ナニこれマジ最高!コイズミファニテックの「TOKKU」@ファニチャードーム(安井家具)

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2017年度のコイズミファニテックの学習机で新しいデザインと言えば「Colfee(コルフィ)」くらいで、あとはKEYUCA(ケユカ)の「Foset(フォセット)」の後釜を楽しみに待つばかりだと思っていました。

ところがどっこい。まるでKEYUCAライクな学習机を隠し持っていたのです!東海地方を地盤とするファニチャードーム(安井家具)で取り扱われている商品です。

 

コイズミファニテック・TOKKU

コイズミファニテック・ODD-931TN TOKKU 105デスク

出典:ファニチャードーム(以下同)

ご覧ください!KEYUCAの「Aron(アロン)」っぽい形状ながらデザインは直線的。もちろんコイズミファニテックの「PREO(プレオ)」とも全然違います。主材がタモ材なので学研とのコラボの「毎日のデスク」に風合いは似ていますが、デザインや機能面では全然違います。

強いて言えばヒカリサンデスクの「PATINA(パティナ)」に一番似ているかなーと思いますが、ラインはむしろイトーキの「Leamo(リーモ)」に似ている感じがしますね。

つまるところ、この「ODD-931TN TOKKU 105デスク」は、いま各社で人気のデザインを凝縮したようなデザインなのです。パクリとかオマージュとかではなくて(笑)

機能的にも素晴らしいです。天板奥行拡張可能で、天板サイズは幅1050×奥行550mmとなっていますから、奥行は最大630mmとなるのでしょうか。ワゴン引出しの2段目はイトーキのお株を奪う深めの設定。その代わりにワゴン天板リフティング機能はありませんが、大小様々な文房具等を収納するのに便利でしょう。

商品説明では”タモ無垢材をふんだんに使用した”と書いてありますが、写真を見る限り天板はタモ突板のようです。ちょっと木目がウルサイ感じはあるものの、逆にワイルドな感じがして良いと思います。

本体の右側の引出はスタディアップデスク同様に仕切り板が付いています。また、写真を見る限りコンセントはやはりスタディアップデスク同様にUSBポート搭載となっているようです。

総じて高級仕様と言えるわけですが、価格もなかなか良いところを突いているのかなという気がします。KEYUCAのアロンが3点セットで税込88,560円、こちらのTOKKUが同76,896円。かたやオーク無垢、かたやタモ突板。TOKKUは天板拡張機能があってワゴン2段目が深くてコンセント付きであることを考えると、むしろTOKKUのほうがお得かもしれないです。プレオと比べる場合は上棚の幅が違ってしまいますが、やはり妥当な価格かなと思います。

 

組み替え式デスクにもなるのがうれしい

コイズミファニテック・ODB-932TN TOKKU Mシェルフ

「コンパクトな上棚だと収納力の面で心配かな?」と思われた方もいるかもしれません。ですがご安心ください。TOKKUにはハイタイプのシェルフ(ODB-932TN TOKKU Mシェルフ)も用意されていて、上写真のように組み替え式デスクとして使うこともできるのです。組み替えパターンはプレオと同様に、スタンダード、ユニット、セパレートの3つのスタイルとなります。

このシェルフのデザインがまた、すごく良い感じじゃないですか?木目のワイルドさも手伝って、なんとなーくアクタスっぽいというか。「学習机のコイズミが作りました!」って感じはしませんね。

ただ1点ナゾなのは、デスクライトをどうやって取り付けるのかというところですね。デスク天板の左端にクランプ金具で固定するんでしょうか。その場合はアームが上棚を横切って結構邪魔じゃないかと思うのですが。もちろんコイズミファニテックのことですからそのへんはちゃんと考えていると思いますけどね。

 

今回紹介しましたコイズミファニテックのTOKKUは、特にファニチャードームオリジナルなどとは表記されていません。逆に言うと、競合しない地域では販売される可能性があるのではないかと思われます。

