先日、IDC大塚家具まるひろ入間店のブログを見て驚きました!なんと、「たなとつくえ」のミニマデスクとフレムオープンシェルフが2つずつ展示されているのです。
まるひろ入間店は、たなとつくえの展示が開始されて以降の2017年10月7日にオープンした新しい店舗です。店舗面積は2,903平米となっており、IDC大塚家具では小型店には分類されないとは言え、他の大型店舗に比べれば決して広くない売場です。
そもそも、まるひろ入間店に並んでいるということすら私は把握していなかったんですけど、限られた売り場スペースに2台も並べてもらえるなんてありがたいですねー。
写真ではちょっと分かりにくいんですけど、ミニマデスクの最大の特徴と言える「上棚を足元棚として使える機能」が分かりやすいように展示してくれているのだと思います。フレムオープンシェルフもサイズ違いで展示してくれているのでしょうか。
たなとつくえ・フレムオープンシェルフ
わたくし学習机評論家と浜本工芸のコラボ学習家具「たなとつくえ」のフレムオープンシェルフには、幅45cmと幅60cmの2サイズがあります。これは以前にも紹介した通り、リビングダイニングの限られたスペースでも置きやすいことを念頭に置いているためです。

フレムは背が高いのに圧迫感が少ない
リビングダイニングに置くことを念頭に工夫したのは幅だけではありません。背を高くすることで、学用品などは子供の手が届きやすいところに収納し、上のほうには大人のモノを収納できるようにしました。限られたスペースで効率良く収納できるように配慮したわけです。
しかし、背が高いと圧迫感を感じる可能性もあります。そこで、背板と側板はできる限りなくしたいと私は考えました。
一般的に、書棚は背板と側板があるのが一般的です。しかし、背板や側板があるとどうしても圧迫感が強くなります。中身を収めれば同じと思われるかもしれませんが、やはり一部でも奥の壁が見えるのと見えないのとで、奥行感がまったく違ってくるのです。
幅60cmならユニットデスクにもできる
それだけではありません。フレム60オープンシェルフの幅はミニマデスクの奥行と同じ60cmなので、こんな風にユニットデスクのようにして置くこともできるのです。
しかも、サイズが合うだけでなく、側板も背板もないので(一部に補強桟あり)、どの方向からもモノを出し入れすることができちゃうんですね!
もっとも、ミニマデスクの脚はKラインなので、足元側からアプローチすると使いにくいですが、浜本工芸のNo.89デスクと組み合わせれば足元側からでも使いやすいのではないかと思います。
兄弟姉妹でデスクを2台並べ、間仕切り代わりにフレム60オープンシェルフを置いても良いでしょう。フレムは背板やクロスバーがないので、圧迫感が少ないばかりか、自在に使うことができるのです。
実のところフレムオープンシェルフを開発するにあたっては、やっぱり背板を付けたほうが良いんじゃないかとか、側面の補強桟は中段に設けたほうが良いのではないかという話もありました。
背板を付けたり補強桟を増やせば、簡単に強度を保つことができます。しかし、そうすると先に挙げたような自由な使い方ができなくなってしまいます。
そこで、浜本工芸にはあくまでも見た目と使い勝手を重視しつつ、必要最小限で最適な補強桟の位置を何度も検証してもらいました。その結果、国産&完成品だからこそ実現できたオープンシェルフが完成したというわけです。
そんなフレムオープンシェルフをまだご覧になっていないという方は、是非IDC大塚家具に足を運んでご覧ください♪
コメント 皆様からご質問・ご意見など
はじめまして。アドバイスをいただきたく思い、書き込みさせていただきます。
小学6年の娘に、学習机を購入しようといろいろと情報を集めています。勉強自体はダイニングテーブルでしているのですが、プリントやらノートやらが増えてきて、それらの収納場所のためにも、ここらで購入しようという次第です。
カタログを取り寄せたりして見てみたところ、コイズミのビーノにほぼ決定し、昨日みなとみらいの大塚家具に現物を見に行ってきました。実物はほぼイメージ通りだったのですが、袖机の引き出しが2段とも浅い、本棚にも余分な引き出しがついている・・・など、細かな点が気になってきました(本棚の引き出しなんて、日本人ならではのサービス精神なのかな、と思ったり)。
