前回は無印良品の「オーク材・無垢材デスク(引出付)」の仕様変更について書きましたが、それは別の目的で無印良品に寄ったついでに気づいたことでした。
私が無印良品に足を運んだのは、新商品のLEDデスクライト「アームライト・正方形MJ-ALS1」を見るためだったのです。
無印良品「アームライト・正方形MJ-ALS1」
写真で見た無印良品の新型アームライトの姿は大変美しく、これは山田照明が作ったんじゃないかと思ったのです。デザインが美しいだけでなく、セードの形状が山田照明の新型「Z-G4000B」(現行モデルはZ-G4000USB)に似ているうえに、設置方法がベースまたはクランプから選べるようになっていたからです。
「山田照明のNさん、それならそうと言ってくれたら良かったのにー♡」と思いながら実物を見て唖然。MJ-ALS1は山田照明ではなく、ツインバード製でした…。
一瞬コケそうになりましたが(苦笑)、気を取り直して性能を確認。白色LEDはJIS A形相当で明るさは十分とは言えないものの、まあまあと言った感じ。一応、10~100%調光も可能です。また、1灯の電球色LEDに切り替えることもでき、こちらは豆球程度の明るさとなっています。
それはともかくとして、アームがヒドイです。グラッグラ!なんじゃこりゃ。これで税込16,000円なんてボッタクリだと思いました(※下記注)。なお、セードの形が少し異なる「アームライト・長方MJ-ALR1」もツインバード製で、同様にグラグラのアームです。
ちなみに、同じく新商品の「手元をてらすリビングライトMJ-TLL1」もツインバード製で、これはプロパーの「LE-H318W」がベースになっているようです。スペックが向上しているとは言え、ちょっと価格が高いように思います。
LEDアルミアームライト・クランプ付MJ1506
無印良品には意外とLEDデスクライトがいくつもあります。たとえばこちらの「LEDアルミアームライト・クランプ付MJ1506」。山田照明の「Z-108LED」(現行モデル:Z-108N)に似ているんですが、山田照明でもツインバードでもなく、キャリアという会社が作っているみたいです。
ただ、Z-108LEDと比べると何一つ良いところがありません(苦笑)スイッチはセード上部ではなくコードの中間スイッチだし、アームは精度が低く、照度もショボイ。おまけに価格も高いです。
LED平面発光コンパクトデスクライトLE-R3150
「LED平面発光コンパクトデスクライトLE-R3150」は商品名の通り平面発光ということで、光がやさしくてなかなか良い感じです。平面発光と言っても疑似的なもので、導光板の側方からLEDの光を通して面発光しているように見せています。これはメーカー不詳です。
基本的に私は面発光が好きですし、デザイン的にもこれは素敵だなーと思ったんですけど、とにかくアームがちゃんと自立してくれません(苦笑)すぐにおじぎしたり、後ろに倒れてしまったりで、とても使い物にはならなさそうです。
家具に関してはかなりマトモになってきた無印良品ですが、家電製品に関しては相変わらずだなーと改めて思いました。デザイン系家電の典型的なパターンで、とにかく耐久性が低く、実用性にも乏しく、ただ価格が割高なだけです。
そういう調子なのでなおさらロットが捌けず、ますますデザインだけが独り歩きしてしまうわけですが、そもそも無印良品のLEDデスクライトは簡単な読書用程度のものばかりですし、学習用としてはスルーすれば良いでしょう。
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