コイズミファニテックに聞いた!白い学習机が難しい理由は○○だった

コイズミ新ロゴマーク

前回に引き続き、コイズミファニテック商品部商品課のYさんにお話をうかがって参ります。

【前回】コイズミファニテックに凸!2016年度大型新商品「スタディアップデスク」は好発進

コイズミファニテックのLEDデスクライトが家電量販店でも買えるようになる!?

収納マン:コイズミのロゴマークが変わりましたね。

Yさん:家具等の製造販売事業をおこなう弊社を含む小泉産業グループと、理美容器具など自社ブランド商品の企画開発などをおこなう小泉成器グループの両社は、本年10月1日にブランドロゴとブランドステートメントを刷新しました。

今までは「ドライヤーなどの理美容器具のコイズミ製品は家電量販店に並んでいるのに、どうして学習用LEDデスクライトは置いていないの?」と聞かれることも多かったのですが、今後は両社のシナジー効果を活かして弊社のLEDデスクライトの一部が大手家電量販店の店頭にも並ぶ予定です。

収納マン:おおーっ。それはうれしいですね!

Yさん:それと実は…。

ここから先はまだ一般には公表されていない情報を含みますのでわたくし収納マンの弁として説明します。現在、家具製造業としてはコイズミファニテックは上位10社に入るか入らないかという規模ですが(それだけでも十分スゴイこと!)、今後上位5社に入らんとする計画だそうです。

家具製造業が軒並み右肩下がりの中、これはとんでもない計画です。2015年7月のSHOUEI FURNITURE(タイ)の買収によりダイニング家具などの分野で売上を作ることも考えているのだとは思いますが、学習机や書斎家具、生活サポート家具などでも売上を伸ばしていく考えなのでしょう。

つまり、2016年度の大型新商品「スタディアップデスク」は既存の「ステップアップデスク」の売上を奪うと考えているのではなくて、スタディアップデスクでさらに売上を積み増そうという思惑なのではないかと思います。そう考えれば、あれだけ一気にスタディアップデスクのラインナップを増やしたことも納得がいきます。

こりゃあスゴイ!もし本当にそんなことになったら、競合する学習机メーカーは撤退せざるを得なくなるかもしれません。学習机と言えば「コイズミファニテック」。高級デスクと言えば「カリモク家具」。あとは全部「その他」。今後はコイズミファニテックとカリモク家具の学習机2強時代がやってくるのかもしれないですね。



白いデスクってやっぱり難しいんですか?

収納マン:ちょっと関係ないこと聞いちゃっても良いですか?コイズミファニテックにはDecoPri(デコプリ)もありますけど、白い学習机って一定の人気が見込めると思うんです。でも実際のところ、他社にもあまりないじゃないですか。需要があるのに供給が足りていないというか、なかなか納得できるものが少ない。これってなぜなんでしょう?

Yさん:白い学習机を作る場合、見た目が良いのはマット調、つまりツヤ消し塗装を施したものです。ですがツヤ消しにするとどうしても汚れやすくなってしまうのです。そこで学習机として考えた場合、ツヤありの鏡面塗装にするしかない。けれど鏡面塗装にするとどうしてもチープな感じになってしまうので、そこらへんが難しいのです。

だから弊社ではチープ感がないように天板にピンクやパープルを採用しました。リビング学習を前提としたスタディアップデスクはさすがにパープルでは厳しいだろうと考えてホワイトにしましたが…。

収納マン:そう言えばデコプリのスタディアップデスクは引出内部材がファルカタ(洋桐)になりましたよね。これは他のスタディアップデスクと仕様を共通化してコストを抑えた結果、実現できたんですよね。これはちょっとお得感があるかも。

2016年度のオルレアは天板が味のある感じに!

オルレアの天板は節のある材質に変更

収納マン:デコプリと並んで女子に人気のある学習机と言えば、やっぱりOrlea(オルレア)ですよね。2016年度は天板の色が濃いものも登場しました。

Yさん:それだけじゃないんですよ。昨年度までは節のないカバ材を使っていたのですが、2016年度は敢えて節のあるものに変更しました。そのほうがオルレアの世界観を出しやすく、お客様の評判も上々です。

収納マン:ああっ!確かに!しかも2016年度のオルレアのステップアップデスクの価格が据え置きだったのはこういうことだったのか!

…という感じで、今回もいろんなお話をうかがうことができました。というか、実に3時間にも渡ったロングインタビューは業界裏話ばかりで、私としてはメチャグチャ楽しかったんですけど、残念ながらそのほとんどがここに書くことができません(苦笑)

それにしても無謀と思えた2016年度のスタディアップデスクの大量投入は、実は綿密な計画に基づくものだったんですね~。いやこれはマジでヤバイ。コイズミファニテックの学習机が頑張ってくれるのはうれしいんですけど、コイズミファニテックかカリモク家具でなければ学習机でないなんて流れになれば、私が出る幕がなくなってしまいます(苦笑)

2016年度、学習机市場にとってはやはり激動の年となりそうですね!

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