2015年最後、スタイル別の最後は、天板昇降式デスクのオススメを紹介します。
天板昇降式デスクは近年めっきり人気がなくなりましたが、そのメリットのひとつは子供の足が床に付くから落ち着いて学習できること。海外では教室の机の高さが調整できるようになっていて、身長に合わせるだけでなく立った状態で授業を聞くこともできることが増えているそうです。ちなみに私の息子は身長が高いので、担任の先生に「机の高さを合わせてあげてください」とお願いしたら、「他のお子さんも同じ高さですので」と断られました(苦笑)
それはともかく天板昇降式デスクには、天板を低くするとリビングに置いても圧迫感を感じにくいというメリットもあります。さらに、天板を低くすると上棚アリの状態で、天板の高さを上げると自動的に上棚ナシの状態にできるというメリットもあります。
反対にデメリットもあるわけですが、それについては置いておいて、順番に天板昇降式デスクのオススメを紹介していきましょう。
浜本工芸・No.16デスク
天板昇降式デスクの代表格と言えばオカムラのピエルナとベネッセ&カリモク家具の学びデスクが2大ブランドとなっていますが、ピエルナは仕様がチープすぎて話になりませんし、学びデスクは今となっては価格の割りに質感が低すぎます。その点、浜本工芸のNo.16デスクは価格相当以上の質感の良さがあるということでオススメできます。
天板昇降式デスクのデメリットのひとつは袖引出しが少なくて収納力に劣るということが挙げられますが、No.16デスクなら引出し3杯の袖ワゴンを選べるというのもオススメのポイントです。
コイズミファニテック・ビーノ昇降デスク
浜本工芸のNo.16デスク同様に袖ワゴンを複数からチョイスできるメリットを持つのが、コイズミファニテックの「BEENO(ビーノ)昇降デスク」です。
浜本工芸のNo.16デスクは天板を高くすると上棚のブックエンドは足元棚に移動することになりますが、ビーノ昇降デスクの場合は天板上に上棚を残すことになります。上棚を残しておきたい人にはメリットと言えるでしょう。
ケユカ・フォセット
出典:KEYUCA
コイズミファニテックが製造し、KEYUCA(ケユカ)が販売する「Foset(フォセット)」。私は勝手に2016年度限りで廃番になるんじゃないかと思ってるんですけど、現在かなりお買い得価格となっております。
ビーノの天板はナラ突板ですが、フォセットはオーク無垢で、デザイン的にも少しやさしい感じに仕上がっています。ぶっちゃけ、私は天板昇降式デスクはあまり好きじゃないんですけど、フォセットのデザインは大好きです。
マルニ木工・フレンディ・ステップ2
学研×コイズミファニテックの「毎日のデスク」とマルニ木工の「Friendy Step2(フレンディ・ステップ2)」のどちらをオススメにしようかと悩んだんですけど、やっぱり私はステップ2のほうがオススメです。
天板奥行を2段階で調整できますし、上棚を足元棚として使うこともできて合理的。もっともそれがために袖ワゴンの奥行が短くなってしまっていますが。かつての名門・マルニ木工の学習机はもはや風前の灯となっておりますが、2017年度も継続してもらえたらなーと願っております。
天板昇降式デスクは急速に人気が落ちてしまって、未だに新商品を投入しているのはオカムラのみという状況。それ以外で新しいのは、ケユカのフォセットと学研×コイズミファニテックの「毎日のデスク」くらいです。
実際のところ、天板昇降式デスクの一番の売れ筋はオカムラのピエルナ・シリーズだと思います。しかし仕様や品質の割りに価格が高すぎて、とてもじゃないですがオススメとは言えません。
まあそんな状況ですが、天板昇降式デスクにはメリットもあるので、引き続き各メーカーには選択肢のひとつとして残して欲しいと思います。
【コメント】 皆様からご質問・ご意見など
いつも拝読させていただいております。
2017年モデルの浜本工芸のno.17デスクは、どのように評価されますでしょうか。
子どもと学習机を見に行くと、天板昇降式デスクに惹かれるようです。
収納マンさまのご意見を頂戴したく、どうぞよろしくお願いいたします。
ほみままさま
はじめまして^^
浜本工芸のNo.17デスクに関しましては、2016年度のNo.16デスクと仕様は変わっておりませんので、記事中の評価と変わりません。
天板昇降式デスクはどんどんモデル数が減ってしまい、今や浜本工芸、ベネッセ、オカムラ、毎日のデスク(学研×コイズミファニテック)くらいなものです。
その中では浜本工芸のNo.17デスクが頭一つ抜けていると思います。
