例年であれば、コイズミファニテックの学習机は8月初旬にデジタルカタログが公開され、そこからぼちぼちネットショップにも登場する感じなんですけど、2017年度は早いですねー。もう楽天市場やYahoo!ショッピングに2017年度モデルが並んでいます。
今年はコイズミファニテックの新作学習家具発表会が例年より1ヶ月前倒しとなったことを考えれば、7月初旬に販売開始されてもおかしくはないんですけど、それにしても早く感じます。
イトーキは基本的にはまだ楽天市場などには並んでませんけど、ニトリ取り扱い分はもう販売開始されていますから、大手2強については早まっている感じですね。ちなみにその他のメーカーは基本的にはまだです。コイズミファニテックもさすがにまだデジタルカタログは公開されていませんが、これも例年より早まるのかもしれません。
2017年度新作のコルフィも既に販売中
2017年度新作の「Colfee(コルフィ)」も既に販売中。上商品写真からリンク先をご覧いただければスタディアップデスクの組み替えパターンが増えていることがご確認いただけます。
しかし、コルフィってどういう意味なんでしょうね。茶色のアルファベットの綴りを見ると「coffee」と勘違いしてしまいそうですが、やっぱりカラーデスクだから「colorful」をもじったんでしょうか。
実は色が明るくなったレイクウッド
実は「LakeWood(レイクウッド)」の色が2016年度よりも明るくなりました。2016年度によく売れたという「Lifaldo(リファルド)」に近い色ですね。スタディアップデスクだけでなく、ステップアップデスクもユニットLデスクもです。天板昇降デスクは?そんなんありましたっけ?
ちなみに前述のコルフィとレイクウッドのかたちを見比べてみてください。よーく見比べると、上棚の幅がちょっと違うことが分かるはずです。2017年度のスタディアップデスクは一部のモデルの上棚の幅がワゴンの上にピッタリ乗る大きさに変わっています。
デコプリ・スタディアップデスクが3色に
色が変わったと言えば、ホワイトのみだった「DecoPri(デコプリ)」のスタディアップデスクが3色展開になりました。以前に取材をしたときには「リビングに置くのにさすがにピンクとかは厳しいでしょー」という話だったんですけど、意外と子供部屋に置くご家庭が多いと分かって方針を改めたんでしょうか。
ちなみにデコプリ・スタディアップデスクの上棚はワゴンからはみ出しています。扉付きの収納ボックスがあるため、上棚の幅を小さくしちゃうと十分な量の教科書類を置けなくなっちゃうからですね。
ワイズがフルモデルチェンジして登場
まだ取扱店舗が少ないようですが、フルモデルチェンジした「WISE(ワイズ)」も既に販売開始されています。デスク本体のみの写真ではよく分からないと思いますので、詳しくは上商品写真からリンク先をご覧ください。めちゃぐちゃカッコ良くなっています!
天板はメラミン化粧板で非常に丈夫。それでいて安っぽく見えません。私は最初、「え?これ突板じゃないですか?」と聞いたくらいです。これは中高生の買いもあったりして、結構よく売れるんじゃないでしょうか。
楽天市場でざっと確認してみたところ、コイズミファニテックの2017年度モデルはすべて販売開始されているようです。逆に言うと、2016年度のカタログにあって現在販売されていないものは廃番っちゅーことですね。もっとも、そんなのは数えるほどしかありませんが。
しかし、直営店を構えているイトーキと違ってコイズミファニテックはネットでは弱いかと思ってましたが、これだけ早く展開すると有利ですねー。情報の出し惜しみなんてしてたら競争の激しい世の中で生き残れません。木工メーカーなんて周回遅れどころか、もはやキャッチアップできないくらいに置いてけぼりです。このまま座して死を待つのでしょうか。
【コメント】 皆様からご質問・ご意見など
初めまして。
いつも収納マンさんのブログで勉強させていただいてます。
来年入学予定の娘の机をぼちぼち探しているのですが、地方(長崎のさらに田舎の方)のためなかなか地元では実物を見ることができず、今日福岡の大川市にある某巨大家具店に行ってきました。
コイズミのコルフィ、イトーキのポルク、杉工場のレグシーが見たくて行ったのですが、残念ながらコルフィはなく今後お店に置く予定もないそうで…
しかし同じスタディアップデスクのアルフにいい意味で裏切られました!
