2016年度の浜本工芸は、興和のLEDアームライト「LUPINUS(ルピナス)EK263」の取り扱いを開始しました。これ、個人的にはちょっと驚いたんですよ。
興和のLEDアームライト「ルピナス」自体は2013年度には実物を確認していました。特徴は面発光で目に優しいこと。確かにそうかなー程度には思ってましたが、シェード幅も決して広いわけじゃないし、別に学習用という感じではないなーと思っていました。
でもここに来て浜本工芸が取り扱いを開始したわけです。「これは何か意味がある」…そう改めて思ったんです。
※この記事は2015年11月5日時点の情報に基づいています
浜本工芸オリジナルではない興和のEK263
山田照明のZ-10Nは浜本工芸をはじめいくつかの学習机メーカーが扱っていますが、興和のEK263は学習机メーカーとしての取り扱いは現状では浜本工芸のみです。しかしEK263は浜本工芸のオリジナルというわけではなく、興和のプロパー品で、興和のオフィシャルショップでも購入可能です(上商品写真リンク先参照)。
浜本工芸のオリジナルではないのですが、取扱店舗は少ないようで、ヨドバシドットコムでは浜本工芸での定価よりも高く販売されています。
あ、ちなみに興和は「キャベジン・コーワ」や「ウナ・コーワ」の興和ですよ。ルピナスは医薬品開発の現場で培ったノウハウを基に開発したLEDデスクライトだそうです。
眩しくない!面発光の興和・ルピナス
今回、改めて興和のLEDアームライトをじっくり観察しました。浜本工芸取扱いのEK263だけでなく、EK261などの興和・ルピナスの他のモデルも、他社の学習用LEDデスクライトも、1時間くらい掛けてじっくり比べてみました。
その結果分かったことは、やっぱり興和のルピナスは目に優しい感じがするということです。直接、光源を見ても眩しくないのです。他社の学習用LEDデスクライトの光源を直接見ると眩しくて仕方ないのですが、興和のルピナスだったら、もちろん全然眩しくないわけじゃないですが、見ていられるのです。
そもそも蛍光灯でもLEDでもデスクライトの光源なんて直接見るようなもんじゃありません。でも、反射光を比べてみても興和のルピナスのほうが目に優しい感じがするのです。これはやっぱりスゴイことなんじゃないかと思いました。
興和のルピナスはまるで電子ペーパーのような自然な灯り
こういう主観的&感覚的な表現だとちょっと分かりにくいかと思いますが、アマゾンの「Kindle Paperwhite」や楽天の「Kobo Glo HD」といった電子書籍リーダーと、一般的なスマホやタブレット端末の違いに似ている、と言えば分かりやすいでしょうか。
電子書籍リーダーとタブレット端末は形こそほとんど同じですが、タブレット端末はじっと画面を見ているとすごく目が疲れやすいものの、電子書籍リーダーはそれに比べるとほとんど目が疲れません。それはタブレット端末のディスプレーがそれを見る人に向かって発光しているのに対し、電子書籍リーダーは画面に光を当てているからです(もちろん液晶と電子ペーパーの違いという側面のほうが大きいのですが)。
興和のルピナスとそれ以外のメーカーのLEDデスクライトはともに机上を照らす構造であるため、それを電子書籍リーダーとタブレット端末に置き換えて説明することは不適切ではありますが、感覚的にはそれらの違いに似ていると私は感じました。
ちなみにEK263は調光機能はありますが、調色機能はありません。しかし目に優しい感じの光なので、個人的には調色機能がなくても大丈夫かなという感じがしました。
シェード長の割りに広く照らせるEK263
興和・ルピナスEK263がスゴイのは、目に優しい感じがするというだけではありません。シェード長(幅)は決して広くないのですが、その割りに広く照らすことができるのです。
以下、浜本工芸の2016学習家具カタログを参照しながら説明させていただきます。興和のEK263と山田照明のZ-10Nはいずれもシェード長は420mmです。そして直下照度はEK263が1600Lx(※1)、Z-10Nは2430Lxとなっています。つまりZ-10Nのほうが光源は明るいわけです。
