前回はコンパクトな学習机の中でも幅90cmのデスクを紹介しました。今回はもう少し大きい幅95cmのデスクのオススメをピックアップしたいと思います。
幅95cmって中途半端なサイズだと思われる方も多いでしょうが、袖ワゴン引出しの最下段に普通にA4ファイルを収めることができるギリギリのサイズなのです。幅90cmだとファイルの向きを90°回転させないと収まりません。
つまり幅95cmの学習机は、機能性を損なうことなく最大限にコンパクトにしたサイズと言えるのですね。
コイズミファニテック・CDコンパクト
幅95cmの学習机と言えばやっぱりコレを外すわけにはいかないでしょう。コイズミファニテックの売上No.1カラーデスク「CDシリーズ」です。もっとも本来ならハイタイプのCDファーストを選ぶべきかと思いますが、個人的にはロー棚が好みなので今回はCDコンパクトをピックアップしたまでです。
コイズミファニテックのCDシリーズは、自動車に例えると一昔前のトヨタのカローラのような存在と言えるでしょう。必要十分な機能で、万人受けするオールマイティーモデル。コイズミファニテックとしてはもちろんもっと高価なモデルを買って欲しいところだと思いますが、かと言って「カラーデスクシェアNo.1」の座を譲り渡すわけにもいきません。ですから常にトップを走り続けるべく、ディテールアップに余念がありません。
CDファーストとCDファーストではデスクライトが異なりますが、いずれもシェード幅が広くて均斉度が高いので学習用として最適です。また調色機能付きで操作性も良い。頑丈で使いやすいランドセルハンガーも素晴らしいです。
コイズミファニテック・ラーコム
コイズミファニテックが続きますが、お次は「Lakom(ラーコム)」。95デスク天板に脚2本とサイドチェストをセットすれば、リビングダイニングに置くのに最適なシンプルなデスクの完成です。
天板奥行45cmと短いので本格的に受験勉強を始める際などには物足りないとは思いますが、デザイン的にはなかなか素敵だと思います。また一応、上棚を乗せることもできます。
くろがね工作所・リベプル
数少ない幅95cmデスクの選択肢においては、くろがね工作所の「Libeple(リベプル)」がキラリと光ります。2016年度の新商品です。
やさしい風合いのメープル無垢とは言え、くろがね工作所でセットでこのお値段というのはちょっと躊躇してしまいますが、いかんせん選択肢が少ないので致し方なしという部分もあるでしょう。
…というわけで、幅95cmの学習机のオススメはこれでおしまいです。あとはイトーキのジョイカラーデスクくらいですか。
結局、需要がないんですねー、95cm幅は。よりコンパクトな90cm幅をチョイスするか、多少無理してでも100cm幅を置くということなんでしょう。デスクサイドのフックを活用したいと思ったら、95cm幅のスペースでも90cm幅のデスクを選んだほうが良いかな、という考え方もあるでしょうね。
2016/01/14追記:
ヒカリサンデスクの「SDW-AIMO(アイモ)」を忘れておりました。目立たない存在ですが、天板アルダー無垢で、イトーキのリーモやコイズミファニテックのレイクウッドを地味にした感じの、足元棚があるベーシックデスクです。デザイン的にはパッとしませんけど、奥行65cmということもあり、ベーシックデスクとしては私は悪くないと思いますけどねー。
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