材質、品質、およびそれらを踏まえたコストパフォーマンスという点でですね。
No.17デスクであればあとで袖ワゴンを買い替えることも可能ですから(もしくは最初はワゴンを買わない、または最初から3段ワゴンを横に置く)、天板昇降式デスク特有のデメリットもないでしょう。
収納マンさま
ご回答いただき、ありがとうございます。
また、お礼が遅くなり、申し訳ございません。
実は、子供の意見を最優先にすべきかどうか迷っており、まだ決めかねております。
また相談させていただくかと思いますが、その際は何とぞよろしくお願いいたします。
ほみままさま
難しいところですねー^^;
子供の希望はかなえてあげたい。
けれども、子供に長い目で見た場合の判断ができるはずもなく…。
とりあえずはワゴンなしで購入して、身長が伸びてからワゴンを購入するというのが現実的なところでしょうか。
うまく折り合いがつけば良いですね♪
収納マン様
はじめまして。
小一の息子に学習机の購入を検討しているのですが、私としましては、低学年で集中して学習に取り組んで貰うには『足がしっかりと床に着く事』(回転椅子除く)が一番大切かと考えております。(あくまで私見です。)
色々とリサーチした結果、
①机の天板が昇降するタイプ+座面調節可能な椅子
②机は一般的な固定型+足置きが広めで高さ調節可能な学習椅子
の2パターンがある事がわかりました。
こちらのHPの記事をいくつか読ませて頂いた所、収納マン様は①よりは②派なのかな、と感じたのですが、もしよろしければ理由を教えて下さい!
私は、このHPを見るまでは、①しか考えてこなかったのですが、現在、浜本工芸さんくらいしかめぼしいものが見当たらず、(特に椅子は座面調節でき床に足がつき、かつ長時間座っても痛くないとなると、浜本工芸さんのNo.41デスクチェア一択なのではないかと。)フォルミオさんやベネッセさんなど各メーカーさんも天板昇降型デスクは廃盤にしていってる所を見ると、やはり①よりも②の方が決定的なメリットがあるのでしょうか?
個人的には②だと、低学年のうちは自分で椅子をひけないという点を心配しております。
hasuさま
はじめまして^^
天板昇降式デスクをご検討中ですね。
ご指摘の通り、私は天板昇降式デスクについては否定的に捉えているところがありました。
その理由は、概ね以下の通りです。
(1)天板を低くした状態で使うのは通常小学校3~4年生くらいまでであることが多く、高校卒業までの12年間、大学卒業までの16年間に対してあまりにも短い。
(2)天板の高さを複数段階で調節可能であることが多いが、前述の通り期間が短いこともあり、実際のところは2段階(低→高)にしか天板を調節しない。
また、過去の天板昇降式デスクのブームを経験した人たちからその作業が大変だったという声が多い。
(3)天板が低いときは上棚やパーテーションがある状態だが、天板をアップさせると、より収納力や集中力が必要になるときに上棚やパーテーションが消滅する。
(4)天板高がもっとも低い状態に合わせてワゴンの高さが設計されているので収納力が少ない(段数が少ない)。
とまあ、いくつかあるわけですが、「わずか数年のことなのにそのために支払う代償があまりにも大きい」という一言に尽きます。
そんなわけで、過去には必要以上に天板昇降式デスクをディスっていた時期もあったのですが(苦笑)、現在ではむしろ絶滅危惧種である天板昇降式デスクを保護する立場に回っております。
おっしゃる通り、天板昇降式デスクならお子さんの足が床に着くので安心&集中して勉強できます。
天板高を低く設定できるので部屋の圧迫感を軽減できます。
以前は収納力がかなり重視されましたが近年はそれほどでもないことから、ワゴンが小さいことは大きな問題ではないと考えられます。
ともあれ、ここまで天板昇降式デスクが減ってしまったのは、デスクや椅子が進化していることも影響しているかもしれません。
カリモク家具のピュアナチュールや浜本工芸のNo.09デスクのような脚形状なら椅子をほとんど引かなくても座り降りできます。
また、それに斜め前脚チェアを組み合わせればまったく問題なし。
ほか、バランスチェアを組み合わせても椅子を引く必要はありません。
【参考】
●デザインよりも座りやすさにこだわりたい!学習机の脚形状
●座りやすさで選べば、木製学習椅子はやっぱり「斜め前脚チェア」がオススメ
●子供の姿勢が良くなる!?バランスチェアのメリットとデメリット
デスクの脚形状や椅子にも着目してご検討いただければと思います^^
収納マン様
お返事ありがとうございました!
