらいが限界でしょう。むしろ同業他社より頑張っていると私は思います。

それはさておき、肝心の「国産学習デスクメーカーと考えた学習机」の中身に迫りましょう。ベースはレクスデスクと見られます。引出しが左右同じ大きさのレクスデスクと異なり、こちらは非対称で仕切り板が付いています。この仕切板は良いですね。仕切りの位置を変えたり、取り外すことができるので、使い勝手が良いと言えます。

どさくさ紛れに価格を釣り上げる販売店が多い中で、仕切り板が付いてレクスデスク同等の価格ですから、ベルメゾンDAYSの値付けはとても誠実だと思います。ちなみにわたくし収納マンはベルメゾンのカタログに登場したり、オブザーバーとして商品企画に参加したこともありますが、誠実で良い会社だと思います。

デスク以外のラインナップもなかなかのもの

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「国産学習デスクメーカーと考えた学習机」は基本的に机の上には何も置かないポリシーの下で設計されています。「じゃあ教科書類は一体どうするんだ?」という話ですが、デスク下に押入れ用カートを収めるようなかたちのワゴンが用意されています。

これで小学生の教科書類一式はだいたい問題なく収納できるかと思います。リビング学習でスッキリ暮らしたいというのなら、なかなか良いんじゃないかなーと思いますね。

その他、天板と高さが合うサイドラックや、ディスプレーラックのようなランドセルラックも、デザイン的にも使い勝手の面でも良いと思います。

 

「国産学習デスクメーカーと考えた学習机」シリーズは、「学習用に最適か?」と聞かれれば、私は正直、「否」と答えます。ですが、「リビング学習でも生活感を出したくない」ということを第一に考えるのであれば、構成としてはニジュウマルをあげたいですね。限られたスペースで必要最小限のモノを収めるためには、非常にナイスなコンビネーションと言えます。

ただ惜しむらくはアルダー無垢のオイル塗装という点でしょう。杉工場にウレタン塗装をする設備と技術がないことがただただ残念。もっともウレタン塗装にすればこの価格は無理だと思いますが。

ともあれ、杉工場、ベルメゾンともに、これは「あっぱれ!」ですね。

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コメント 皆様からご質問・ご意見など

  1. るう より:

    はじめまして。
    息子が一人暮らしをするようになり、新たに学習机を購入しようと思い、このベルメゾンのデスク一式を購入しようか迷っております。
    10畳ほどのワンルームにベッド、机、本棚を置きたいのですが、こちらのサイトを拝見して、浜本工芸に惹かれHPを見たところ、タイプ6000というシリーズが使いやすいのではないかと思いました。
    ワンルームですので、机の上にパソコンを置いて、簡単に食事をするスペースもほしいので、ベルメゾンの場合幅110、奥行き63のデスクに幅30のサイドラック、くらいのスペースが必要かと思います。
    タイプ6000の場合片方の足を内側にすると食事スペースにちょうど良いかと思いました。その場合天板は150か180。しかし、これに引き出しなどを付けるとかなりの金額になってしまいます。
    また、収納マンさんはオープンラックをおススメのようですが、杉工場の木と風シリーズですと、机、ベッド、オープンラックと同じシリーズで揃えることが出来ます。
    パソコンは本体とディスプレイが一体型のデスクトップでテレビも兼ね備えています。
    収納マンさんの意見をぜひ聞かせてください。よろしくお願いします。

    • 収納マン より:

      るうさま

      はじめまして^^

      息子さんは大学生、それとも社会人でしょうか?
      ひょっとしたら高校生なのかもしれませんけど、そんなに大きなお子さんの机のご相談はたぶん初めてですね♪

      ワンルームで10畳というのは一般的なワンルームマンションではなくかなり広い印象を受けますね。
      ただ、6畳に比べて10畳のほうがたくさん、もしくは大きな家具が置けるような錯覚を覚えますが、現実はそうでもありません。
      細長い部屋でない限り、真ん中が広くなるだけで、窓が広いことも多いため、家具を置ける壁面はそれほど多くないはずです。

      そのため幅150~180cmの浜本工芸No.6000デスクユニットを置くという案は、一般的に言えばちょっと厳しいような気がします。
      もちろん他の家具との兼ね合い次第ですが、たぶん食事の際は横から座ることを想定されていると思うので、そこに家具をくっつけて置くことができません。
      かなりスペースにゆとりが要る、もしくは複雑なレイアウトを迫られるのではないでしょうか。

      デスクで食事をするという前提ですと、オイル塗装の杉工場のデスクも厳しいかなと思います。
      改めて言うまでもなく、汚れやすいためです。
      実際、ダイニングテーブルでオイル塗装というのはほとんどありません。

      一般的には、一人暮らしならそんなに長期間そこに住むわけではなく、今後また何度か引越しをする可能性が想定されるため、捨てても惜しくない程度のものを買い揃える方が多いのではないかと思います。
      しかし、るうさんの場合は、それでもやはりちゃんとした良い家具に囲まれて、充実した生活を送らせてあげたいということなんだと思います。