一方、それぞれの照度分布図を見ると、4時の方向ではEK263は929Lx(30cm)、400Lx(50cm)となっており、Z-10Nは同じく1002Lx、360Lxとなっています。これらを比較すると、Z-10Nのほうがデスクの端に向かうほど光が急激に弱まっていることが分かります。つまり、Z-10Nのほうが光にムラがあり(均斉度が低い)、EK263のほうが光にムラがない(均斉度が高い)のです。
6時の方向を見るともっと大きく差が出ます。EK263は1075Lx、513Lxとなるのに対し、Z-10Nは885Lx、296Lxと、かなりの差が出ます。直下照度はZ-10Nのほうが明るいことを踏まえると、Z-10Nはかなりムラが大きい光であると言えますし、それよりもEK263の光のムラのなさに驚かされます。
※1…厳密に言うと浜本工芸のカタログではEK263の1600Lxというのは”光源中央直下から7cm手前”となっていますが、興和のオフィシャルショップでは直下照度と解釈できる表現となっています。
EK261よりも学習用に最適なEK263
照度分布図などから、興和のEK263は山田照明のZ-10Nよりも優れていることが分かりました。では、同じ興和のEK261と比べてみるとどうでしょう?
私は最初、EK261のほうがシェード長が長いし、価格も高いので、EK261のほうが学習用として適しているんじゃないかと思いました。しかしEK261とEK263それぞれの照度分布図を比較してみると、EK263のほうが学習用として優れていることが分かりました。EK263はEK261同様の構造でありながらEK261と比べて照度が23%アップしており、より広い面を照らすことが可能なのです。
ただし、EK261のほうがアームがスマートで、調光もLED表示が付いていて操作しやすいです。EK263はアームが無骨で、調光に表示が付いていないので分かりにくいです。その点はちょっと残念です。
カリモク家具KS0133との比較
面発光のLEDデスクライトを扱っている学習机メーカーは浜本工芸だけではありません。カリモク家具が2014年度から取り扱っているKS0133も面発光です。こちらはコニカミノルタ製と思われます。
KS0133も面発光で興和のルピナス同等の効果が得られるはずなのですが、個人的な感想を言うと、実物を見ても照度分布図を見ても興和のルピナスに劣る感じがします。「面発光だから良い」とは一概に言えないのでしょう。
コイズミファニテックECL-611との比較
では、興和のEK263とコイズミファニテックのECL-611を比較してみるとどうでしょうか?
コイズミファニテックのLEDデスクライトの照度分布図は独特で、正確な数値が分かりにくいのですが、ECL-611の直下照度は1100Lx、半径50cm地点では500~750Lxとなっています。これはつまり、EK263よりも直下照度が低く、50cm地点ではEK263よりも明るいことを示しており、ECL-611のほうが光にムラがない(均斉度が高い)と言うことができます。
以前にブルーライトについてコイズミファニテックに質問したところ、「光源を直接見るわけではないので関係ない」という趣旨の回答をいただきました。同様にEK263の光源を直接見てもあまり眩しく感じないけれども他社製は眩しいと感じるということは、あまり意味がないのかもしれません。
でも前述の通り、興和のルピナスはやっぱり反射光も眩しく感じませんし、目に優しいように思います。一方で光のムラのなさという点では、コイズミファニテックのほうが勝っています。
さて、どちらを優先したものでしょう?現段階では私にはちょっと分かりません。浜本工芸に聞いてみれば何か分かるような気もしますけど、たぶん「お客様の多様なニーズにお応えできるようにラインナップを用意しております」とか、無難な回答しか返ってこないだろうなー(苦笑)
ただハッキリと言えることは、興和のEK263は決して悪いものではないということです。というか、むしろ良い。少なくとも山田照明のZ-10Nよりは優れていると思います。あとは御自身の目で見てご判断いただければと思います。
コメント 皆様からご質問・ご意見など
収納マンさん、まだデスクライトで悩んでいたので、こちらの記事が大変ためになりました。
ありがとうございます〜!
