世間では政治家からお子様まで、みなさんポケモンをゲットして喜んでおられます。一方で私は世の中の流れなど関係なく、2017年度の学習家具カタログをゲットして喜んでいます。先日もカリモク家具の2017年度カタログを入手しました。
ただ残念ながらこれはレアではありません。カリモク家具のホームページから請求すれば誰にでも送ってくれます。ほかのメーカーは請求しなくても送ってくれるんですけど、カリモク家具にはどうも嫌われているようです。でも本当に嫌われてたら請求しても送ってくれないし、取材に応じてくれるはずもないので、単なる私の被害妄想でしょうか(苦笑)
カントリーが2018年3月で生産終了に!
カリモク家具の学習机ラインナップは基本的に前年度とほとんど変わりありません。価格も同じなので、昨年のように慌てて買う必要もありません。
ただ唯一ビッグニュースがありました。なんと、「Country(カントリー)」が2018年3月で生産終了すると書かれていたのです!シンデレラやアナ雪のモデルがあるから良いかなと思いきや、それらも同じく廃番予定に。プリンセスアイボリー色だけでなく、エンジェルホワイトP色もライトアンバー色もすべて廃番予定となっています。
まあ発売から10年以上経つモデルで、パソコン対応といった古い仕様ですから致し方なしかとは思いますが、数少ないホワイトの学習机なので非常に残念です。代わりに現代的な仕様のホワイトの学習机を用意している可能性は否定できないですけど、たぶんそれはないでしょうねー。
ボナシェルタにミドルタイプの書棚が登場
出典:カリモク家具
2017年度のカリモク家具の学習机は基本的なラインナップに変わりはありませんが、サブアイテムがいくつか追加されています。特徴的なのは「Buona schelta(ボナシェルタ)」に追加された1166mmの高さの書棚。デスクに組み合わせると上写真のようにロータイプの組み替え式デスクのような感じになります。
ただし、既存のハイタイプが幅90cm、100cm、110cmの3サイズなのに対し、ミドルタイプは幅90cmと110cmの2サイズのみ。ボナシェルタの場合は100cm幅デスクに普通のワゴンをセットすると足元がちょっと狭いので、100cm幅は意外と人気が少ないのかもしれません。
カリモク家具にも興和のLEDデスクライトが登場
2016年度のコニカミノルタ製の面発光LEDデスクライトKS0133が廃番となり、2017年度は代わりにKS0200SHの取扱いが開始されました。これについて調べてみると、興和が製造しているものだということが分かりました。
形状はルピナスEK310-WH2とほぼ同じながら、直下照度は1500ルクスから2200ルクスに強化されているようです。また、ルピナスのブランドを冠していますが、面発光とはちょっと違うようです。6軸アームで自由自在にシェードの位置を固定できるのはメリットですけど、そもそもシェード幅が広ければそんな機能は必要ないのではないかと個人的には思います。しかし、カリモク家具は頑なにシェード幅が広いデスクライトを採用しませんねー。
2017年度のカリモク家具の学習机は2016年度からほとんど変わらない内容となりましたが、これも前年度の方針を踏襲しておけば問題ないという判断でしょう。実に結構なことだと思います。
一方でカントリー。ビジネスとして冷静に考えれば廃番にすべきなんでしょうけど、キーボードテーブルをなくすなしてでコストを下げてプリンセスアイボリー色だけでも何とか残してもらいたいというのが本音です。これがなくなったらマジで「ホワイトデスク難民」が発生してしまいます。風が吹いて儲かるのはローラアシュレイでしょうか。ラグジュアリーなアレもなくなるし、ホワイトデスクは厳しいですなー。
【コメント】 皆様からご質問・ご意見など
はじめまして。学習机選びで悩んでおり、こちらのブログにいきあたりました。
カタログを見て、先日まで某ふんわりデスクにひかれていたのですが‥ブログの記事と実物を見てキッパリあきらめがつきました。ありがとうございます(笑)
再検討し、カリモクのピュアナチュール、浜本工芸のNo.9あたりが好みだなぁと思ったのですが、どちらが良いのかわからなくなってきました(^_^;)
実物を見た限りでは浜本工芸かな、と思うのですが。
また、このタイプの収納力はいかがなものかと考えています。私も主人も本好きなので常に本棚が足らず、子どもの絵本も溢れている現状で、おそらく子どもの机周りも同じようになりそうです。
で、あるならば、ボナシェルタなどの組み替えデスクも候補にした方が良いのか、とも悩み始め。。
アドバイス頂けましたら幸いです。
ナラさま
はじめまして^^
浜本工芸のNo.09デスク、カリモク家具のピュアナチュール、もしくはボナシェルタなどでご検討中ということですね。
本がお好きで本棚に事欠くほどというのもよく分かります。