収納マン様の考えを踏まえ、私のズボラな性格を加味した所、天板昇降デスクは辞めた方が良さそうです。詳しく教えて頂きありがとうございました!
そこで、新たな質問がありまして、足置きの大きなチェアについてご意見をお聞かせ頂けますでしょうか?
現時点では、豊橋木工のアップライトが最有力候補なのですが、なにぶん田舎暮らしな物で、コロナの影響も相まって、実際に座りに店舗に出向くのが困難な状況です。収納マン様から見て、座り心地は如何なものでしょうか?
我が家にはトリップトラップがあり、ベビー雑誌などで大絶賛されていたため導入を決めたので間違いないと思っていたのですが、先日、初めて座ってみたらあまりの座り心地の悪さに驚愕しました。子供は未だに何も言わないのですが、これでは長時間座るのはきついなという印象を持ちました。(あくまで個人的な感想ですが。)
ただ、トリップトラップの足置きの大きさは非常に魅力的です。もし、アップライト以外で、収納マン様のオススメの、足置きが大きめの椅子がありましたらお教え下さい!
度々質問し申し訳ありませんが、お手隙の際にお返事頂けたら幸いです。
hasuさま
豊橋木工のアップライトは良いですよねー^^
座り心地については、私は悪くないと思います。
ただ、重いのだけがネックです。
【参考】デザインがすごく素敵で安定感もある!豊橋木工のチェア「アップライト」
トリップトラップの座り心地は私も悪いと思います^^;
ただ、子供ってお尻の肉が軟らかいのか、はたまた学校の椅子に慣れているのか、まったく気にならない子が多いですね。
アップライトほどではありませんが、足置きの大きめの椅子を一覧にしておりますので参考にしてみてください♪
【参考】子供が落ち着いて座れる!足置きステップが大きな学習椅子まとめ
収納マン様
お忙しい中、早速のお返事ありがとうございました!
収納マン様のおかげで、学習机選びのゴールがようやく見えてきました!ありがとうございます。
最後に、浜本工芸さんでネット検索した所、6月2週目に大阪ショールームで特別販売会なるものを行うようなのですが、ネット事前予約が必要なようで、名前などを入力する画面があらわれるのですが、これは日付に都合がつくならば、申し込んだ方が良いでしょうか?こういった特別販売会などの方が、やはりお得に買えるものなのでしょうか?それとも、収納マン様が他の記事に書いていらっしゃったように家具店を何店か見て回るべきでしょうか?