私の中で、1mm取付部板厚超えているけど、デスクマット削る覚悟で(ボナシェルタ37mm+デスクマット2mm)ECL358にしよう!もう一度現物確認して、と思っていました
(本当は、ECL611がカッコよくて一目ぼれでした。こちらは厚さが無理で…)。
また、私の中でルピナスさんが再浮上しました!こちら地方ですが、大塚家具にあるかな…探してみようと思います。
ヨドバシにあったEK261は調整中とのことで、光がつかなかったんですね。しかも、アームが壊れてお辞儀したような状態でした。この形のデスクライトは、やはりアームの故障は覚悟しないといけないのかなと思いました。
でも、私は長女の眩しすぎる蛍光灯に大変不満があるので、優しい光には興味があります〜!
カリモクのライト(廃番モデル)ですが、眩しくて、壁に向けて間接照明みたいに使っています。私には調光機能も魅力です。ボタンの押しやすさは、絶対コイズミさんだと思いますが、悩みます。やはり見てみないと、わからないですね!うむー。
事務員ママさま
興和のルピナスEK261は改めてじっくり見てみて、アームの美しさに惚れ直しました♪
もちろん光も軟らかくて良い感じ。ただ、シェード幅の割りには均斉度は高いものの、実際に100cm幅以上のデスクで使った場合はどうかというと、ギリOKという感じはしますが、学習机メーカーの幅の広いデスクライトに比べればちょっと心配という感じです。
あと性能的にはEK263のほうが上なんですけど、EK261のほうがカッコイイし、調光状態がLED表示で分かりやすい…。このあたりも悩ましいです^^;
いまウチの子が使ってるデスクライトが壊れたらこれにしようかな~なんて思うくらいなんですけど、我が家のデスクは上棚の左端にライトを取り付けるタイプなので、センター置きのEK261は無理っぽいです^^;
カリモクのライト(廃番モデル)…眩しいとのことですが、パワーLEDのものでしょうか?あれは確かに眩しいですよね。しかも調光機能ナシですか?
でも眩しいからと言って減光しても結局薄暗くて物足りなく感じてしまうんですよね。売場だと間接照明がすごく明るいから手元のLEDライトを減光しても意味があるように感じますが。
浜本工芸取扱いのEK263はIDC大塚家具にもあるかもしれませんね。
興和のルピナスの取扱店舗一覧は興和のホームページにあります。
たぶん実物見たら一目惚れしてしまうと思いますよー^^
でもEK261かEK263かコイズミファニテックか…悩ましいのはむしろそこからかもしれません^^;
収納マンさま
貴重な情報ありがとうございます^_^
EK261はアームがかっこいいんですね!
収納マンさんが子どもに買ってあげたくなったエピソードで、
ポチッと押してしまいそうです・・・
もう少し、デスクライトを口実に家具屋さんめぐりを
楽しもうと思います。家具が好きなんです!
