学習机評論家のオススメ

学習机評論家・収納マンが、学習机の選び方やオススメのデスクなどを紹介します。

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家具のプロが教える!学習机をアウトレット価格で購入する3つの方法

      2015/04/03

よく「アウトレット家具」とか「B級家具」とかいう看板を掲げた家具店がありますが、残念ながら大抵の場合はまったくの大ウソです。こういうアウトレット家具店で学習机を見た場合、たとえば「一流メーカー品」の「定価12万円」のものが「赤字覚悟の60%引き!」で「なんと4万8千円!!」なんていう感じで売られていたりするのですが、私が見れば「は?どこのメーカー?」な品質の悪い海外製の商品が「大手国産メーカー並みの定価表示」を添えて「その商品に見合った価格」で販売されているにすぎません。つまり、完全な二重価格なのです。

B級家具に関しても同様で、インドネシアやマレーシアなど東南アジアなどで製造された安物家具は、そもそも雑な作りである上に、船便で運ぶ際は梱包も扱いも雑ですから荷ズレするのが前提で、店頭に並ぶ際には「キズ物=B級」になっているというわけですね。たまたまキズ物になったから安いのではなく、製造・輸入する前からキズ物になることをあらかじめ予想して売価を決め、驚くような値引率を打ち出せるような定価をつけるというわけです。

では本当の「アウトレット家具」や「B級家具」の学習机が存在しないかというとそうでもありません。幸か不幸か一流メーカー品でも必ずアウトレット品やB級品は発生します。ではそれら、アウトレットやB級の学習机はどこで買えるのかということをこっそり(?)お教えしましょう。

 

楽天市場でもアウトレット&B級の学習机は買える!

まずは一番お手軽な方法から。楽天市場でもアウトレットやB級の学習机を探すことができます。

まずジャンルを「インテリア・寝具・収納」>「学習机」に絞りキーワードに「2014年」などと昨シーズンの年度を入力「商品名、商品番号で探す」にチェックを入れます。(⇒ 条件設定済み・楽天市場検索結果ページへ )

ただ、これでは価格が安い順番に並べ替えると、デスクマットなどの小物からズラーッと出てきてしまいますので、だいたいの予算を価格の欄に設定したほうが良いです。また、ワケの分からないメーカーのものや学習机ではないものも多数出てきますので、ジャンルのところでメーカーを絞ったほうが早いです。

ほか、「訳あり」、「在庫限り」などのキーワードを試すのも良いですね。

こうすれば昨年度モデル、いわゆる型落ちの学習机がいくつも出てきます。ただし、敵も然る者。現行商品が出てきたり、全然安くなかったり、2年前の商品が出てくることもあります。本当にお値打ちかどうかはご自分でしっかりと比較検討することが大切です。

なおこの方法は、カリモク家具、浜本工芸、飛騨産業、マルニ木工などの有名ブランド学習机には有効ではありません。これらは基本的に定価表示となっているうえに、大手家具メーカーはネットショップなどにはアウトレット品やB級品を卸さないからです。

楽天市場でアウトレット&B級の学習机を探す

 

狙い目は地域密着の中堅家具店や専門店!

消費者としてはキレイな大型家具店で、ズラーッと新商品が並んだ中から商品を比較検討して購入したいものです。しかし本当のアウトレットやB級の学習机はそういう大型家具店には並ばないのです。なぜなら大型家具店は展示現品が売れるたびに商品を搬出入することを好みませんし、粗利を求めるためメーカーが思うような値付けがされず売り切ることができないからです。

ですから狙い目はまず地域密着の中堅家具店です。大阪あたりでは湯川家具などが狙い目です(※今年見てきましたがありませんでした)。首都圏では私が出入りしていた中堅家具店は全滅しましたので最近のことはよく分からないのですが(苦笑)、メーカーとしては処分したいアウトレット品やB級品が必ず出てくるので、あの店とかこの店とかの大型催事に数量限定で突っ込んだりしているのではないでしょうか。

ほか、全国的に中堅家具店が潰れていっていますので、老舗の中堅家具店が業態転換してアウトレットやB級の家具を扱っている場合があり、その場合は冒頭の例とは異なり本当に良質なアウトレットやB級の学習机も扱っていたりします。

ちなみになぜ中堅家具店かというと、ある程度の仕入力と販売力が必要だからです。メーカーとしては型落ちだからと言うだけではあまり安く卸せないですから、まとめて買ってもらわないとディスカウントできません。そうなると家具店のほうも全部売り切る自信がないとたくさん仕入れられませんから、仕入力と販売力の両方が必要になるのです。

また、メーカーとしては大型店にアウトレット品を流すと競合店舗から苦情を言われる場合がありますので、大型店が目を向けない(もしくは目が届かない)ような規模や地域のお店に並べることが望ましいのです。

話を戻しまして、あとは専門店が狙い目です。大阪の場合は豊中市のデスクランドという学習机専門店など。ただ学習机専門店というのは全国的に見て珍しいので、ここで言う専門店とは特定のメーカーとの付き合いが強いお店のことです。

家族経営的な家具店の場合、もはや価格や品揃えで大型家具店と渡り合うことはできませんから、自ずとジャンルや仕入先を絞って店舗運営することになります。典型的なのは飛騨産業の家具しか置いていないお店とか。そういうお店はメーカーとは持ちつ持たれつの関係ですので、メーカーの営業マンとの意思疎通がスムーズで、アウトレット品を流してもらえる可能性が高くなります。

 

ズバリ、メーカーによるアウトレット店!

最後はメーカーが運営するアウトレット店へ足を運ぶという方法があります。

たとえばカリモク家具の場合は、全国に4ヶ所(横浜市、愛知県知多郡東浦町、愛知県津島市、大阪府茨木市)のアウトレットがあります。飛騨産業は岐阜県高山市に1ヶ所、アクタスは兵庫県の神戸三田プレミアム・アウトレットに1ヶ所あります。

ただ、いずれの場合も学習机に巡り合う可能性は低いと思います。なぜならブランドもののアウトレットの学習机は置けばすぐに売れるので、わざわざ数少ないアウトレット店に運ぶ必要性が生じないからです。
あとはまあ、アウトレットやB級ではないですが、百貨店であれば特招会、社販などを利用するのが妥当でしょう。

以前は百貨店の年始のセールにアウトレット品を数量限定で百貨店に突っ込んだりしましたけど、最近はどうでしょうね。

 

ほか、地域密着の中堅家具店のブライダルセールとか、現品処分市とか、倉庫市とか。店舗以外のホールなどを借り切って開催するセールなどは特に狙い目です。本当に人が集まるようなセールの場合はメーカーが喜んでアウトレットの学習机を持ってきますからね。

いずれにしてもアウトレットやB級品で、思うような商品が、思うような価格で手に入るのは極めて稀だと思います。見つけたらめちゃぐちゃラッキー!私はアウトレットやB級の学習机を並べているうちから売れていくのを何度も経験していますから。

やはり地道に家具屋さんに足を運び、小まめに情報収集することが一番なんじゃないかなと思います。

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