      それでしたら、やはり頻繁に水拭きしても大丈夫なウレタン塗装のデスクが良いでしょう。

      サイズは一般的に無理なく収まる幅100×60cm程度のもので、机上にデスクトップパソコンを置く場合はキーボードが下に収まるディスプレイ台を置くと良いでしょう。

      分解可能な浜本工芸No.6000デスクなら引越しの際も問題なさそうです。

      棚は無印良品のオーク材ユニットシェルフなど、やはり分解可能なものが良いように思います。

      ちなみに息子さん御自身はどう思ってらっしゃるのでしょうか?
      そのあたりもちょっと気になるところです。

  2. るう より:

    返信ありがとうございます。
    息子は大学生です。
    大学でのレポートや課題が多く部屋にいるときは勉強していることが多いようです。本人はとにかく勉強する場所がほしいという感じです。

    横から座って食事となると、おっしゃる通り隣に何も置けなくなってしまいますね。

    部屋の形としては、一般的な八畳間から縦方向に二畳分広くなったような感じです。
    パソコンでテレビを見ているためテレビ台のようなものを置く予定はありません。
    型は違いますが、こんな感じなので、パソコンラックではなく机の上に置けるかな、と思ったのですが。

    • 収納マン より:

      るうさま

      なるほどなるほど、息子さんはなかなかの机好きですねー^^
      私も事務所にいるときはほとんど机にへばりついているので共感します。

      部屋の形が8畳間に2畳縦に繋げたような形だとすると、割りと細長い部屋と言えますので、家具のレイアウトはしやすそうです。

      息子さんは机好き、レイアウト面の問題もなさそうということであれば、幅を広くすることよりもL型レイアウトはどうでしょうか?
      イメージとしてはカリモク家具のユーティリティプラスのL型セッティングのような感じです(下写真)。

      もっともこういう形にすると引出しが少なくなるので、普通に袖ワゴン式の学習机を購入し、ワゴンを手前に出し、天板をリフティングしてL字型に配置するほうが合理的であるとも言えます。

      L型レイアウトの使用イメージとしては、たとえば勉強をいったん切り上げて食事をする場合はサイドデスクに勉強道具を移動させ、正面で食事をする感じです。
      各種資料を広げながらのレポート作成やパソコン操作もしやすいと思います。
      それでいてデスク幅は100~110cmで済みますし、模様替えも難しくありません。

  3. るう より:

    ありがとうございます。
    本当なら小学校入学の時にそろえるのでしょうが、私自身机は物置だったことと、自室にこもってしまうのが嫌だっため、小学校入学の時には安い組み立て式の机を購入しました。案の定自室で勉強することはなく受験勉強もダイニングテーブルでしていました。机が本当に必要になったら(大学に行ったら)、男の子ですので、長く使えるいいものを買えばいいと、今回高い買い物をすることになりました。

    早速カリモクのHP拝見しました。
    浜本でもデスクを二台組み合わせてのL型のコーディネートがあったのでL型にできるだけの壁面があればL型も考えてみようと思います。
    夏に物件が空く予定なのですが、まだどの部屋になるかわからないので詳しい寸法がわかりません。ただ、掃き出しの窓があるため壁面の寸法によってはL型は難しいかもしれません。
    いずれにしても、引っ越しの事も考えて、完成品ではなくユニットタイプにします。(と言っても最低6年は住む予定ですが)
    イメージとしては写真のようなワークスペースを学習机で作れたらなあ、と思っていましたが、あまり横に広げ過ぎると他の家具が置けなくなりますね(笑)

    無印のシェルフはかごや引き出しもつけられるようなので本と普段着る服なんかもすべて収納できてしまいそうですね。

    あまり家具の種類が多いとゴチャゴチャしてしまい片付けも大変なので、ベッド、机、シェルフのみで行こうと思います。

  4. るう より:

    今カリモクのHPをじっくり拝見したのですが、ボナシェルタもいいですね。組み合わせ次第でバリエーションが広がりそうです。引き出しやデスクの天板サイズを選ぶところは浜本工芸の6000シリーズに似ていますね。
    目移りしてしまいます(;’∀’)

    • 収納マン より:

      るうさま

      キズや汚れに強いウレタン塗装で、品質のしっかりとしたデスクを探すとなると、カリモク家具と浜本工芸は鉄板だと思います。

      組み合わせのバリエーションでは、カリモク家具のボナシェルタ、ユーティリティ、ユーティリティプラスあたりがオススメです。
      いつまでも変わらない本物の良さを追求するなら、浜本工芸のNo.6000デスクが良いでしょう。

      個人的には、浜本工芸のNo.88デスクと昇降袖Bの組み合わせも良いんじゃないかと思います。
      ユニット型デスクで、袖ワゴンを手前に置けばL字型にレイアウトすることもできるからです。

