ヒノキを中心に100%国産材を使用した純国産の「XYL(キシル)」の学習机。ラン活の際に土屋鞄製造所の直営店でご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
軟らかくて汚れやすいヒノキを敢えて使った学習机は非常に珍しい存在です。大きなメーカーでは取り扱っておらず、キシルのほかにはヒノキクラフトと、あとは杉工場に一部あるくらいです。
キシルの学習机は機能性や安全性といった合理的なことは極力排除して、シンプルなデザインと雰囲気を重視しています。価格もコストパフォーマンスなどという俗っぽい考えは無視しており、ある意味最高の贅沢を極めた逸品と言えます。
そんな最高のキシルの学習机が、実はふるさと納税で手に入れることができたんですね!全然気づかなかったんですけど、残念なことに10月1日で終了してしまうそうです。
10/1でふるさと納税の返礼品「キシルの学習机」が終了
たとえば上写真の「4本脚デスク(M)」の場合、通常売価は税込51,000円です。これが静岡県浜松市に100,000円以上ふるさと納税すると、返礼品としてもらえるのです。10万円で5.1万円の商品が手に入るのですから、返礼率は実に51%ということになります。
ほかにも、1万円から積み木、50万円から「リビングツインデスク」セットが返礼品としてもらえます(キシル対象品一覧)。
他の自治体では返礼率が9割以上にも達するケースも報告されていることを考えれば、5割くらいはかわいいものです。ましてや、地場産業を振興し、「外貨」を獲得できるわけですから、私は結構なことだと思います。しかし、総務省がふるさと納税の返礼率を3割以下に抑えるようお達しを出したため、継続できなくなったというなのでしょう(これはあくまで私の推測)。
同様の問題は各地で起きており、飛騨産業なども返礼品に家具を使えるように陳情をしている模様です。この件に関しては私も言いたいことは山ほどあるのですが、ただただ残念と言うよりほかありません。
ふるさと納税でキシルの学習机をゲットしたい方は、是非お早めに手続きをお済ませください。
ちなみに、調べてみたら他にも、カリモク家具や杉工場、市場の学習机なんかもふるさと納税でゲットできたんですね。とても驚きましたし、しかもカリモク家具の学習机の取扱いはAIDだというのですから二重に驚きましたー。
2018年度のキシルはここが変わった!
ついでに、キシルの学習机を取り上げるのは2018年度になってから初めてですので、今年度の変化について触れておきましょう。主な変更点は以下の通りです。
- 数量限定セットの増加(3→5)
- ミナペルホネンの生地を使った「2本脚チェアfabric」増加(1→3)
ラインアップは基本的に変わらず、価格も前年度と比較して値上げなどありません。結構なことだと思います。
自前の製材所まで構えて日本の林業と家具製造業の発展に邁進するキシルには、引き続き頑張って欲しいですね!
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