その原点は、やっぱり自分の学習机です。
小学校入学のお祝いにおじいちゃんに
もらった上棚付きの学習机を自力で動かし、模様替えを楽しんでいました。
和室でしたが、畳傷ついたでしょうね^^;
その頃、コクヨくるくるメカのCMを見て憧れていたものです。
高校に入って、大人ぽい平机を買いなおしてもらいました。
当時バブル時代だったと思います。ノーブランドか、コイズミさんだったか、忘れましたが、安売りで4万円くらいでした。昔懐かしい衣装ダンスのような底の厚い立派な引き出しで、頑丈な作りでした。実家が諸事情で処分されると同時に処分され、もう二度と会えなくなってしまいましたが、大学入試、就職試験と相棒になってくれました。
それからは、家具を見るときは、引き出しをあけて、底をコツコツたたいてしまいます。
カリモクの机はデザインが素敵ですが、私の机の引き出しと比べたら、華奢な感じがします。
作りは丁寧ですけど。やっぱり自分の机が基準になっています。
だから収納マンさんが言う、学習机は引き出しが命というのは、本当に同感です(^.^)
事務員ママさま
うわ~っ、事務員ママさんのお話、めちゃぐちゃ共感してしまいます~^^
私の初代の学習机は乳が経営していたリサイクルショップから買ってきたもので、スチール製のハイタイプでした。二代目は中学生くらいにホームセンターで安いスチールデスクを買ってくれたものです。
なんで途中で買い替えることになったのか、私はまったく記憶がないんですが…。
でも二代目にセットしていた椅子はなぜかコクヨのくるくるメカでした。
もう中学生になったら高さを調整する必要がないのに~(笑)
で、私と兄弟の部屋はプレハブの物置の隅だったんですけど、よく勝手に机や他のモノをズルズル引き摺って模様替えしていました^^;
家具の良さを知ったのは家具メーカーに入社してからです。それも、自社商品よりも和家具の素晴らしさに感激してしまいました。
タガヤサン、ブビンガ、シタンなどの銘木の座卓や、車が1台余裕で買えるような価格の婚礼箪笥など。
やっぱり自分が見聞きしたものって、自分自身の考え方を作るものなのですね。
初めまして。
一人っ子年長男児の母です。
この夏頃からこちらでいろいろと勉強させていただいています。
学習机購入のご相談です。この記事に関係ないことですみません。
実は、私の中で一番の候補に上がっているのは
収納マンさんの評価が芳しくない
カリモクとベネッセの「学びデスク 高さ調節タイプ スタンダード」。
(色はピュアオークルかナッツシェル。ナッツシェルを選んだ場合、天板はサクラかな)
これの110センチ幅のものをリビングに置くつもりでいます。
(将来的には子ども部屋へ移動)
理由は2つあります。
一つは高さが調節できるということがとても魅力的に感じること。
現在、ダイニングテーブルに子ども用のイスで食事をしているのですが、
子どもが乗ってから、親がイスを動かさなければならないのがとても面倒です。
また、子どもは足置きに足を乗せず、いくら注意したり、
高さを変えたりしても変な姿勢で座っているため、
足が床につくのが大事なのではないかと思いました。
二つめは単純、主人がカリモクのファンだからです。
実際、ショールームへ行って実物も見てきました。
将来、カリモクで収納を増やしたときも合いそうだと思ったのですが、
(今は机と椅子のみ購入予定)
確かにちょっとデザイン的に古さは感じました。
収納マンさんに「これを買え」と背中を押して欲しいのか、
「いや、こっちの方が良いぞ」と言って欲しいのか、
自分でもよく分からなくなってきましたが、
何かアドバイスをいただければと思います。
あやぽんさま
はじめまして^^
いや~、私の発言があやぽんを困惑させてしまったようで申し訳ありません^^;
私が天板昇降式デスクをあまり好まないのは、天板昇降式デスクのブームがあったからなんですね。
確かに子供の足が床に着くことは大事。でも小学校低学年~中学年の間のためだけに、袖引出しの収納の少なさに目をつむってもよろしいものかと、そういうメッセージを送り続けていたのです。
コクヨのくるくるメカ同様に、天板昇降式デスクのブームにはいつか終わりが来ることも分かっていましたからね。
一方で、天板を低くすると子供が座りやすいだけでなく、リビングに置いても圧迫感が少ないというメリットもあります。
袖ワゴンも途中で買い替えるとか、最初はセットせずにあとで買い足すとか、十分な広さがあって他に収納家具を置くことができる場合は、天板昇降式デスクのデメリットはほとんど関係ありません。
なのでそのあたりをご理解していただいた上であれば、天板昇降式デスクを選ぶことはまったく問題がないどころか、むしろメリットのほうが大きいと思います。
毎度毎度このように「お断り」させていただけば一番良いのですが、そうするとどうしても分かりにくくなってしまうため、天板昇降式デスクはキライ、組み替えデスクはキライ、自然塗装はキライという風に、偏った表現になっております(苦笑)
まあそんなわけで、あやぽんさんが先々まで見越されて「学びデスク 高さ調節タイプ スタンダード」をチョイスされるなら、良い選択肢だと思います。
ちなみにスタンダードは色に関わらず素材はナラですね。サクラは「日本の木」シリーズですね。「日本の木」シリーズには整頓ワゴンのロータイプはないので、2段昇降式を先に購入してキープしておいたほうが良いかもしれません。またそれよりもチェアの素材が難しいですね。
機能的には問題ないとして、確かにデザインはちょっと気になるところですね。
その場合は浜本工芸のNo.16デスクも選択肢に入るかと思いますが、ご主人様がカリモクのファンでしたら、そりゃあやっぱり学びデスクでしょう^^
収納マンさま
早速ありがとうございました。
これでカリモクベネッセを購入する決断が出来ました!