名古屋界隈は学習机商戦が早く始まって早く終わるんですよね。そういうこともあってファニチャードームにいち早く並んでいるんだと思います。

うわーっ。TOKKU、マジで早く実物を見たいです。個人的には、早くも2017年度学習机オブザイヤーにノミネートしちゃいましたよ。実物を見ないことには分からない点は多々あるものの、これはかなり良い線をいっていると思います。

実際に見てきました

IKEAより楽しい!ファニチャードームのオリジナル学習机「TOKKU」見に行ってきました
ファニチャードーム×コイズミファニテックのオリジナル学習机「TOKKU(トックー)」を見に行ってきました。期待を裏切らない質感であることが確認できました。それよりも売場が広くてIKEAより楽しいのに驚きました。

2016/09/19追記:

読者のアルドゥライさんが教えてくださったんですが、ファニチャードームオリジナルのようです。

これは一度、ファニチャードームに足を運んでみなければと思っております^^

2019/07/12追記:

TOKKUはファニチャードームが2店舗体制になることもあってか、2020年度は継続されないというウワサです。

コイズミファニテックファニチャードームメーカー販売店2017学習机
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コメント 皆様からご質問・ご意見など

  1. ミケリテ より:

    本当に素敵な仕様ですね~♪
    実は子ども部屋に検討中のベッドがタモ突板なので、タモ材のデスクは我が家的にはただでさえウェルカムなのに、この仕様!嬉しすぎです!ちょっと興奮ぎみです(笑)
    最近、上棚付きのパティナ110かポルク105辺りが気になりつつあったので、個人的にはデスクライト別売が何気に嬉しいです。やっぱりシェード幅と調色機能のある方に出来れば拘りたいですし。
    突板か無垢かの件、早めにHPにアップする都合上、ひとまず突板のプロトタイプで撮影されたとかではないですかね?でもコピー通りのタモ無垢ならコスパ良すぎでしょうかf(^_^;
    是非とも質感を見てみたいですが、我が北関東では期待薄そう、、、(涙)

    • 収納マン より:

      ミケリテさま

      私もこのTOKKUには久々に興奮しましたよ~!
      ケユカとはまた別の、第3の選択肢を得た思いです。
      こういう「(地域)オリジナル商品」を作ってこそ、消費者に喜ばれるというものですよね。

      おっしゃる通り、突板なのは試作品ゆえの可能性はあるかもしれませんが、たぶんそれはないでしょうね。
      合板と無垢では製造工程が違うので、試作品だからと言ってそこまで仕様が変わることはないはずです。
      価格的に見ても、おそらく突板で間違いないと思います。

      北関東というと、大手家具量販店は、島忠ホームズ、大川家具、東京インテリアあたりでしょうか。
      TOKKUがファニチャードームオリジナルでなければ、これらのうちいずれかには並ぶような気がします。
      南関東の村内、大正堂のいずれかで扱われると、島忠ホームズはなさそうですが。

  2. ミケリテ より:

    さすがは収納マンさま、関東の覇権図もよくご存じですね。
    来い来いっ、東京インテリア♪
    そういえば天板拡張型といいラインナップといい、Kコンパクトにも似てますね?
    どちらもなかなか姿を確認しづらいところも似ている?なんて(笑)
    ケユカ新作も楽しみです!いつかな~?

    • 収納マン より:

      ミケリテさま

      さすがミケリテさん!良いところに気が付きましたねー。

      そうなんです。このTOKKUのコンセプトはまさにKコンパクトなのです。
      デザインはパティナっぽくて、コンセプトはKコンパクト。
      いずれも私がイチオシのヒカリサンデスクの学習机なのです。

      ヒカリサンデスクが強い首都圏ではコイズミファニテックとのガチバトルになりそうですが、それ以外の地域では営業力のあるコイズミファニテックが有利に思います。
      ただこのTOKKUの良さが地方のお客さんに伝わるかどうかはちょっと謎ですが^^;

  3. アルドゥライ より:

    はじめまして。
    小学4年生の娘の部屋に学習机の購入を考えています。
    そんなとき収納マンさんのHPでTOKKUを知りました。
    TOKKU素敵ですね。
    横浜に住んでいるのですが、近場で現物を確認できる店舗があればぜひ教えてください。

    社会人になっても使い続けられる机を購入したいと思っています。
    椅子や棚、ライト選びなど失敗しないため、アドバイス頂ければ幸いです。
    TOKKUは机の高さが変えられないと思うので、これは何か後で問題になりますか?

