この商品はもうネットショップで扱われることはないのかなーなんて思ってたんですけど、やっと登場しました。コイズミファニテックの「Lakom(ラーコム)」です。
ダイニングセットと学習スペースが融合
先日、コイズミファニテックのショールームでお話をうかがったところによると、ラーコムはスタディアップデスクがまだ影も形もないときに開発された商品だそうです。学習スペースをダイニングセットと完全に融合させてしまうなんて、かなり先鋭的ですよね。
こちらのダイニング5点セットは、テーブル下が学校の机のように棚になっていること、座面の高さを変えられる学習椅子、ランドセルを置くことができるワゴンがセットになっているのが特徴です。よく見ると、テーブル横にコンセントボックスまで付いています。
天板サイズが豊富なカウンター調デスク
ラーコムにはダイニングセットだけでなく、実に豊富なバリエーションがあります。こちらはツインデスクのような組み合わせ。奥行450mmで、幅が90~120cmまで5cm刻みで7サイズの天板が用意されており、様々な組み合わせが可能です。
学習机としては物足りなさを感じるかもしれませんが、リビングダイニングに置いてもまったく違和感のないデザインと質感で、コイズミファニテックが「家具メーカー」であることを改めて認識させられます。
ママがドレッサーとして欲しいと言い出しそう(苦笑)
むしろ私はこちらのライティングビューロー風のセットがお気に入りです。こちらも学習机としては中途半端なものですが、逆に化粧品を収納するのにちょうど良さそうな上棚で、お母さんが欲しいと言いそうです(苦笑)子供の間は学習机として、大人になったらドレッサーとして嫁入り道具に持っていくというのもアリですね。
テイストや用途的には同じくコイズミファニテックの「liten(リトゥン)」に近いところがあり、しかもリトゥンのほうがお手頃価格ではありますが、ラーコムにはまた違った上質さがあります。
今回紹介したラーコムは天板はナラ突板を主材としているうえに、取扱店舗が限られているということもあり、価格的にはちょっと手が出にくいところです。しかし、質感、デザイン、機能性の面では、非常に洗練されており、ほかに競合がないのも事実です。強いて言えば、競合となり得るのは、イトーキのリーモ・リビングか、カモミール・リビングくらいでしょうか。
機会があれば、是非一度ご覧いただければと思います。
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