【2024最新】その名は「金次郎デスク」!大商産業の学習机

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「学習机って高いよなー。もうちょっと安いのはないだろうか?」と思って見つけたデスクのメーカーを確認すると”大商産業”。もしくは、子供が気に入った学習机のメーカーがたまたま大商産業のもので、「でも聞いたことないメーカーだし、大丈夫なんだろうか?」と思ってみたり。こちらに駆け込んで来られる方はそういったパターンが多いです。

でも大丈夫。大商産業は決して怪しいメーカーではありません。実はほとんどの家具販売店で扱われていると言って良いほどメジャーなメーカーなのです。

※2023年11月19日更新

 

大商産業とは

大商産業(金次郎デスク)2022年度学習机カタログ

大商産業は大阪市阿倍野区に本社を置く、家具、建築・畜産資材の総合商社です。とは言え、学習机に関しては福岡県大川市を本拠地としています。また、家具に関しては主力は学習机で、あとはベッドとコタツという、一昔前のコイズミファニテックに近い商品構成です。

学習机は「金次郎デスク」というブランド名で販売されていることもあります。また、組み替え式デスクは「3Dデスク」という名称を用いています。コイズミファニテックで言うところのステップアップデスク、イトーキではフリーワンデスク、くろがね工作所ではコンポーネントデスクのことです。

静和貿易などと同様に”広告の品”的に価格を訴求するかたちで売場に置かれていることが多いです。コイズミファニテックやくろがね工作所よりも安い価格帯のカラーデスクとして、村内ファニチャーアクセス、島忠ホームズ、ファニチャードーム、ナフコ21スタイル、マナベインテリアハーツなどで扱われています。

大商産業の学習机ラインナップ

大商産業の学習机はどこかで見たような感じが多いです。それはコイズミファニテックやくろがね工作所に似ているというところもありますが、実際に大商産業の学習机をどこかで見ていることが多いからだと思います。

今回は店頭でよく見かける大商産業の学習机をピックアップしてみました。

MWD-550

大商産業の主力モデルと言えるのは「MWD-550」です。コイズミファニテックで言うと「CDコンパクト」にあたるカラーデスクです。

最大のセールスポイントはCDコンパクトよりも安いことですが、それでいて天板はラバーウッドの無垢板を使っています。しかもUV塗装でキズに強いです。基本的にデスクライトは別売ですが、2021年度から導入されている「HTL-12W」は見た目の安っぽさは否めないものの、この価格帯にしては非常に良くできていると思います。

MHS-520

「MHS-520」はコイズミファニテックの「デコプリ」と言うよりはくろがね工作所の「キュートガール」に近いでしょうか。数ある姫系デスクの中でも特に水色が用意されているところが乙女心をくすぐっているように思います。

それでいて価格はキュートガールよりも安く、品質的にも失敗が少ないのではないでしょうか。ちなみに、こちらの販売元である「いんてり庵」は大商産業の直営ショップです。

SPR-550

近年はリビングダイニングに置くことを前提にコンパクトなデスクを求める方も増えており、「SPR-550」も人気です。同じデザインで3Dデスクの「LUR-550」、ベーシックデスクの「LPR-550」も売れ筋です。

MWSP-520

コンパクトデスクのSPR-550の評判が良いもので、2022年度から男子用に「MWSP-520」が発売されました。こちらも同じデザインで3Dデスクの「MWS-550」があります。

2022年度を最後にくろがね工作所のカタログから「クールボーイ」が消えたので、ますます売れ行き好調となりそうです。

 

大商産業の学習机の品質

大手学習机メーカーと比べると大商産業の学習机の価格が安いことは明らかだと思います。では、「安かろう悪かろう」でしょうか。個人的にはそうは思いません。

まずハッキリ言えることとして、大商産業の学習机はすべて製造国を明らかにしています。国産家具メーカー以外で製造国をカタログ等で表示しているのは、大手ではイトーキだけです。コイズミファニテックとくろがね工作所は製品にこそ表示しているものの、カタログ等には記載していません。その点で、大商産業は情報開示に前向きな会社と言えるでしょう。

価格が安いため最初から期待されていないだけかもしれませんが、クレームの件数も少ないように思います。クレームの件数が多く、対応も杜撰だと言われて販売員からの評判を落としたくろがね工作所より安心してオススメできるというのが私の本音です。

 

大商産業の学習机は多くの家具販売店からニトリに対抗できる商材として期待を担っています。

もっとも、ニトリも大商産業の学習机を扱っています。「ロータイプデスクDK23」のほか、品番の頭に「D」が付いた商品が大商産業のものではないかというのが私の見立てです。そのほか、「北欧風スタイルチェア (NV) 」「BC-111」と同じものではないかと睨んでいます。

このように見てみると、いかに大商産業が学習机市場においてメジャーであるかお分かりいただけるでしょう。安心して選択肢のひとつに加えていただければと思います。

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