先日もご案内した通り、コイズミファニテックの2021年度学習家具の公開は秋以降の予定でした。

なので、秋までゆっくり気長に待とうと思っていたんですけど、そこまで悠長に構える必要はなかったようです。「2021年型コイズミ学習家具の新製品概要について」というプレスリリースが7月1日に公開されました。
今回はその内容をお伝えしたいと思います。
「ファリス」にキャビネットシェルフ追加

写真提供:コイズミファニテック(以下同)
2021年度のコイズミファニテックの学習家具は従来通り、「セレクト」、「ベーシック」、「コーディネート」の3つのカテゴリーで展開されます。中でもセレクトカテゴリーはテレワーク需要も見込めるのでコイズミファニテックとしても力を入れたいところだと思います。
2020年度に新発売された「ファリス」(上写真)はセレクトカテゴリーの代表格。2021年度は新たにキャビネットシェルフがラインナップに加わるそうです。デスクを2台並べたときに2人で使うのに最適ということですが、ビーノのチェストシェルフとはまたちょっと違うんでしょうか。
「ブロスト」には木製チェアが登場
ファリス同様に2020年度に登場した、同じくセレクトカテゴリーの「ブロスト」(上写真)にもラインナップが追加されます。と言っても、こちらは木製チェアのみ。しかしながら、テレワークだけでなくちゃんと新入学児童のことも考えてくれているというわけですね。
「ペグ」が5色展開に!
ベッド付きデスクの「ペグ」(上写真)のペグボード(有孔ボード)はブルーとグレーの2色でしたが、アーミーグリーン、テコラッタオレンジ、ミルキーホワイトの3色が追加されて計5色展開となりました。上写真を見る限り、デスクの形状も少し変わったようですね。
「コットコンポ」にセレクトタイプが登場
コイズミファニテックのベッド付きデスクと言えば、むしろ「コットコンポ」のほうが定番です。そのコットコンポに組み合わせを自由に選ぶことができる「セレクト」が追加されました。
ただ、ベッドのデザインを見る限り「コットコンポ・スペシャル」に酷似しているので、追加ではなく差し替えのような気もします。また、コーディネートカテゴリーなのに「セレクト」というのは何ともややこしい商品名のように思いますがどうなんでしょう(苦笑)
ともあれ、ベッド付きデスクのハンガーラックが要らないとか、デスクだけ欲しいとかいう声は時々聞くので、組み合わせが選べるというのはとても良いと思います。
現時点で分かっている2021年度のコイズミファニテックの学習家具ラインナップは以上です。2021年度は、学習机、学習イス、ランドセルラック、デスクマット、カーペット等、全部で計324機種の品揃えを用意するということですが、これは2020年度と比べて1品すら変わりません。なので、ほぼほぼ2020年度のラインナップがそのまま踏襲されるということでしょう。
また、販売目標も2020年度と変わらず、価格も据え置きとなるそうです。その点では大きなサプライズはないものの、消費者にとって安心感があって良かったと思います。
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