いよいよ最終回、コイズミファニテック突撃レポートの第4回。引き続きコイズミファニテックのYさんとK副部長のお二人にお話をうかがって参ります。今回はLEDデスクライトについてです。
【前回】本邦初公開!?2016最新版・人気学習机ランキング【コイズミ突撃レポート3】
LEDデスクライトが明るすぎると目に良くない?
収納マン:先日、我が娘のLEDデスクライトを買い替えました。御社のECL-357です。誰が見ても明るく、娘も大変満足しているんですが、逆にシーリングライト(天井照明)が暗いと言い出しました。これって目の健康という視点では問題ないのでしょうか?
Kさん:弊社ではJIS規格A形基準相当の照度を得るために自社基準を設け、デスクライト直下の照度が1000Lx程度となるように設計しています。ですので、決して明るすぎるということはないと考えています。
それどころか芝谷さん、昨年から弊社のデスクライトは一部の家電量販店でも販売されるようになったのですが、家電量販店では2000Lxレベルでの明るさ競争に突入しているってご存知でしたか?
収納マン:え゛。1000Lxどころか2000Lx!?ウチは1000Lxでも明るすぎるって言ってるくらいなのに2000Lxはさすがに眩しいでしょう?
Kさん:そうなんです。弊社の商品を家電量販店のバイヤーのところに持って行ったら、その程度の明るさじゃ話にならないと言われまして。そこで実際にデスクにセットした状態で弊社のデスクライトを見てもらったら、ようやく弊社のデスクライトの良さを理解してもらうことができました。
収納マン:なるほど。家電量販店のバイヤーでも、LEDデスクライトは明るければ明るいほど良いと思い込んでいたわけですね。ですが実際は、明るすぎると眩しいし、デスクライト直下とデスクの端のほうでムラが生じてしまうということが分かってもらえたわけですね。
ってゆーかウチの場合、デスクライトが明るすぎるんじゃなくて、天井の蛍光灯が暗い気がしてきました。最新のLEDデスクライトと旧式の蛍光灯照明を併用するのって、ハイビジョン対応のBDレコーダーを旧式のブラウン管テレビに繋ぐようなものなのかもしれませんね(苦笑)
面発光のLEDデスクライトってどうですか?
収納マン:2016年度は他社で面発光のLEDデスクライトが扱われました。個人的には非常にやさしい光という印象を受けたのですが、コイズミファニテックでは今後、面発光のLEDデスクライトを扱う予定などはないのですか?
Kさん:技術的には有機ELを使った面発光であれば可能であると思われます。ただコストが問題ですね。
収納マン:あ。今の面発光はLEDを使った疑似的なものなんですよね。有機ELなら十分な照度を確保した面発光が可能。でも現状ではコストが掛かるので商品化は難しいと。う~ん、やっぱりコイズミ。いろいろ研究されてるんですねー。
消費者の方々にメッセージをお願いします
収納マン:いやー、今回もいろいろ役に立つお話をたくさんお聞きできて満足です。最後に消費者の方々にメッセージがあればお願いします。
Kさん:近年はお客様の嗜好やライフスタイルが多様化しています。弊社としましてはそういったお客様のニーズにお応えできるように商品開発に力を入れております。お子様の成長をずっと応援しています。そのために常に品質も改善しております。
収納マン:そうですよね。コイズミファニテックの学習机は常に子供目線で作られていますよね。童心にかえって見ていて楽しいです。
Kさん:スタディアップデスクのデザインが豊富なのも、お子様の視点に立った結果です。これからも”Kid’s fun”な学習机を提供してまいりたいと思います。
全4回に渡ってお送りしましたコイズミファニテック突撃レポート、いかがだったでしょうか?本当はもっと濃い話を聞けたんですが、ここに書けないのが残念です(あくまで自主規制)。
でもホント、コイズミファニテックってスゴいです。消費者を熟知しているというか。子供にとって何が一番大切なのかを分かっているというか。
この勢いは2017年度も当然続くでしょう。今からとても楽しみです!
【関連記事】
【コメント】 皆様からご質問・ご意見など