収納マン様のお答えできる範囲で構いませんので、教えて頂ければ幸いです。
(何度も質問すみません!)
hasuさま
浜本工芸のように直販をやっていないメーカーのショールームでは、家具販売店がお得意さんを集客して販売会を実施するというのが業界の慣例です。
当日は神戸市西区のネクストという家具販売店が主催するセールのようです。
知らずに行った場合もその販売店の販売員が接客し、その販売店の割引率で伝票を切ることになると思います。
そのような性質ですので、期待する割引率より安くなるかどうかと言うと、たぶんそうはならないと思います。
また、たまたまその販売店がお近くであれば安心なのですが、そうでない場合は逆にちょっと不安かもしれません。
価格をチェックするなら、やっぱり数店舗を回って販売員と直接話をしてみるのが一番でしょうね。
露骨に嫌な顔をされることもありますが、大阪府北部ならデスクランド、東京インテリア家具、IDC大塚家具あたり、南部なら藤光家具あたりを巡ってもらうと幸せかもしれません^^
収納マン様
丁寧なお返事ありがとうございました!
すごく勉強になりました!
早速、収納マン様オススメの家具店へ足を運んでみようかと思います。
この度は、何度も質問したにも関わらず、最後まで丁寧にお返事して頂き感謝いたします!本当にありがとうございました^ ^
hasuさま
コロナ禍で身動きしづらい時期だと思いますが、またとない機会ですのであちこち足を運んでいただければと思います^^
またご不明の点があればいつでもご相談ください♪
はじめまして。
新年長男の子の、学習机と収納を検討していて、こちらで勉強させていただいています。
今後、購入まで色々質問させていただくと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
息子は落ち着きのない子供なので、一番あうのは、天板昇降式デスクかなと思っています。天板昇降式を条件にすると、私の富山県では選択肢がほとんどないのが現状です。
そこで気になったのが、天板昇降式デスクが普及し始めた理由と、人気がなくなった理由です。デメリットは、ワゴン収納量の問題だけなのでしょうか?
足が床に着いて低学年でも座りやすいので、少なくとも新1年生の人気はもっと高くてもよいのでは?と考えています。天板昇降式デスクと、座りやすい足形状の普通の高さの机&足おきの大きい椅子は大差ないのでしょうか?
そもそも、どんなタイプの机を選ぶかで悩んでいます。
よしぞうきさま
はじめまして^^
そうですねー。天板昇降式デスクの選択肢は随分と減りましたねー。
ピエルナシリーズが主力のオカムラと、ベネッセ&カリモク家具の学びデスク、あとは浜本工芸のNo.17デスクとNo.70デスクくらいですものね。
デメリットはワゴンの収納量もさることながら、やはり大学卒業まで16年間と考えた場合に最初の数年間に偏った設計であるところがあまり支持されていないのかもしれません。
最近は特に、大人が使うようなスタイリッシュなデザインのデスクに人気があり、天板昇降式デスクはそれとは相容れないのでしょう。
もうひとつ、第二次ベビーブーム世代でコクヨのくるくるメカが流行ったあとに人気が失われていったように、一過性のブームに終わってしまう傾向があると言えるのかもしれません。
くるくるメカなら手軽に高さを変えられましたが、近年の天板昇降式デスクは木製ということもあり、簡単には高さを調節できません。
子供が少しずつ成長する度に高さ調節をしてあげるというのは現実的ではなく、合理的な考え方の現代の親世代からはあまり共感を得られないのかもしれないですね。
あと、天板昇降式デスクは天板面が低くて圧迫感が少ないという要素も支持されていましたが、最近は奥行を浅くすることで圧迫感を軽減するという傾向があります。
この点も、天板昇降式デスクには不利にはたらいているのではないでしょうか。
以上の通り、天板昇降式デスクの人気が下火になった理由は、数えればキリがありません。
しかしながら、天板昇降デスク特有のメリットもあるわけですから、そこは分けて考えるべきでしょう。
あくまで人気レースの話であって、決して天板昇降式デスクがダメだというわけではありません。
> 天板昇降式デスクと、座りやすい足形状の普通の高さの机&足おきの大きい椅子は大差ないのでしょうか?
