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2019年度のオカムラは「脱ピエルナ」でホームインテリア路線が鮮明に

オカムラ2019学習家具カタログ

今年はやっぱり何だかちょっと変です。大手メーカーによる新作学習家具展示会は例年よりも早かったのに、カタログの発行は逆に遅くなっており、中だるみが発生しています。当ブログでも例年よりお盆明けのアクセスが減っており、9月に入ってからようやく盛り上がってきた感じです。

ネタがないから記事を書けない。記事を書かないからアクセスも伸びない。だから当然の結果だと言えばその通りですけど、それ以前に新作デスクが少ないから盛り上がりに欠けるというのもあると思います。

その点、2019年度のオカムラくんは素晴らしいです。社名も岡村製作所からオカムラに変わりましたが、独創的な新作学習机を投入するとともに、ラインナップも生まれ変わったかのようです。

 

脱ピエルナがより鮮明に

オカムラの新作学習机については展示会レポートで既報の通り。今回はデジタルカタログが公開されたことを受けまして、カタログを見て気付いたことなどを中心にお話ししてまいりたいと思います。

長らく「オカムラの学習机と言えばピエルナ」という時代が続きました。最盛期にはほぼすべてのモデルにピエルナの冠が付き、ピエルナでなければオカムラの学習机ではないと言わんばかりでした。

しかし、今年からはオカムラの学習家具のホームページも”http://pierna.jp/”だったのが”http://interior.okamura.co.jp/”に変更に。もっとも、これはオカムラのホームページ全体のリニューアルによる影響のほうが大きいでしょうけど、サブドメインに”pierna”の文字を残さなかったことは紛れもない事実です。ちなみに現在、”http://pierna.jp/”にアクセスすると、”http://interior.okamura.co.jp/”にリダイレクトされます。

それはさておき、あれほど隆盛を極めたピエルナも、現在は「ピエルナ」と「ピエルナ・ノワイエ」の2モデルだけになってしまいました。さらに、カタログの表紙は新作の「ヴィチーノ」が飾り、一方でピエルナをはじめとする高さ調節タイプの机は後ろに追いやられ、ページ数で見てもマルチラック以下の扱いです。

ともあれ、「天才肌ギミックのオカムラ」というイメージから「ホームインテリアのオカムラ」という方向に舵を切ったのは正解かなと思います。少子化が進むとともに消費者が多様化する中、数を捌くことはできませんからね。一方で、スチール家具が当たり前だったオフィス空間に木製家具が入り込んできていますから、これまで学習家具で培ってきたノウハウが活かせます。そんなわけで、これからはオフィス、SOHO、ホームといった垣根を越えた展開がますます進むのではないでしょうか。



お手頃価格?ヴィチーノ

オカムラ・ヴィチーノ

展示会レポートでは触れなかった新作デスクの価格を見てみましょう。まず「ヴィチーノ」は3タイプあり、税別定価は35,000~70,000円となっています。実売価は税別25,000~50,000円くらいからでしょうか。

天板はホワイトオーク突板、フレームは木目を印刷したラバーウッドで、引出しはないということを考えると、安くはないけれども高くもないという感じですかね。ですが、床座、イス座、立ちポジションに加え、シェルフスタイルでも使えるという他にはない商品ですし、手頃な価格帯なので、むしろ割安感があるかもしれません。

ちなみに、ヴィチーノは新しいタイプの天板昇降式デスクと言えますが、ピエルナのように子供の成長に合わせて天板の高さを数段階で調節できるという機能はありません。

 

ラトリオはワイズの競合になるかも

オカムラ・ラトリオ

「ラトリオ」も割りとお手頃感があります。上写真中央の組み合わせ(デスク1000+引出ユニット1000+ワゴン+上棚ユニット)で税別定価98,000円、実売価は税別70,000円くらいからでしょう。

そのくらいの価格であれば、天板がホワイトオーク突板であることも加味すると、コイズミファニテックの「ワイズ」「リファルド」「フラックス」や、イトーキの「リーモ・ベーシックタイプ」あたりと十分に対抗できます。引出しの品質は若干劣るものの、そこはメーカー毎の特徴と割り切ればアリではないでしょうか。

なにより時代に逆行して奥行65cmというのが、個人的にはツボですね。このあたりはちゃっかりオカムラらしいと感じます。

 

「Kモデル」がプロパー扱いに

オカムラ・Kモデル(かげやまデスク)

出典:楽天市場

こちらは新作ではありませんが、2019年度はこれまでカタログ外商品として扱われていた「K-model(かげやまデスク)」がプロパー扱いとなりました。これは売場でのオカムラのシェアが低下し、もはや競合を心配する必要がなくなったからでしょう。むしろ、現在の取扱店だけでは最低ロット分を捌き切れなくなり、販売先を増やす必要があったとも考えられます。

Kモデルは途中でリニューアルこそしていますが、2012年度の登場から7周年を迎えたんですねー。失礼ながら私は全く売れる気がしなかったんですけど(苦笑)、隠れたロングセラーとなりつつあります。

 

というわけで、改めてカタログを見ながらオカムラの2019学習家具を紹介しました。新作のヴィチーノもラトリオもユニークな商品ですし、全体で見ても良い感じで脱ピエルナができていると思います。

ここ数年は学習机市場で低迷していたオカムラですが、今年度からV字回復が見られるかもしれませんね。期待しております!

なお、オカムラは2019年度、前年度と比較して基本的に値上げなどはありません。

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