学習椅子を購入する際は、フローリングの上で使用するなら4本脚、カーペットの上ならキャスター付きのものを選ぶのが基本です。フローリングの上でキャスター付きの椅子を使うと、床に押しキズがついてしまうからです。逆に、4本脚の椅子はカーペットの上で滑りにくくて子供には扱いづらくなってしまいます。
そんなわけで、キャスター付きの椅子を使いたい場合はカーペットを敷けば良いわけでですが、リビングダイニングで学習机用のデスクカーペットを敷くというのはちょっと抵抗を感じる人もいらっしゃることでしょう。また、チェアマットというのもちょっと違和感を覚えるかもしれません。
そんな方にはアスワンの「ロボフロアー・ナチュラルズ」をオススメします。
※この記事は2019年3月27日時点の情報に基づいています
アスワン「ロボフロアー・ナチュラルズ」
カーテンやカーペットなどのインテリアファブリックを扱うアスワンの「ロボフロアー・ナチュラルズ」は、フローリングのような木目調のカーペットです。2m幅のロールカットタイプ、もしくはマットやラグのサイズのタイプもあります。
木目調のカーペットと言ってもクッションフロア(=ビニール)のようなものではありません。ナイロン100%の非常に細かいパイルが平米あたり7千万本以上も植えられた正真正銘のカーペットです。
見た目はフローリングだけどカーペット
サンプルを拡大して見ると、ホラこの通り。ちゃんとパイルがあるカーペットでしょう?
木目はフランスでデジタルプリントしているそうです。高い技術力が求められるので日本では作れないんだとか。もちろんコストも高いです。
ナイロン100%なので摩耗に強いです。おまけに防水性なので、たとえば醤油をこぼしても比較的簡単に汚れを拭き取ることができます。墨汁をこぼしても、ちゃんと拭き取ればシミにならないそうです。
しかも、表面は適度に滑る感じです。靴下やスリッパで歩いてもツルっと滑る感じではなく、かと言って歩きづらさを感じることもありません。何と申しましょうか、とてもちょうど良い感じなのです。
裏面はクッション性のあるPVC
裏面はこんな感じです。フローリングに貼り付くような感じではなく、あくまでも滑り止め程度という感じ。
こういう長尺シートはめくれ上がりが気になるところですが、基材がグラスファイバーでシッカリしているので、めくれ上がる心配はありません。また、ハサミでカットしても端がほつれてくることもありません。
ちなみに、厚みは4.3mmとなっています。
価格が高いのが難点
このように良いこと尽くめのロボフロアー・ナチュラルズですが、ひとつだけ難点があります。それは非常に高価なこと。デスクカーペットに近い140×200cmのラグタイプで実売価は2万円前後。ロールカットタイプでも同じサイズなら価格はほとんど変わりません。
学習机メーカーのデスクカーペットが3千円前後からで買えることを考えると、桁外れに高価だと言えます。しかしながら、インテリア性を損なうことなく床を保護できることを考えればプライスレスでしょうか。
ちなみにロボフロアー・ナチュラルズは、ペットを飼っている家庭に口コミで広まっているそうです。滑らないし、キズもつかないし、クッション性もあるし、汚れにも強いからです。特にペットが年を取ってくると、これなしの生活は考えられないということです。
6畳間に敷き詰めると普及品のフローリングを敷き詰めるのとほとんど変わらないコスト(8万円弱)になってしまいますが、フローリングとはまた違った良さがあるので、これはこれでよろしいのではないかと思います。
個人的には、せめて半値になれば最初からこれを家中に敷き詰めたいなーなんて思ったりします。だって、めちゃ気持ち良いんですもの(笑)
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