そんなことはありません。やはり大きな足置きステップよりも床に完全にベタッと足の裏がつくほうが安心感が高いと思います。
なので、その点を重視するならば、天板昇降式デスクの中で選ぶのが良いでしょう。
とは言え、選択肢は少ないのですが、逆に言えば選びやすいとも言えます。
まだ時間は十分あると思いますので、じっくりとご検討ください^^
はじめまして。
現在年長&3歳の姉妹の学習机の購入を検討し始め、こちらのサイトにたどりつきました。
上の子が低学年の間はダイニングテーブルでリビング学習の予定で、学習机は下の子の入学のタイミングで2人分まとめて購入予定ですが、もし、リビング学習で下の子が勉強の邪魔をするようだったら、もう少し早めに購入予定です。
当初、デスクと引き出しのみで、ワゴンは必要なら買い足す方針で、浜本工芸のNO.89、カリモクのボナシェルタ、コイズミのビーノ等を候補に考えておりました。
ただ、2人とも身長があまり高くなく、身長とデスク・椅子の高さが気になっております。
通常の学習机の高さはだいたい73cmぐらいで、身長160cmぐらいの人が使うのに適した高さだそうですが、上の子が現在6歳で114cm、3年後の購入時は130cmぐらいでしょうか、下の子はもっと小柄なので、高さ73cmのデスクだと、間違いなく足は床につきません。また、両親の身長から予測すると、2人とも身長は145〜155cmぐらいで止まると思われ、通常のデスクの高さより低いものを探した方がよいのでは?と考えるようになりました。
そこで、高さ調節のできるデスクを検討し始めたところ、浜本工芸のNO.17にたどり着きました。ただ、天板の高さが低い位置だと、デスクのサイドの高さと揃わず、使い勝手がよくなさそうなのと、椅子のデザインが気に入らず、、、
そこで、カリモクのボナシェルタの脚をカットして高さが変えれることを知り、こちらの方がいいかなー等、いろいろ検討しています。
そこでお伺いしたいのですが、机や椅子の高さは、身長だけでなく本人の好みもあると思うので一概には言えないかもしれませんが、小柄な子で将来的にも身長低めの場合、デスク高さが調節できるもの、もしくは初めから高さの低いものを選ぶ方が良いでしょうか?
最近では、高さ調節のできるデスクの種類が減っており、あまりメジャーではないようなので、やはり一般的な高さのデスクにして、椅子の高さを調節する方がいいのか、迷っています。
ぜひアドバイスいただけたら嬉しいです。
長々と失礼しました。
エリンギさま
はじめまして^^
お子さんの身長に合わせて低めの机にしようかとご検討中ですね。
おっしゃる通り、学習机の天板高は73cmくらいというのが標準です。
これはJIS規格に準じているということもあると思いますが、デスク本体に引出しを設けた場合に脚が当たらない高さにしているという風にも考えられます。
学習机は事務机と同じくらいの高さではありますが、靴を履かない家の中で、女性も使うことを考えると、確かに高いと言わざるを得ないところもあります。
実際、国産ダイニングテーブルは現在68cmくらいが標準で、それでも高いとおっしゃる方は65cmくらいをオーダーすることもあるくらいですからね。
そういうわけですから、エリンギさんが天板高が低い机を求められるのも自然な流れだと思います。
天板昇降型デスクを選ぶか、カリモク家具などに脚カットをお願いするのも選択肢のひとつでしょう。
ただし、脚カットの場合、オーダー料金は10~15%アップくらいで済むと思いますが、机の下にワゴンが収まらないというデメリットがあります。
椅子に関しては学習椅子なら高さ調節でカバーできると思いますし、お子さんが成長してからも天板高68cmくらいまでならダイニングチェアや回転チェアで合わせられると思います。
実際のところ、ガス圧式チェア(一般的には回転チェアのこと)を合わせればデスク天板高に対して容易に高さ調節ができて便利です。
一方で、それだと大人になっても足がブラブラしてしまう可能性がありますから、足が床にピタッとつくことを前提に考えると、現時点ではいったい何cmにすれば良いのか明確に予測できないという問題があります。
個人的には、バランスチェアを組み合わせればデスク天板高はほとんど問題なくなってしまうのではないかと思ったりもします。
お子さんが嫌がらなければですが、バランスチェアも一度ご検討ください^^
アドバイスありがとうございました!