      最低6年間は住む予定ということは、医学部か大学院に進まれる予定ということでしょうか。
      そうでしたら、かなり本が増えることが予想されます。

      机の上は広いに越したことはありませんが、広すぎると今度は本の置き場所に困ります。
      袖ワゴンを引き出して使ったり、カリモク家具のスパイオキッズのように天板が拡張できるモデルが理想的と言えるでしょう。
      また、部屋は少し狭く感じられますが、デスクトップパソコンを置くということもあり、デスクの奥行はできれば65cm程度あったほうが良いのではないかと思います。

      ワンルームに本棚を置く場合、転倒防止策を講じたほうが得策です。
      一般的にはデスクの横に本棚を置きますから、そうするとベッド側に本棚が倒れてくる可能性があるレイアウトになりがちです。

      万全とは言えませんが、大洋のエースラックに専用のつっぱり棚を取り付けるなどするのが望ましいと言えます。
      背の低い本棚であれば転倒するリスクは減りますが、限られた広さでレイアウトするには限界があります。
      できるだけ奥行の深い本棚に本を前後に収め、突っ張り棚を併用することで安定感を強めるのが良いでしょう。

  5. るう より:

    いろいろとありがとうございます。
    カリモクと浜本工芸で探してみたいと思います。
    No.88とスパイオキッズですね。スパイオキッズの天板の拡張の仕方は面白いですね。
    これから増える本のことを考えると収納スペースは確保しなくてはいけませんね。あと転倒防止策も。

    おすすめのものをじっくり見て検討させていただきます。
    また迷ってしまいましたら(笑)よろしくお願いします。

    • 収納マン より:

      るうさま

      電子書籍が増えたとは言え、専門書は紙の本や図書館に置いていない本も多いですから、本が増えることは想定しておいたほうが良いと思います。

      またご不明の点がございましたらお気軽にご相談ください^^

  6. ゆう より:

    はじめまして。
    来年小学校に入る息子のために学習机を探しています。
    上棚つきで、かつ天板を広く使えて(上棚の位置が低くて天板をスペースとして使えないものも多いので)、本やノートだけでなく、大小様々な学用品の収納やプリント類もごちゃごちゃせずに収納を…と考え、ベルメゾンの机をみているのですが、ご紹介いただいている机の他に、このようなものもありました。

    https://www.bellemaison.jp/product/pic_b/2922018A/C48243pb30_29218A.jpg

    どんぴしゃりのような気もするのですが、実物をみることができず、専門家のご意見をお伺いできればと思います。よろしくお願いいたします。

    • 収納マン より:

      ゆうさま

      はじめまして^^

      教えてくださったベルメゾンDAYSの「収納にこだわったラック付き学習机」icon、これって光製作所(ヒカリサンデスク)が作っているんじゃないでしょうか。

      そう考える理由の第一は、ベトナム製で引出し内部材がパイン材であること。
      天板がパイン材でもない限り、引出し内部材にパイン材を使うメーカーはほとんどありません。

      また、樹脂製フックの形状、引出し内の仕切り板、ペントレー、本棚の仕切り板の突板の処理の仕方などに、光製作所っぽさが散見されます。
      私の中では、光製作所が作っていると断言して良いくらいです。

      つまるところ、クオリティは同社の「SDW-サンワークス2」(2019年度モデルはサンワークス3)と同じような感じではないかと思います。
      いずれもオーク突板のウレタン塗装ということで、質感は似ているでしょう。

      また、ベルメゾンのほうは本棚が大きい代わりにワゴンが付いていません。
      そのためコスト的には抑えやすいですから、5万円前後という価格は妥当なところではないかと思います。

      また、スタイルで言えば同社の「Kコンパクト」に近いと言えます。
      ただし現在はカタログから外れており、東京インテリア家具で見ることができるのみです。
      それとて2019年度はどうなるか分かりませんし、仕様がサンワークスなどよりも上なので、予算はかなり上がってしまいます。

      というわけでつまるところ、ヒカリサンデスクの取扱店でサンワークスをご覧いただければだいたいの質感はお分かりいただけると思います^^
      関西、関東なら、東京インテリア家具、島忠ホームズ、東海なら東京インテリア家具、服部家具センターなどです。

      • ゆう より:

        丁寧なお返事ありがとうございます!ものすごく参考になりました。ヒカリサンデスク、サンワークを見に行ってみます。実はACTUSのFOPPISHにほぼ決めかけていたのですが、収納する学用品のことなどを考えると、こちらが子供にとっては使い勝手がいいのかなと思っています。私自身ワゴンの引き出しを有効に使えた記憶があまりないもので

        • 収納マン より:

          ゆうさま

          アクタスのフォピッシュも良いですねー^^
          価格が違いますけど、フォピッシュのほうが無垢ということもあって重厚感があると思います。

          サンワークスを見て質感をイメージしながら比較してみてください^^