とは言え、来年、新しいデザインの高さ調節タイプが発売されたら
少し落ち込むかもしれませんが、
きっとお値段は上がっているでしょうし、
収納マンさんの読み通り、消えるかもしれないかもしれないので、
ここで決定することにしました。
ワゴンについては仰るとおり、引き出しに魅力を感じないので、
今回は購入しない予定です。
リビングには壁面収納がありますし、
こども部屋に移動させるときに改めて考えたいと思います。
それで、今回またご相談したいことが2点出てきました。
1,成長チェアをファブリックにするか、合成皮革にするか
お返事をいただいた中に「チェアの素材が難しいですね」とあるのは、
このことでしょうか?
それとも色でしょうか?うちはナチュラル系なので、机と同じくナッツシェルかピュアオークで、
座面はファブリックなら汚れが目立ちにくいブラウン、
合成皮革ならアイボリーか、ブラウンか、モカブラウンを考えています。
2,デスクはリビングの畳コーナーに置くことになるのですが、
学びデスク用ラグマット(ベージュ)は必要でしょうか?
お忙しいところすみませんが、収納マンさんの考えを教えてくださると嬉しいです。
あやぽんさま
カリモクとベネッセの「学びデスク 高さ調節タイプ スタンダード」でお決まりのようで良かったです^^
「チェアの素材が難しいですね」と申し上げたのは、素材をサクラにされた場合の話です。成長チェアの素材ははナラ&ブナですからね。
でも、座面の張地も難しいところですね。
触り心地や通気性のことを考えると布のほうが良いです。また、ずるずると滑りにくいというメリットもあります。
合成皮革はやはり汚れにくいし、汚れても拭きやすいのがメリットです。
個人的には、合成皮革は夏場は汗でベタッとしやすく、冬は冷たく感じるので、布のほうがオススメかなと思います。
耐久性は結局同じようなものだと思います。
畳コーナーにデスクを置く場合は、ちょっと悩ましいところですね。
畳を傷めないようにするためにはデスクカーペットを敷いたほうが良いですが、ダニの温床を作らないようにするためには何も敷かないほうが良いです。
それにしても学びデスク用ラグマットはお高いですね~^^;
収納マンさま
チェアの素材ですね。
購入にあたって、もう一度ショールームへ行くつもりですので、
そのときによく見てきたいと思います。
座面の張地については、私の考えているメリットと一緒でした。
合成皮革にクッションも考えたのですが、やっぱりファブリックですよね。。。
畳の上にデスク(というか椅子)を置くのは、やはり畳に傷がつきますよね。
畳コーナーの下は床暖房になっているので、ダニの心配はない(はず)のですが、
お値段に躊躇しています。
いろいろと教えてくださってありがとうございました。
ご相談することによって、自分の中でも考えが整理されて
とても良かったです。
あやぽんさま
ご主人様がカリモク家具のファン=家具好きなら、やっぱり椅子はファブリックでしょう♪
学びデスク用ラグマットはちょっと価格が高すぎるように思うので、他の学習机メーカーのものや市販品を検討されてみてはいかがでしょうか?
