こちらではあまり自然塗装の学習机は扱わないんですけど、割りと最近販売開始されたであろうXYL(キシル)の「ミニマム収納」セット がちょっと面白いと感じたので取り上げてみます。
XYL・「ミニマム収納」セット
ミニマムとは「最小」という意味。昨年は必要最小限しかモノを持たない人のことを指す「ミニマリスト」という言葉が流行語大賞にもノミネートされてましたよね。
キシルの「ミニマム収納」セットもまさしく「最小」。幅約60cm×奥行約45cmの引出しのないコンパクトなデスクに、ワゴンとショボい椅子がセットになっています。
リビング学習用としてこの形はアリかも?
普通に考えてこの天板サイズはかなり狭いです。小学生が教科書とノートを同時に広げることさえままなりません。計算ドリルとノートを同時に広げるだけで精一杯という感じなので、とても受験勉強なんてできません。
ですがこの「ミニマム収納」セット、考えようによってはリビング学習としてアリなのではないかと思います。というのも、椅子はダイニングテーブルにセットし、デスクの下にワゴンを収めれば本当にコンパクトで場所を取らないからです。なんてったって、幅60cm×奥行45cmで収まってしまうわけですから、他の家具と並べたってまったく違和感がありません。
でも価格がマキシマムすぎて(苦笑)
しかしながらサイズはミニマムである一方、価格があまりにもマキシマムすぎて思わず苦笑いしてしまいました。ちょっとリビングでしばらくの間、間に合わせで使おうという値段ではなく、もちろん一生ものの家具という作りでもありません。
それでも、もしスペック的なことは頓着せずに、このサイズ感にビビビッと来てしまう人は少なくないんじゃないかと思います。もし私が家具の素人だったらそう感じると思います。
前述した通り、XYL(キシル)の「ミニマム収納」セットはリビング学習のひとつの形としてアリだと思います。なんてったって多様化の時代ですから、リビング学習だってコレという形は存在しません。ビビビッと来たのはきっと私だけじゃないはずです。
ただ、値段のことは置いといても、あまりにもコンパクトすぎて数は出ないでしょうから、大手の学習机メーカーは手が出せないでしょう。逆に言うと、小規模メーカーにとってはチャンスと言えます。これでオイル塗装じゃなくてウレタン塗装だったらなーと思うんですけど、設備の問題があるのでなかなか難しいですね~。
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