天板がつるつるの「いかにも学習机」というのはあまり面白みがないかな、と思い、レグシーが本命のつもりだったのですが…
アルフの木の質感が良くて、一気に本命に躍り出ました(ポルクも質感やデザインは良かったのですが、収納や引出しの使いやすさからアルフに軍配が上がりました)。
地元の家具屋さんにはCDコンパクトとかしかなくて、コイズミイトーキは全部あのつるつるの感じかと思っていたのです。あんなに質感も良くて丈夫なら言うことなしです。
そこで収納マンさんに伺いたいのですが、アルフと比べてコルフィの質感ってどうでしょう?
写真で見る限り、アルフと同じ系統(だといいな)のようにも見えるのですが…
今日行った家具屋さんでコルフィを見れないなら、実物を見れる機会はほぼないので、是非ご意見をお聞きしたいです。
さーたーさま
はじめまして^^
おおーっ。さーたーさんは長崎ですかー。
私が唯一足を踏み入れたことがない都道府県、長崎。
行ってみたいなー♪
さてさて、コルフィについて。
あくまで主観ですけど、ラバーウッド無垢にしては質感はすごく良いです。
ラバーウッド無垢と言ったら普通はツヤテカって感じですけど、まったくそんなことはありません。マットな質感です。
ただ、ラバーウッドというのは木目がハッキリしないんですよね。
かすれた年輪模様とマツ毛くらい長さのの線がピッピッと入るくらいの感じです。
硬さは十分ですが、そういう理由で近年は人気がなくなったという事情があります。
そんなわけで、杉工場のレグシーと比べるならコイズミファニテックのアルフのほうが、さーたーさん好みだと思います。
カジュアルというかポップな感じがお好みなら、コルフィやレイクウッドをオススメしますが。
念のためコルフィの木目が分かりやすい写真を添付しておきますねー^^
収納マンさま
早速お返事いただきありがとうございます!
長崎はオランダ坂とかのいわゆる観光名所はガッカリ名所なことが多いんですが、でも食べ物は美味しいですよ。
もし来られることがあったら是非是非お魚を召し上がって行ってください♪
コルフィについて詳しくありがとうございます。
なるほどー、木目の違いも大きいのですね。
確かに今日いろいろ学習机を見てみて、使っている木の違いで印象がかなり違って驚きました。
コルフィのアップの写真もありがとうございます。
寄りの写真まで撮ってるなんて流石ですねー!
確かにアルフと比べるとだいぶすっきりした木目な気がします。
でもマットな質感というのは嬉しいです!
今日見てきた3つはどれを選んでも後悔しないかな〜と思うので、それプラスやっぱりコルフィも候補に入れて、娘にも意見を聞いてみようと思います。
ご意見本当に参考になりました。
また更新楽しみにしています!
ありがとうございました!
さーたーさま
観光名所はインテリアの写真と同じで、フレームインした部分しか見どころがなかったりしますからねー^^;
ウチの近所の酒蔵もそんな感じです。
でも本当、長崎には憧れます。
死ぬまでにはと言わず、できるだけ早く足を運びたいものです。
コルフィの写真は寄りで撮ったんじゃなくて、全体を撮ったものの一部なんですが…最近のスマホは本当に便利だと改めて思います^^;
でも本当に、コルフィは今までのラバーウッドの学習机にはない印象です。
ラバーウッドと言わなければ、アルダー材と間違う人もいると思います。
アルフに使われているビーチも木目が薄い樹種なので、そんなに違いは気にならないかもしれません。
アルフとコルフィは基本的な形は同じで、違うのは主に材質と引出しのデザインですから、本当にお好みで選んでいただければ良いと思います。
最終的にはやはりお嬢様のご希望次第でしょうか^^