ナイロン製のラグは耐久性に優れていますが、高価なものを買ったところでデザインが良いわけでもないので、手頃な価格のものを購入して、状況に応じて買い替えるのが良いと思います^^
収納マンさま
お返事ありがとうございます。
これで買うものが全て固まりました!
学習机を購入した後も、頻繁に覗かせていただきます。
これからも興味深い記事を楽しみにしていますね。
本当にありがとうございました。
あやぽんさま
もう全部決まりましたか!それは良かったですねー^^
私もあやぽんさんのお役に立ててうれしいです♪
またいつでもご訪問ください^^
収納マン様
先日浜本07と全面バックパネルに決めましたが、照明はとりあえず今現在使用中の蛍光管のアームライトを引き続き使おうかと思ってました。
が、取り付け部も金属で大きいし、3kg以上はありそうな結構な重さなんです。上棚に取り付けるのは難しいでしょうか。
それで、じゃあ購入しようかと思った時に、興和のEK263とコイズミSCL357で悩んでます。
興和の医療技術に基づいた、前に伸びる柔らかい光はいいなぁとおもってます。
でも上棚にとりつけると、光が前に伸びるEK263はかえってまぶしいとか、頭が影になるとかありますか?そんな商品レビューを見たもので。
あと、多重影についてはコイズミも配慮してると思いますが、この二製品ではどれほど違いますか?
正直、面発光LEDの競合品があまりない中で、今後も進化していくだろう興和EK263を実売価格でコイズミSCL357の2倍もの金額で買うのは躊躇します。
EK261は値段が下がってて良いなと思うんですが、バックパネルの中央に取り付けるのは無理ですよね。
何はともあれ、興和のデザインの方が大人になっても飽きないかと。
って、これってまた子供を置き去りにしてましたね(⌒-⌒; )
子供にはコイズミの方が使い易いんでしょうね。ところで収納マンさんのお子さんはモード切り替えてますか?
うちはやらなそうな気がしてます。
そしてコイズミのタッチパネルは、使ってるうちに破けて見苦しくなりそうなのも気になります。
いろいろ散漫な質問になってしまい申し訳ありません。
急いでないので、おひまな時にお返事いただければ幸いです。
たるとままさま
たとえばコイズミ照明のSCL-357は重量が1.7kgなので、3kg以上もあるという蛍光灯デスクライトは重いと言えば重いですけど、おそらく違いは2kg前後です。
それを上棚に取り付けた場合、理屈上は上棚に負荷を掛けますけど、それほど大きな問題はないように思います。
興和のEK263は光が手前へ広がるということですが、個人的には理屈上の話に過ぎないように感じます。
というのも、興和の面発光は疑似的な面発光と言える仕組みで、面そのものが光るのではなく、LEDを導光板の側面から照らしています。
LEDはそもそも蛍光灯に比べて光が直線的にしかも短い距離しか届かないため、照射面に対してダイレクトに光を届けない面発光の仕組みは本来、机上全体を照らすのには適しません。
実際、EK263の照度分布図を見ても均斉度が低く、シェード直下と机の端では照度にかなり差が出ます(浜本工芸のカタログでC3763とEK263それぞれの照度分布図を比べると分かりやすいです)。
また、実際に興和のルピナスミニを試してみたところ、やはり発光面の大きさの割りに光の到達距離が短いように感じました。
とは言え、面発光の光の優しさはそういった問題をカバーして余りあると思いますし、学習用LEDデスクライトとして大きな問題はないと思います。
光が手前に伸びるのも導光板で光の向きを曲げているからで、出力は下がっています。
シェード直下照度からすると眩しいと感じる可能性はあるでしょうけど、理屈上は頭の影になることはないでしょう。
多重影については難しいところですね。
いま学習用として販売されているものには多重影を抑えられないものはたぶんないと思います。
そのため比較してみても、多重影が気になるようなものは見たことがないです。