    それから、家具の里というオンラインショップがあるのですが、シンプルなデザインで興味を持ちました。
    収納マンさんのHPには出てこないのですが、何か情報お持ちですか?

    よろしくお願いいたします。

    • 収納マン より:

      アルドゥライさま

      はじめまして^^

      コイズミファニテックのTOKKU、いいですよね~♪
      でも、まだファニチャードーム以外で販売される店舗が分からないのです。

      記事でも書きました通り、名古屋界隈は商戦のスタートが他の地域より早いのです。
      横浜あたりですと、だいたい9月中旬くらいだと思います。
      大阪はそれよりも少し後。
      地方はコタツのシーズンが終わって1月からというところもありますから、9月中旬でも早いくらいです。

      横浜でTOKKUを扱う可能性がある家具量販店は、大正堂、村内、島忠ホームズあたりでしょうか。
      TOKKUは地域オリジナル商品である可能性が高いため、いずれかのチェーンで扱われる可能性があると思われます。

      TOKKUは天板昇降式デスクではありませんが、お嬢様が小学4年生であればその機能は必要ないと思います。
      むしろ袖ワゴンの収納力がないなどのデメリットのほうが大きくなってしまいます。

      家具の里で扱われているのは主に杉工場というメーカーの商品です。
      (ほかに堀田木工所や大和屋などの学習机もありますが)

      杉工場の学習机のデザインや雰囲気は私も大好きなんですけど、自然塗装(オイル塗装)であることが非常に大きなネガティブ要素です。

      自然塗装はキズや汚れが付きやすく、子供が使うには耐えないと考えています。
      TOKKUのようにウレタン樹脂塗装を施したもののほうが圧倒的にキズや汚れに強いです。

      社会人になっても使い続けられる机を購入したいとお考えでしたら、ウレタン樹脂塗装を施した机を購入されることを強くオススメします。

      【参考】正しく理解したい、自然塗装(オイル仕上げ)の学習机のメリットとデメリット

  4. アルドゥライ より:

    収納マンさま

    塗装について勉強になりました。

    家具の里情報、ありがとうございます。
    TOKKUもそうですが、メーカー名を出さないで販売しているとわからないですね。

    また質問です。
    棚をサイドにおいた写真がよくありますが、棚側の机の足がないように見えます。
    机の端を棚にとめているのですか?
    安定感がなさそうに感じました。

    組換え自由のハイタイプを希望しているのでイトーキやケユカについても調べて、今年こそ購入に結びつけます!
    ここ数年、こだわりすぎて購入に至らなかったので。。

    • 収納マン より:

      アルドゥライさま

      そうなんですよー。
      家具業界ではネットだけでなくリアルでも商品名やメーカー名を隠して販売することが多いんですね。
      販売店側のミスリードであると思うことが多いのですが、メーカーも自らのメーカー名を商品に表示しないことがあるのは本当に困ったものです。

      さて、棚をサイドに置いた状態というのは、いわゆるユニットデスクというスタイルですね。
      もともとユニットデスクとは、机本体、ワゴン(チェスト)、本棚などが別々に販売されるもののことを指していたのですが、近年は机の側面に本棚を横向きに置いた状態のものをユニットデスクと呼ぶことが一般的になっています。

      ユニットデスクには、机と本棚を単純に並べたものと、机の片方の脚を外して本棚に連結したものがあります。
      後者の場合、完全組立品の安物ですとグラつきが生じることがありますが、大手メーカーのものであればまず問題ないはずです(本棚の下台が完成品であるため)。
      確かに不安定に見えることもあるかと思いますが、多くの学習机メーカーは子供が使うことを前提に安全第一で設計していますので、ご心配はいりません。

      組み替え自由のハイタイプ、いわゆる組み替え式デスク、コイズミファニテックで言うところのステップアップデスク、イトーキで言うところのフリーワンタイプでお探しということですね。
      そうするとTOKKUは良い選択肢のひとつとなりそうです。
      私も実物はまだ見ていませんが、楽しみですね^^

