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ニッセンが家具で初!NPO法人日本アトピー協会推薦品マーク取得の低ホルムアルデヒドデスクを発売

この度、カタログ通販大手のニッセンNPO法人日本アトピー協会推薦品マーク取得の低ホルムアルデヒドデスクを発売しました。私としては正直、カタログ通販各社の中では安物家具を扱うイメージの強いニッセンが、低ホルムアルデヒドデスクという高付加価値のデスクを販売するということに、驚きを持ってこのニュースを受け止めました。

ニッセンの低ホルムアルデヒドデスクは、住宅建材を主に扱う永大産業”世界で初めて開発した「超低ホルムアルデヒド(放散量0.04mg/L以下)」のオリジナル素材「リラックス」のパーチクルボードを採用”したそうです。またそのパーティクルボードで作った「低ホルムアルデヒドデスク」に対して、NPO法人日本アトピー協会が家具製品として初めて推薦品と認定したということなのですね。

ニッセン・低ホルムアルデヒドデスク出典:ニッセン

 

アトピーと低ホルムアルデヒドに明確な関係が?

不勉強なもので「NPO法人日本アトピー協会」の存在をこの度のニュースで初めて知りました。そこで日本アトピー協会について調べてみたところ、ネット上にはあまり情報がない一方、賛助会員企業のリストを見る限りは立派に活動をされている団体であると見受けました。

ただ、低ホルムアルデヒドのデスクをアトピーの団体が推薦するというのが私にはいまいちピンと来ません。確かにアトピーの原因のひとつとして化学物質が挙げられますが、ホルムアルデヒドがアトピーを引き起こしたり悪化させるというようなことを示すデータを私はこれまでに見た記憶がないのです。今回、改めてネットで調べましたが、やはりそういったデータを見つけることはできませんでした。

私も身内にアトピーの者がおりますので、健康のためには化学物質は可能な限り避けたほうが良いことは分かります。また日本アトピー協会もそういった意味で推奨していることも考えられます。そもそも薬事法上、デスクがアトピー改善に効果があるなんてことは言えないですからね。日本アトピー協会が推奨することで、アトピーを悪化させる可能性を否定できない化学物質を避けることができる商品だということを示しているのだと理解したいと思います。

 

超低ホルムアルデヒドのパーティクルボードは魅力的

永大産業が世界で初めて開発したという超低ホルムアルデヒド(放散量0.04mg/L以下)のパーティクルボード「リラックス」は消費者にとって魅力的な合板だと思います。現在、ホルムアルデヒドの放散量のもっとも少ないランクであるF☆☆☆☆のホルムアルデヒド放散量の平均値が0.3mg/Lですから、「リラックス」はその約1/10です。ちなみにF☆☆☆のパーティクルボードのホルムアルデヒド放散量の平均値は 0.5mg/Lなので、「リラックス」がいかに飛躍的にホルムアルデヒドの放散量を抑えているかが分かると思います。

ただしいくらパーティクルボードのホルムアルデヒド放散量が減っても、最終製品であるデスクに仕立てるには大量の接着剤が必要です。パーティクルボードは一般的に合板の芯材として使われますが、フラッシュ合板にするために接着剤が必要ですし、フラッシュ合板を組み立ててデスクにするにも接着剤が必要です。デスクの塗装をオイル塗装にしても減らせるホルムアルデヒドの放散量が限られているのと同様に、フラッシュ合板を構成する部材の一部に過ぎないパーティクルボードだけが超低ホルムアルデヒドになったところで必ずしも十分とは言えないのです。

もっとも、こういう取り組みはとても大切なことです。コストの問題があるので多くの家具メーカーがすぐに採用することは考えられませんが、少しずつでも良い方向に向かうことを願うばかりです。



ニッセンの低ホルムアルデヒドデスクの評価

ニッセンの低ホルムアルデヒドデスクはパッと見た目には貧相な割りに税別52,800~54,800円というのはちょっと割高感がありますが、ニッセンにしては意外と頑張っている感じがします。

ニッセンの低ホルムアルデヒドデスクは日本製で、扉のヒンジはオーストリアのblum(ブルム)社製。引出のレールは引出式の食器棚やシステムキッチンに使われるような仕様で、あまりデスクには使われないタイプですが、ドイツのHäfele(ハーフェレ)社のものです。ともに最上級と言って良い品質だと思います。

天板はメラミン樹脂合板なので、キズ、摩耗、汚れ、薬品、熱にも強く、無骨ではありますが合理的と言えます。

幅1200×奥行450mmというサイズはリビングダイニングに置くことを想定したのかもしれませんが、サイドラックを付けることで安定性を高め、構造をシンプルにして、接着剤の使用を抑える目的があったのかもしれません。

実物は見たことがないのですが、ディテールの写真やデザインを見る限り、小島工芸が作ったのかなぁと思わせるような感じですね(小島工芸がニッセンの下請けみたいなことをするはずがないので、たぶん違うと思いますが)。

ニッセンの低ホルムアルデヒドデスクを総合的に判断すると、個人的にはアトピーの方にとってどの程度良いのかは疑問ですが、コストパフォーマンスで言うと決して悪いものではないと思います。ニッセン×くろがね工作所のトミカ学習デスクはなかなかヒドイものでしたが、それに比べれば随分と良いんじゃないでしょうか?

 

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