そこで急浮上してきたのが(笑)、「たなとつくえ」です。上記のような私が気になる点もなく、シンプルで使いやすそうです。以前書かれていたように、ユニットスタイルにしたときの斜め足と、照明の性能がよくわからないのが気になりますが、それぐらいです。本当によく考えられているなと感心しました。また、娘は、椅子は背もたれの高いどっしりしたタイプ(社長さんが座るような椅子)が良いらしく、そうなると480cmの幅に収納するのはサイズ的に厳しいと思います。
という訳で、長くなってしまいましたが、もしおススメの照明と椅子がありましたら、アドバイスいただけますと嬉しいです。
てつさま
はじめまして^^
ビーノのシェルフに小引出しが付いているのは、デスクと並べたときに子供が大切なモノを隠せる楽しさと、構造上、ここに引出しを設けたほうがスマートに強度を確保しやすいからでしょうね。
また、ワゴンの引出しが浅いのは、設計のベースがリフティングタイプで、引出し内部材を共有しているからでしょう。
一方で、たなとつくえ。
確かにユニットスタイル(デスク側面にシェルフの正面を向けて置いた場合)にすると、デスクの脚がシェルフへのアプローチの際に邪魔になります。
そこが引っ掛かる場合はNo.89デスクを組み合わせていただくとOKです。
No.89デスクに移動袖Aまたは昇降袖Bを組み合わせれば、引出しの深さの問題もありません。
しかし、ハイバックの書斎椅子をセットするとなると難しいですねー。
一般的にハイバックの書斎椅子は幅があるので、学習机には収まりにくいです。
ワゴンをデスクの外側に置けば問題ないと言うこともできますが。
それよりも難しいのは、ハイバックの書斎椅子はほとんど肘付きであることでしょう。
肘付きだと学習机の場合はデスク本体の引出しに当たってしまうので、セットすることができません。
なので、コイズミファニテックの「リセ」などをセットするのが無難です。
デスクライトについては浜本工芸のC3763やコイズミファニテックのSCL-357などがオススメです^^
ありがとうございます。シェルフの引き出しは強度確保という理由もあるのですね、参考になります。
NO89デスクもいいと思ったのですが、予算オーバーになってしまいます・・・。コイズミファニテックのリファルドもシンプルで良かったのですが、デスクの奥行とシェルフの高さ(低さ)が気になってしまい・・・。使い出したら同じなんでしょうが、購入前だといろいろ気になってしまいます。
やはり椅子は難しいですね。肘付きである必要はないと思っているので、おススメいただいた「リセ」もよさそうですが、それでも幅66センチとあるので、机には収まらなさそうですね。
学習机の椅子でリラックスする必要はないので、背もたれもいらないと思うのですが、机に着いたままふーっと背伸びすることができなくて、ベッドにゴロンとしてしまわないか、ちょっと心配していたりします(笑)
もう少し考えてみます。といっても、たなとつくえ、大人気なようで、納期が6月以降なので、早く決めないといけませんね。
てつさま
コイズミファニテックのリファルドの奥行がもう5cmあれば…という話はよく聞きますね^^;
ビーノとの兼ね合いが大きいのでしょうけど、どこかの販売店でオリジナルとして奥行60cmタイプを作ってくれないかと思ったりします。
椅子については、確かにリセだとちょっと脚の幅が大きすぎるかもしれませんね。
もちろん、ジャストフィットチェアであってもデスクの内側にワゴンを置いた場合は脚がハミ出すわけですが、リセだとなおさら収まりが悪いのは確かです。
やはり基本的に学習机にはハイバックのチェアは難しいでしょう^^;
そう考えると、リクライニング機構が備わったイトーキのトワイスKS31やオカムラのノーム、くろがね工作所のFZCあたりが良いかもしれません。
amazonなどで探しても他にもいろいろあると思いますが、やはり座ってみないと分からないですよね。
たなとつくえはおかげさまで、特に年が明けて以降、売れ行きが好調です。
受注予測を立てて生産しているのですが、それを上回るご注文をいただいているようで、お待たせして申し訳ございません^^;