バランスチェア、以前から少し気になっていました。上の子は姿勢があまりよくないので、、、
ネットで販売しているものは、価格もピンキリだしどれがいいのかよくわからず、近くの家具屋さんでは見かけないので、候補から外していました。
もしご存知でしたら、大阪府北部エリアもしくは大阪市内あたりでバランスチェアと学習机の展示をしているお店を教えていただけますか?実際に座らせてみたいと思います。
どうしても机の高さが気になるなら、やはり高さ調節のできるタイプを買うしかないと思いますが、その機能が必要なのは小学生〜長くても中学生の間ぐらいですよね?そして本格的に学習机で勉強し始めるのは中学生になってからだと思うので、小学生の間は高さ調節できてコンパクトで安価なデスクを使って、ある程度体格等も大人に近づいた中学生ぐらいのタイミングで、勉強に適したそれなりのものに買い替えることも想定しました。ただ、上の子は特に、自分の持ち物に対する愛着心が強く、ボロボロで汚くなったものでも、気に入ってるから買い替えたくないと言って使い続けるタイプなので、買い替えは難しいかもしれなくて、、、
当面はダイニングテーブルでリビング学習の予定なので、ダイニングテーブルでも使える仕様の椅子を買って、様子を見るのがいいかなとも思います。
エリンギさま
バランスチェアをもっとも多く取り揃えているのはIDC大塚家具大阪南港ショールームだと思います。
ほかは島忠ホームズ南津守店、デスクランド(豊中市)にちょっと置いてあるくらいですね。
島忠ホームズ尼崎店はリニューアル中で明日オープンなので状況は分かりませんが、家具売場は確実に狭くなると思います。
なお、IDC大塚家具ではカリモク家具は扱っていませんが、シマホとデスクランドはボナシェルタ、No.17デスクともに展示があるはずです。
デスク天板の高さ調節機能が必要になるのは、一般的には長くても小学校の間だけで、入学時に低めに設定して以降は3~4年生で一般的な机と同じ高さに設定しておしまいとなることが多いのではないかと思います。
メーカーもそこのところは分かっているので、基本的に否定的な見方をしている人が多い印象です。
> 上の子は特に、自分の持ち物に対する愛着心が強く、ボロボロで汚くなったものでも、気に入ってるから買い替えたくないと言って使い続けるタイプ
ウチの娘も同じタイプです。
私なんかはホイホイ買い替えることばかり考えてしまうのですが、娘は買い替えたり余計なモノを買い与えるとムッとした顔をします^^;
そういうことでしたら、おっしゃる通り、学習机を買う前提で物事を進めるよりは、ダイニングテーブルで勉強するのに合う椅子を探すというのと二方面で考えていったほうが良さそうですね。
【参考】ダイニングテーブルにセットするのに最適な4本脚の子供用学習椅子まとめ
ちなみにウチの娘には当たり前のように入学時に机を買い与えましたが、家に入るときは本当に根が生えたように机から離れません。
机とスマホさえあれば幸せなタイプで、ひょっとしたらお嬢様も同じような性質があるかもしれませんね^^
お返事、そして椅子の情報もありがとうございました!
南港の大塚家具、デスクランドあたりに見に行ってみたいと思います。
ダイニングテーブルで使用する椅子、個人的には、
E-Toko(イイトコ)子供チェアーJUC-2170
が気になりました。実店舗で見れるところを探してみたいと思います。
カリモクのボナシェルタの脚カットですが、気になって問い合わせたところ、購入後でも対応可能とのことだったので、ある程度身長の伸びが止まった時点で脚カットが必要であればする、というのがいいかもしれません。
ワゴンが入らなくなるかもというデメリットもありますが、デスクの高さがワゴンの天板を外した状態の高さと同じぐらいであれば、デスク横に置いて使用することも可能だと思います。
余談ですが、ボナシェルタのデスクに、ユーティリティプラスシリーズのマルチシェルフを合わせてもおかしくないでしょうか?後々棚も必要になってくると思うのですが、ボナシェルタの書棚は大きすぎる気がするので、、、
あと、デスクの色については、収納マンさんはどのようにお考えですか?