EK263とSCL-357を多重影の点で比較した場合、前者は面で照らすから影が出にくいのは当然ですし、後者は複数のLEDを当てているので同様に影が出にくいと言えます。
原理が違うので単純比較するのは難しく、実際のところ主観では判断しかねる感じです。
冒頭でもお伝えした通り、興和の面発光の仕組みは現状では疑似面発光と言えるものです。
面そのものが光っているわけではなく、導光板の側面から光を当てるので光に伸びがないという欠点があります。
他方でそういう問題がないものとして注目されているのが有機ELです。
しかしこれは現状ではコストの面で難しいと聞いています。
実は有機ELのデスクライトは既に出てきており、技術とコストの面がクリアできれば普及が進んでいくかもしれません。
ただこれは何年掛かることか…。
ディスプレイの世界でも今年から有機ELが本格的に普及し始めるのではないかと噂されていますけど、学習机ではまだ何年も先になるんじゃないかなと思います。
話は変わりまして、EK261はアーム形状が独特なので、No.07デスクのバックパネルに取り付けるのは無理ですね。
調色機能については、ウチの子の場合、思った以上に使っていると感じます。
娘が本好きなので本を読んでいると、横から息子が休憩モードにするよう促したりしています(笑)
耐久性についても難しいところで、確かに操作パネル部分のフィルムが破れる可能性は否めません。
逆にEK263のようなボタンでも接触不良は起こり得ます。
個体差、湿度、ホコリ、使用頻度、扱い方…などなど条件によって変わってくると思うので、あとはどのメーカーが信頼できるかという気分次第ではないでしょうか。
以上、的を得ないような回答になってしまいましたが、私の場合はやはり調色機能とコストパフォーマンスでコイズミファニテックにしたという感じです。
ただ、興和の面発光も捨てがたいという気持ちは今もあります。
玄人好み、満足感という視点に立てば、興和でしょう。
…と、私も子供を置き去りにしてしまいましたが(笑)、そういう親の良い面・悪い面を見て、子供も成長していくのでしょうから、案外悪いことではないんじゃないかと思います^^;
収納マン様
日曜日にお返事いただいていて、感激です。働き者ですね〜!
目に優しいならちょっと値段が高くても……と、面発光にこだわってた気持ちの切り替えできました。ありがとうございました。
一番気になってた多重影が他とほとんど変わらないなら、うちも廉価版コイズミECL-357(SCL357)になりそうです。
調色できるのはLEDならではの機能ですし、気分転換で勉強はかどるなら、それは買い要素ですよね。って、もうコイズミに前のめりになってます(^ ^)
タッチパネル破けても、実売価格でEK263の概ね半額なのでイタくないですよね。
ところで、パネル棚って思ってたより頑丈なんですね。とりあえずは机がきたら、既存のものも試して見るつもりです。
でももし使えても、せっかくのハマモト07ナチュラルの上棚にごっついアームライト(しかも黒!)なんで、すぐコイズミをポチると思いますが………( ^ω^ )
ありがとうございました。
たるとままさま
私は毎日が仕事で毎日がお休みですから…働き者というよりは怠け者です^^;
LEDデスクライトについては、子供が使うものだからこそ親としては最適な学習環境を作れるものが望ましいですし、同時に何時壊すかもしれないのでコストパフォーマンスも大事だと思います。
理屈上は10年以上使えるはずですけど、まだこの世の誰もそれだけ使った人がいないのですから…。
浜本工芸のパネル棚は確かに丈夫だと思います。
ウチも実は構造上はパネル棚なんですけど、みっちり本を並べているにもかかわらず壊れません。
息子が上に乗っていて慌てたこともありますが…(笑)
でもさすがに多少前に傾きますね。数mm程度ですが。
保守的で安全性重視の浜本工芸としてはそういうところも気になるんだと思います。
まずは机が届くのが楽しみですね!^^