  5. アルドゥライ より:

    収納マンさん

    アルドゥライです。

    TOKKU、ファニチャードームのオリジナルでした。ファニチャードームのHPに説明が最近UPされていました。現物を見ないで買う勇気がないので泣く泣くあきらめようかなと。

    昨日東京ドームシティのフェアに行きました。見たかったプレオやビーノの単品がなく残念でしたが、プレオの上置きをビーノにも設置可能と教えていただき収穫もありました。

    こうなったら私も収納マンさんのように、幕張や相模原まで足を運ぼうかと考えています。

    • 収納マン より:

      アルドゥライさま

      こんにちは^^

      情報提供ありがとうございます!これ↓ですね♪

      本店ブログ学習机担当のオススメ!ODD-931TN TOKKU

      ”有名ブロガー”って私のことでしょうか?^^;
      それにしてもまさかファニチャードームオリジナルだったとは。
      もっとも、かねたや、東京インテリア、島忠ホームズ、村内、大正堂に置いてないんですから、消去法的にファニチャードームオリジナルであると推定できるのですが。
      ファニチャードームすげーっす。

      さて、東京ドームシティのフェアっていうのは多慶屋のイベントですね。
      大阪ではこういうイベントがあまりないのでうらやましいです(´ー`)

      プレオとビーノは同じ素材、同じ色ですからね。
      ただ、角の取り方が違うので、多少違和感があるんじゃないかと思います。

      プレオとビーノの通常タイプなら、IDC大塚家具に置いているんじゃないかと思いますが、どうでしょう?
      昨年度、大阪では確か置いていたと思うんですけど。

      いきなり遠方まで足を運ぶよりは、メーカーもしくは販売店に問い合わせてみたほうがよろしいかと思います^^

  6. アルドゥライ より:

    収納マンさん

    アルドゥライです。

    サンデスクの2017年カタログを多慶屋のフェアでもらいました。
    P29のアフランドの感想をぜひお願いします。

    • 収納マン より:

      アルドゥライさま

      こんにちはー^^

      またまた情報提供ありがとうございます!
      ヒカリサンデスクの紙カタログは今まで一度もゲットしたことがないんですけど、ちょっと気を許していた間にデジタルカタログも公開されているんですね!

      さて、ヒカリサンデスクのSDW-アフランドですね。
      これまたカリモク家具の怒りを買いそうと言うか、ついでになぜか浜本工芸まで文句を言いそうな雰囲気のデスクですね^^;

      実物をまだ見ていないので何とも言えないのですが、ヒカリサンデスクの品質であれば悪くないのではないかと思います。
      ただ、ヒカリサンデスクの中だけでなく、他社とも比較すると微妙かなというのが率直なところです。

      アフランドのパネルセットがおそらく実売価で11~12万円、浜本工芸のNo.09デスクの同様の組み合わせで15万円くらい。
      価格差は十分ありますが、品質やスペックの差はそれ以上ではないかと個人的には思います。

      正直、もうひとひねり欲しかったな、というところです^^;

  7. ガーファ より:

    収納マン様

    今年に入ってから学習机を探し始めたため無知なのかもしれませんが、現在 TOKKUはファニチャードームにも置いていないのでしょうか?

    インターネットでも情報がほとんど無いのです・・・

    2017年あたりで生産が終わってしまっているのでしょうか。。

    • 収納マン より:

      ガーファさま

      はじめまして^^

      TOKKUは今シーズン(2019年度)最初の時点では少なくともファニチャードーム本店に並んでいました。
      もちろん、ホームページにも掲載されていました。

      シーズン序盤にコイズミファニテックとファニチャードームに確認したところ、2019年度もファニチャードーム1本で行くという話でした。
      相当な台数を捌く必要があったはずですから、ほぼ全店で展示したと思われ、それでもホームページから消えているということは完売したということなのでしょう。

      もっとも、追加生産はせずに売り切っておしまいとなった可能性もありますけど、そこまでの実情は分かりません^^;