ベッドなどほかのインテリアと合わせたいなら、白っぽいカラーがいいのですが(購入予定の候補のベッドがホワイトのものが多いため)白いデスクだと集中しづらいという話を聞いたので、ナチュラル系か、落ち着いたブラウン系のカラーのほうがいいのかなぁと思いますが、、、
度々、長々とすみません。学習机は本当に奥が深く、気になる点が次々出てきてしまいますね。
当面はリビング学習と思っておりますが、収納マンさんのお子さんのお話を聞いて、子供たちに早く自分専用の机を買ってあげたくなってきました。
お時間ある時にお返事いただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
エリンギさま
イイトコ子供チェアーを見るなら南堀江の市場直営「マルシェプチ」と思ったら2018年に閉店しちゃってたんですね!
どこかで見たことがあるような気がしますが、ちょっと思いつかないですねー。
お手数ですが、製造元である市場にお問い合わせください。
ボナシェルタの脚カット、そう言われたら購入後でも可能ですね。
昔は購入店でもやってくれたことが多かったですが、今はなかなか難しいでしょうね。
メーカー返送加工となると送料も結構バカにならないので、近場の家具修理専門店(西宮市のCOBO富士など)にご相談いただくのもよろしいかと思います。
ボナシェルタのデスクにユーティリティプラスのマルチシェルフはどうかというご相談はたまにあります。
無理ではないのですが、ボリューム感がちょっと違うのと、同じシリーズなら連結可能な仕様なのにできないというのがデメリットです。
ちなみに、2018年度まではボナシェルタにも低いシェルフがあったんですよ。
でもユーティリティプラスのマルチシェルフの登場以降はほとんどそちらを買われる方が増えて廃番となった感じです。
ユーティリティプラスのデスクも物理的には脚カット可能なはずです。
マルチシェルフをご希望の場合は、脚カットの可否についてお問い合わせいただいたうえで、ユーティリティシェルフを選んでいただくのが良いのではないかと思います。
白いデスクだと集中しづらい…という話を聞いて「あー、引越ししてから集中力を欠くように感じるのはそのせいかー」なんて思ってしまいましたが、冗談はさておき、そんな話は生まれて初めて聞きました^^;
白いデスクだと照り返しがあるとか、壁紙が白いと落ち着かないとか、そういう理屈の延長ですかね。
インテリアコーディネーターでも教育関係の方でも、エビデンスがないことを平気で言う人は結構多い印象です。
私はまったく気にする必要はないと思いますよ^^
お返事ありがとうございます!
イイトコ子供チェアー、問い合わせたところ、JUC-2170は廃盤で、後継の2877なら堺のオーキタ家具にあるそうです。主人の実家から近いので、帰省の際に寄ってみたいと思います。
ボナシェルタ同様、ユーティリティプラスも脚カット可能だそうです。
ただ、往復の配送費用等を考えると、購入後に依頼するのはあまり現実的ではないですね、、、
近くで、持ち込みで家具リフォームをやっているところがあれば、工賃のみで済みそうですが、、、
収納マンさんプロデュースのたなとつくえや、ウィドゥスタイルのセレクトシリーズも気になってきたので、机の高さはとりあえず一旦おいておいて、もう少し色々検討しようと思います。
二段ベッドを先に買うか、デスクを先に買うか、まだ決まっていませんが、上の子はどちらも白っぽくてカワイイものを気にいる傾向があって、学習机は今本人に選ばせると、ホワイトにパステルカラー使い、ハートのモチーフで、ゴリゴリの姫系を選びそうです、、、
実はランドセルを買う時、6年間使うからと、色もデザインも地味なものを勧めて決めかけたんですが、買う直前で色もデザインも本人希望のゴリゴリの姫系にしたいと言いだして、結局親の意見はほとんど取り入れられませんでした、、、
デスクはもっと長く使うので、親としては、本人の希望も取り入れつつ、なるべくシンプルなものにしたいと思っています。
たくさんご相談に乗っていただき、ありがとうございました!
