ここ数年、松坂屋名古屋店ではカリモク家具とコラボして「世界にひとつだけの学習机」という特別企画を実施しています。対象の学習机を購入すると、先着20名様に限りカリモク家具の工場でペーパー掛けを体験したり、引出しに子供の手形を押すなどの貴重な体験ができるというものです。

しかしながらこちらのイベントは20名限定と狭き門であるうえに、既に7月に応募を締め切っています。おまけに、カリモク家具の本社に近い松坂屋名古屋店限定です。関東や関西のユーザーはただ指をくわえて見ているしかありませんでした。
そんな事情を察してか、関東と関西にチェーン展開している島忠ホームズが「世界に一つだけの机」企画をスタートしました。
シマホ×カリモク「世界に一つだけの机」

出典:島忠ホームズ南津守店
松坂屋名古屋店では「世界にひとつだけの学習机」、島忠ホームズでは「世界に一つだけの机」と名称がちょっと異なりますが、中身はかなり違います。島忠ホームズの各店舗はカリモク家具の工場から遠いということもあってか、工場見学などの体験イベントはナシ。ボナシェルタの「引き出しユニット(小)」の底板に”お子様の手形やお絵描きを机の引出しにリアルコート印刷”するという有料オプションとなっています。
対象はボナシェルタの2点セットのみ
シマホ×カリモクの「世界に一つだけの机」の対象商品はボナシェルタの奥行60cmサイズに引き出しユニット(小)の組み合わせのみ。奥行45cmサイズや引き出しユニット(大)は対象外です。もちろん、ユーティリティプラスやピュアナチュールなども対象とはなっていません。
(大)ではなく(小)のみが対象となっているのは、プリンターが対応可能なのが400mm程度までということなのでしょうか。もしくは、(小)のほうが売れ筋ということかもしれません。
費用はプラス3,000円(税別)
引き出しユニット(小)の底板にお子さんの手形などを印刷する料金は税別3,000円となっています。
たとえば幅110cmのデスクと引き出しユニット(小)のセット価格は税別定価91,000円ですから、3,000円というのはその3%程度です。また、マイカーのナンバープレートを希望の番号にする費用がプラス3,000円弱ですから、それと同程度というのは祖父母や両親にとっても値ごろ感のある価格設定なのではないかと思います。
2019/11/01~12/31の2ヶ月間限定
シマホで実施される「世界に一つだけの机」は2019年11月1日から12月31日の2ヶ月間の限定企画です。つまり、もう始まっています。
なんだかんだ言っても国産高級デスクは年末までの2ヶ月間に売上が見込まれるので、カリモク家具としてもここで勝負をかけたいのでしょう。期間限定でオマケが付いたり値引きがあったりするというのも悪くないですが、贈る側としても魅力的な企画だと思います。
お子さんの新入学を控えて学習机を贈るという習慣は年々希薄になっている印象ですが、文字通り「世界に一つだけの机」なら贈るほうも贈られるほうも喜びはひとしおに違いありません。祖父母や両親からのメッセージを書き込んでも良いと思います。
ただ、引出しの底板に印刷すると、文房具などを収めたときに見れなくなってしまうのはちょっと残念ですかね(苦笑)
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