調べ物をしていたら、とんでもないデスクを発見してしまいました!学習机とは言えないかもしれないですけど、レグナテックの「Leaves(リーヴス)」はなんと、脚と素材と塗装が選べるんです!
レグナテック・リーヴス
こんなデスクがあったなんて!マジで興奮しました!どこから説明して良いやらテンパってしまいそうですけど、まずはレグナテックというメーカーのご紹介から始めましょう。
レグナテックは佐賀県佐賀市に本社を置く小規模総合家具メーカーで、「CLASSE(クラッセ)」というブランド名を使っています。とは言え、あまり脚物は得意ではないようで、どちらかと言うと箱物家具主体のメーカーのようです。
お恥ずかしながらその存在はまったく知りませんでしたが、この規模になると家具店には問屋経由で入ってくることがほとんどなので、私なんぞには捕捉できません。
脚と素材と塗装が選べる!
私がレグナテックのリーヴスの何に驚いたかと言うと、脚と素材と塗装が選べるということです。詳しくは上写真のリンク先をご覧いただければと思いますが、脚は4本脚ばかりながら6タイプ、主材は無垢でブラックチェリーからアルダーまで7種類、塗装はオイル塗装かウレタン塗装から選べるのです。
さらに天板サイズは幅が100/110/120cmの3サイズ、奥行が45/60cmの2サイズから選べて至れり尽くせりのイージーオーダー。つまり全部で504パターンの組み合わせができるってことですよね。これはマジでスゴイ!
もちろん価格も立派なんですけど、まあこの素材、この品質、そしてイージーオーダーということを考えると、決して高いということはないと思います(もちろん国産)。
レグナテック・アルカノ
レグナテックのデスクがスゴイのはイージーオーダーだけではありません。デザインの本質をよく理解している感じがするのです。
例えば上写真の「Arcano(アルカノ)」。大型のコンセントボックスが付いているのでノートパソコンなどを使うには便利です。学習用とは言えませんが、実用性を伴ったデザインがちゃんとできています。いくつかの学習机メーカーにはレグナテックの爪の垢を煎じて飲んでもらいたいですね。
ちなみにこちらも素材は選べますが、脚や塗装やサイズは選べません。ウレタン塗装のみ、サイズは幅110×奥行60cmのみです。
レグナテック・アッソ
ほかにもレグナテックにはデスクがいろいろあるんですけど、個人的に素敵だと思ったのは「Asso(アッソ)」。アッソは実用的でも何でもないんですけど、このデザインは遊び心があって良いですよね。少なくとも技術力がないと、このデザインはできません。
棚との組み合わせが日進木工のNキッズに似てますけど、比べてみると日進木工よりもデザインの筋が良いんじゃないかと思うほど素敵です。とは言え、やっぱり日進木工は脚物家具メーカーで、レグナテックは箱物家具メーカーなのかなーとも思いますが。
ちなみにアッソも素材は選べますが、脚や塗装やサイズは選べません。オイル塗装のみ、サイズは幅110×奥行60cmのみです。
残念ながらいずれも私はまだ実物を見てないんですけど、レグナテックのデスクは飛騨産業と同じくらい美人揃いだなーと思います。
学習机を単なる子供のための道具と割り切らずにインテリア・エレメントのひとつとして選ぶなら、レグナテックという選択肢は良いんじゃないかと思います。
2016/03/18追記:
残念ながらデスクは見れていないですけど、レグナテックのテーブルやキャビネットはいくつか見てきました。木工家具メーカーとしての腕前は、見込み通り素晴らしいです。今回ご紹介したデスクは学習用とは言えませんけど、書斎家具としては十分オススメできるものだと思います。

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