動画で工場見学!学習机はこういうところで作られています

前回は小島工芸の学習机のYouTube(ユーチューブ)動画を紹介しましたが、今回はYouTubeに工場の様子を公開しているメーカーをまとめてみました。残念ながら日本国内の工場しか公開されていないので自ずと国産家具メーカーだけになってしまいますが、「学習机って、こういうところで作られているんだ~」ということが伝わればうれしいです。

それでは、動画で工場見学、行ってみましょう―!

 

小島工芸

小島工芸は他のメーカーを圧倒する数の動画をYouTubeにアップしています。撮り鉄スポットまで公開しているっていうのが面白いですね~(笑)

上に紹介した小島工芸の動画は、まるで昭和の懐かしい映像のような感じですが、書棚の組み立て工程を紹介しています。なんだかすごく地味ですけど、派手さがないのが逆に良い感じです。

 

カリモク家具

カリモク家具からは「木を扱うということ」というタイトルの動画を紹介します。ズッシリと重いタイトルです。それだけ家具職人というのは木を扱うことに対するプライドと責任感を持っているのです。

私の祖父は簾(すだれ)工場をやっていたんですが、竹にしろ木にしろ、仕入れてきて切ったら使えるというものではないんですね。動画ではいとも簡単にやってのけているように見えますが、これは相当の経験が要求される作業です。

 

浜本工芸

浜本工芸の動画はいかにもプロモーション動画っていう感じですが、塗装工程へのこだわりが強いんだなーという印象を受けます。UV塗装を施す機械の中の映像なんて私も初めて見ましたよ。

塗装は工程数が多ければ良いっていうものではないですけど、工程数が増えればそれだけコストは上がります。それでも本当に長く使える家具、実用的な家具を作ろうと思ったら必要な工程なんですね。

 

飛騨産業

飛騨産業からは曲木(まげき)の加工工程の紹介です。たくさんの治具があっていかにもクラフトマンシップという感じですね。特殊な工程だからこそですが、飛騨産業らしいと思います。

目の前にある家具がこういう風にひとつひとつじっくりと人の手を掛けられて作られたものだと思うと、すごく満足感が高くなると思います。



以上、動画で4つのメーカーの工場を見学してみましたが、いかがだったでしょうか?こういう動画を見ると、「学習机は高い」なんて言えないんじゃないかなと思います。メーカーにはもっともっと情報発信を頑張ってもらいたいですね。

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