前回のリビング学習の説明の中で、”その子の性格に合った接し方を心掛けて過不足のない範囲でコミュニケーションを取る”ということについて触れました。今回は子供の性格およびそれに合った収納法や学習法ということについて、より詳しく説明したいと思います。
生年月日で子供の性格が分かる!「収納なび」
「子供の性格に合った方法」と簡単に言っても、親ですら十分に把握することは難しいと思います。しかし、実に簡単な方法で子供の性格を知ることが可能なのです。それは「収納なび」を使う方法です。
「収納なび」はわたくし収納マンが作ったもので、大元はNLD性格学という個性学の一種です。また、個性学は生年月日と性格の関係を統計に基づいてパターン化したものと言うことができます。ちなみに、個性学のルーツは算命学(さんめいがく)という学問で、そこから派生したもののひとつに占いとして有名な四柱推命(しちゅうすいめい)があります。個性学も四柱推命も統計学であり、決して非科学的なものではありません。
このあたり、簡単に説明しようとすると誤解を生みかねないのですが、説明をし出すとキリがないのでこのあたりにとどめておきます。要は、占いなどという非科学的なものを信用しない私が全幅の信頼を置いている学問であることをご理解いただければ十分です。
で、件の「収納なび」ですが、以下より生年月日を入力していただくだけでその人の性格を把握することができます。お子さんだけでなく、親の性格も知ってもらったほうが効果的です。
なお、入力いただいた生年月日の記録はサーバー内に残ることはありませんのでご安心ください。もちろん、結果の出力以外にデータを活用することもありません。
性格に合わせたコミュニケーションの取り方
「収納なび」を使って性格が分かれば、恐ろしいほどに様々なことが分かります。しかし、今回はその子の性格に合わせたコミュニケーションの取り方に絞って説明したいと思います。なお、家の中では内面キャラを見てください。学校や職場などでは外面キャラが強く出ます。
そらのなかま
人間関係をもっとも大事にしており、常に相手のことや周りの人のことを気にします。また、良い人と思われたり、尊敬されることを喜びます。「なぜ?」「どうして?」が口癖で、原理原則を理解しないと不安を感じますので、安心できる環境を作ることを第一に考え、着実に学習を進めることが大切です。基本的に親がベッタリでも大丈夫。
ヒヨコ | 手は掛かるが安心感を与えることが大切。芯は強いが、疲れやすい体質なので注意。 |
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ツバメ | 感受性が強い。人の評価が気になるので他人よりも一歩進んでいることを褒めると良い。 |
フクロウ | コツコツと経験を積むタイプ。その功績を高く評価してやると期待以上の成果を出す。 |
ハト | 余計なことまで物知りになるタイプ。頼られることに生き甲斐を感じて伸びる。 |
りくのなかま
ドライでそっけなく見えますが、意外と優しい性格です。損得勘定がしっかりしているので、本人にとって損か得かが行動を起こすための重要な指標になります。また、自分自身や周りと競争をすることで伸びるタイプと言えます。ただし、自分のペースが決まっているのでペースを乱されることを嫌います。そのため下手な干渉は無用です。
イリオモテヤマネコ | 人と違った自分のやり方を模索するので基本的には静観することが大切。 |
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ウサギ | ライバルとの競争で伸びるタイプ。結果がすべてなのでそこを褒めると良い。 |
クマ | 非常にマイペースなので、時に客観的な全体像についてアドバイスしてあげると良い。 |
バク | 余計な口出しは無用。ただしメリハリを持ってその子の短所と長所を的確に伝えると良い。 |
うみのなかま
感情にムラがあり、「良い加減」なところのある性格ですが、とてもエネルギッシュです。「ドーン!」、「バーン!」というような擬音語をよく使う傾向があります。ベタなおだて方でも気分を良くしますのでしっかり褒めて育ててあげてください。一方で本音を言わず、内に溜め込むところがあるので、注意深く見守ることも大切です。
デンキクラゲ | 集中力がないので短時間集中で。忘れ物がないかなど徹底的なフォローも大切。 |
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イルカ | 反発しがちなので命令や指示は無用。チャレンジ精神が強いのでそこを煽ってやると良い。 |
クジラ | 応用力が弱い。親分肌なのでリーダーシップを発揮させるとやる気が出るタイプ。 |
ラッコ | コツコツ自分なりに努力するタイプ。ただしムラも多いので時としてフォローも必要。 |
以上、3分類(そら/りく/うみのなかま)、12分類(キャラクター)について、子供の性格に合った接し方を簡単にまとめてみました。それぞれ簡単な説明なので齟齬はあるかと思いますが、詳しくは診断結果のほうを参考にしていただければと思います。
あと、診断結果ページ下部の「三分類について」、「目標指向型/状況対応型について」、「感覚タイプ/論理タイプ、楽観タイプ/慎重タイプについて」の部分も参照していただけるとより深くご理解いただけると思います。
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