これからもブログ楽しみにしています!
エリンギさま
へーっ!JUC-2170は復活したはずなのにまた後継の2877だけになってしまったんですね!
オーキタ家具、確かにイイトコ子供チェアーがありました。
学習机が1~2台しかないので、まったく思いつきませんでしたよ^^;
けど、オーキタ家具はとても良い家具がいっぱいなので、めちゃぐちゃ楽しいですよねー(*´ω`*)
ユーティリティプラスもやっぱり脚カット可能でしたか。
このへんはさすがカリモク家具ですよね。
大きい会社なのに小回りがききます。
でも現実的には、近場の工房でやってもらったほうが安い。
これはダイニングチェアやソファの張り替え、テーブル天板の塗り直しなども同様です。
この機会に家具のホームドクターを見つけておくというのも良いでしょう。
個人店だとぶっきらぼうな人が多いですけどね^^;
エリンギさんの思いとは裏腹に、お嬢様はホワイト&姫系をご希望ですか^^
ボナシェルタ、ユーティリティプラスともにシアーホワイト色が選べますから、まあそれはそれでアリじゃないですか。
ウィドゥスタイルのセレクトもホワイトウォッシュ色がありますけど、軽く横揺れするのでボナシェルタクラスのご予算がある方にはあまりオススメしません。
ちなみに我が家も二段ベッドを使っていて、引越しを機にメルカリで売って代わりにシングルベッドを買いました。
マットレス付きで8.5万円で買ったものを確実に売れる値段ということで8千円で売りに出したら、同時に出品していたジモティーでも売れてしまって困りましたよ^^;
最後のは余談でしたが、何かしらご参考になれば幸いです。
またいつでもご相談&ご報告にいらしてください^^
はじめまして。
各家庭予算が違うのでママ友とかとは話しにくいなか、こちらのサイトにお世話になっております。
コイズミのビーノが第一候補で家具屋へ行ったら、子供が浜本工芸さんのNo.17がどうしても良いと言うので、こちらを買う予定なのですが、ワゴンやラックをどれにするか非常に迷っています。
どの組み合わせがオススメ等ありますでしょうか?
のむさま
はじめまして^^
お子さんが浜本工芸のNo.17デスクを気に入られたんですかー。
天板が低くて足がベタっと床に着くところをお気に召したんでしょうかね?
No.17デスクとワゴンの組み合わせを考えるにあたっては、いくつかのパターンがあると思います。
まず、最初はデスク本体だけ用意して、デスク天板をもっとも高い状態にするときにNo.89昇降袖などを組み合わせる方法です。
モノが増えても収納量を増やすことで対応できるうえに、イニシャルコストを抑えられるというメリットもあります。
一方で、購入時期がズレることで色ツヤが若干異なる場合があります。
最初からワゴンを買う場合はNo.17移動袖をセット。
この場合、デスク天板をもっとも高い位置にしたときはワゴンの上にランドセルを置くなどして活用します。
一方で、引出しの数が少なく感じることもあるかもしれません。
スペースに余裕がある場合は、最初からNo.89移動袖を買ってデスク横に並べて置くという方法も少なくないようです。
ランドセル置き場としてワゴンを活用できますし、デスク天板を最高位にして以降はワゴンをデスクの下に収めて書棚を置くスペースを確保するということもできます。
ワゴンに代えて、No.90マルチラックや、たなとつくえのフレムオープンシェルフをセットするという考え方もアリです。
ただ、結構予算が跳ね上がるので、デスクにお金を掛けたら代わりにラックはもう少し手頃なものに抑えるというのも方法のひとつだと思います。
デスクと違って書棚は耐荷重さえオーバーしなければ壊れませんからね。
ちなみに我が家は浜本工芸のデスクと無印良品のスチールユニットシェルフの組み合わせです。
【参考】学習机評論家jrの子供部屋の家具レイアウトと間取りを大公開!
以上、ご参考になれば幸いです^^