先日は多くの方に浜本工芸presents「佐藤ママ&収納マン インスタライブ」をご覧いただきましてありがとうございます。一方で、当日は見ることができなかった、見ていたけど映像の状態が良くなかった、とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方々のために、期間限定でトークイベントの様子を浜本工芸が公開してくれています。インスタグラムもしくはYouTubeにてご覧ください。前半の佐藤ママのパートと後半の私のパートの2本立てとなっておりまして、いずれも2021月11日27日(土)まで視聴可能です。
今日を含めても3日ちょっとしかありません。お急ぎください!
【前半】佐藤ママ(11/27まで)
※配信終了しました
【後半】収納マン(11/27まで)
※配信終了しました
佐藤ママは本当にお話が上手ですよねー。まさに百発百中で心に撃ち込まれるマシンガントークです。それに引き換え私はもともと話が下手なのに今回は史上最悪レベルでグダグダでした(苦笑)
やっぱり、勉強も人前で話すのもいかに数をこなすかが重要ということですね。
佐藤ママ『3男1女東大理3合格百発百中絶対やるべき勉強法』
今回のインスタライブが開催される以前から、佐藤ママ(佐藤亮子氏)のことはもちろん存じ上げておりました。ただ、食わず嫌いと言えば良いのでしょうか。偏屈者の私としては「東大」というキーワードにまったく興味が持てず、これまで著書を拝読させていただく機会がありませんでした。
しかし、インスタライブの1ヶ月ほど前になって、佐藤ママと同じ日に同じ会場ということが判明。超有名な方なのに著書の1冊も拝読したことがありませんというのでは失礼極まりないので、慌てて浜本工芸の机が表紙に出ている『3男1女東大理3合格百発百中絶対やるべき勉強法』を取り寄せた次第です。
勉強はとにかく基本が大切
もう30年近く前の話になりますが、私の同級生にM君という人がいました。M君は授業中によく居眠りをしていて、家でもよく寝ているとお母さんがボヤいていました。それでも、灘中の問題は簡単に解いちゃうし、数学オリンピックにも出場しました。辛うじて私が勝てていた日本史もM君はちょっと本気を出すと一瞬で抜き去り、その勢いのまま東大に行ってしまいました。なので、東大に行けるのはM君のような天才だけだと私は思っていたんです。
しかし、本書を読むと必ずしもそうではないということが分かりました。佐藤ママがお子様方を観察していた様子を見る限り、お子様方は至って普通で、放っておけばサボることも多々あったようです。それでも佐藤ママはお子様方を不用意に叱ることはせず、ひらがな、カタカナ、たし算、九九といった基本中の基本のことをトコトンやるようにしっかりとフォローし、そのスタンスを維持したまま東大への階段を上って行ったということなんだろうと思います。
勉強に前向きに取り組むための育児書
ともあれ、この本を「子供をぜひ東大に入れたいお母さんのための教育本」と捉えると非常にもったいないと思います。そうではなく、お子さんに前向きに勉強に取り組んでもらいたい、そのために親ができることを知りたいという親御さんにこそ読んでいただきたい育児書だと私は感じました。別に東大なんて目指さなくても、のびのびと育って欲しいと考えてらっしゃる親御さんにも、ぜひ読んで欲しい本だということです。
この本には「東大でなければ意味がない」という嫌味な感じはまったくありません。逆に、佐藤ママが愛するお子様方を普段からとてもよく観察されている様子がひしひしと伝わってきます。この本を読めば、「なるほど、子供をこういう風に見れば良いのか」ということがとてもよく分かるようになると思います。
「収納」に通じるところも多い
- よく見ていないと褒められません
- 人と比べないと、子供のことがよく見えてきます
- 言い訳上手なお母さんの子どもはやはり言い訳上手
今回のインスタライブでは、私は学習机評論家としてというよりも収納の専門家としてお話ししました。親御さんとしては子供の学習環境を整えてあげなければならない、片づけもできるようにしないといけないと思われるでしょうが、勉強も収納も親御さんができる環境づくりは共通点が多いと思います。
本書で書かれている内容でも、収納に通じるところが多いと感じます。とにかくお子さんをよく見ること。よそのお子さんやきょうだいと比べないこと。言い訳しないこと。親がまず手本となること。
まだ子育て中の私が言っても説得力がありませんが、お子様方を立派に育て上げられた佐藤ママがおっしゃっていることですから勇気が湧いてきますよね。
というわけで、佐藤ママの本はオススメです。私の娘もそろそろ大学受験というタイミングなので、妻にももちろん勧めたいと思います。
もっとも、もっと早いタイミングでこの本に出会っていればと後悔するところもあります。幼児教育についてもっと真剣に考えておくべきでした。
でも、何事も思い立ったが吉日です。小学生でも、中学生でも、高校生でも、今からでは遅いということはありません。親がやるべきことはこの本に書かれている通りだと思いますので、私も大いに参考にさせていただきたいと思います。
コメント 皆様からご質問・ご意見など