天板昇降式学習机ピエルナで一世を風靡したオカムラ(岡村製作所)の学習机

オカムラ(岡村製作所)は横浜市に本社を置くオフィス家具製造販売大手
かつては同業のコクヨやチトセ(現・アイリスチトセ)も学習机を作っていましたが既に撤退し、現在では同業ではオカムラとイトーキ、くろがね工作所のみとなりました。

イトーキ・オカムラ・くろがね工作所

オカムラの学習机についてまず簡単に説明すると、天板昇降式デスクのピエルナで一世を風靡しましたが、ここ2~3年は急激に失速している印象です。天板昇降式デスクそのもののブームが終わり、競争激化により相対的に品質が低く感じられ、一方で大幅な値上げにより価格競争力を失い、売れないから家具店の店頭での展示台数が減るという、悪循環が急速に起こっています。

さて、件のpierna(ピエルナ)です。コクヨの「くるくるメカ」以来の天板昇降式デスクのブームを作ったという点では、学習机の歴史上、大きな意義のある学習机です。ただ、発売から10年経った現在の学習机市場での存在感は薄いと言わざるを得ません。

主材は転写MDFとラバーウッド、引出内部材は白塗りのファルカタで、他社商品に比べるとどうしても見劣りします。オカムラはグッドデザイン賞を取るほどデザイン力もあり、仕上げも悪くないのですが、値段の割りに材質が基本的にどれも良くないのでどうしてもチープに感じます。また、引出がどれも浅い、袖ワゴンの奥行が短い、スライドレールが固い、LEDデスクライトのシェード幅が狭いなど、機能的にも見劣りするところが散見されます。

ぶっちゃけ、ピエルナは安かったから売れていたのであって、こんなに高くなったらさすがに売れないでしょう、という感じです。昨今のマクドナルドみたいですね。

引き続いてはsorano2(ソラノ2)。2014年度はニトリがこのデザインを真似していましたが、私もこのデザインは好きです。パッと見た目の質感も悪くないと思います。ただ品質や機能に関してはオカムラの学習机に関してはどれも同じような感じですね。引出を開けた途端に一気に購買意欲が失せます。

ちょっと辛口コメントになってしまいました。ですが私はオカムラには頑張って欲しいと思っています。これ以上、学習机市場からプレイヤーが減るのは寂しいですし、何と言ってもオカムラには商品開発力やデザイン力がありますからね。

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