収納のプロとして、床が抜けるんじゃないかと思うほどたくさん本をお持ちの方もたくさん見てきましたので。
幅方向にできるだけスペースを取ることなく、デスクの奥行方向のスペースにゆとりがあるようでしたら、ボナシェルタの「収納デスク」のようなレイアウトは確かにアリだと思います。
ただ、学習机が想定する本と本好きの方が想定する本ではちょっと違うところがあります。
基本的に学習机は、A4またはB5版の教科書やノート、ファイルなどを想定した仕様になっています。
文庫本や単行本を収めようとしても、棚板の可動範囲の融通が利かず、棚板が足りなくなってしまいます。
また、学習机には教科書など頻繁に出し入れするものを収納したほうが良く、たまに気分で取り出すような本の収納には向いていません。
他方、通信教育を利用していたり、塾に通っていたりすると、幅90cmの本棚1本程度の教材の収納スペースが必要になります。
学校で使う教科書などはロータイプの上棚でも足りる程度ですが、それ以外も含めるとなかなかの量となるのです。
つまるところ、コレクションした本を収納する本棚の置き場所を目一杯確保しておくためには、学用品は学習机にすべて収納するようにしておいたほうが良いと言えるでしょう。
逆に言うと、コレクションした本なども学習机に収納するのは棚板の可動範囲などから考えるとちょっと無理があります。
本が増えると本当に収納スペースに困りますよね。
どうしても壁面を本棚がどんどん占領してしまい、ほかの家具を置く場所に困ってしまいます。
しっかりとした幅45~60cm程度、もしくは帆立を備えた80~90cm幅の本棚を用意して、文庫本や単行本は前後に並べるようにすることで、壁面をあまり占領することなく、簡単には前に本棚が倒れてこないようにすることができます。
できるだけ本棚のスペースを取りすぎることなく、学習机には学習に適した環境を第一に求めて選んでいただければと思います^^
はじめまして
学習机を検討し始めてから、収納マンさんのブログを穴が開くほど見て勉強させていただいています。
今、候補に残っているのが4点あるので収納マンさんだったらどれを選ぶか教えていただきたいです。
中学まではリビングに二台並べる予定で姉6歳弟3歳です。
①ボナシェルタ
デスク110奥行き45
ワゴン45
書棚QT3573
新しく出た高さ116センチの書棚の前に机をドッキングして、ワゴンも追加。ワゴン後ろの収納は取り出せなくなることと、設置の仕方によってはワゴンがはみ出る?のが難点ですがシンプルで好きです。
②ピュアナチュール
デスク110
ワゴン
パネルAU0310
110センチ幅の可動パネルが使い勝手よさそうです。
③セミナエース
ワゴン、棚板ユニットつきで。
②とほとんど同じ収納力でしょうか。学習机らしくないのがいいような悪いような。
①から③はいずれも机前面の引き出しユニットも追加です。
④tokku コイズミファニテック
このブログで話題だったものです。
机の幅のシェルフをドッキングする形で。高さが140で1番高く、二台並べた時の圧迫感が心配です。
また、こちらは二度現物を見に行き素敵だったんですが、息子の手にかかったら傷だらけになりそうな不安を覚えました。ウレタン塗装なのかも疑問でした。お値段も定価の①の約半分なので不安があります。
デザインや収納は申し分ないのですが。
あとはケユカで新作が出るか待ってみようか、、悩みます。
長文失礼しました。好みの問題かもしれませんが、、どんなことでも構いませんのでよろしくお願いします。
家具好きさま
はじめまして^^
カリモク家具のボナシェルタ、ピュアナチュール、セミナエース、そしてコイズミファニテックのTOKKUと、それぞれに特色があるので悩ましいですね~。
いずれも良い机だと思いますが、私だったらどれを選ぶかと言われると、ピュアナチュールかなーと思います。
上記組み合わせのボナシェルタの場合、ワゴンの奥行が短く、上棚も実質的に両側の側板のみで、ちょっと使いにくかったり、物足りなかったりするのかなと思います。
奥行を3段階に切り替えることができるのはメリットであるものの、上棚の形状で言えばユーティリティプラスのマルチシェルフとの組み合わせのほうが使いやすそうで、でもユーティリティプラスだと幅100cmになってしまうのが悩ましいところです。
セミナエースもデザインが素敵なのですが、上にプリンターを置くということでなければ学習用としてはピュアナチュールのほうが使いやすいかなと思います。
TOKKUについては私はまだ実物を見ていないんですけど、塗装はたぶんウレタン塗装ではないかと思います。
品質についても及第点だと思いますが、カリモク家具に比べると見劣りしてしまうのは致し方ないことです。
家具好きであれば、カリモク家具一択で良いのではないでしょうか。
一方のピュアナチュール。
この脚形状はやはり美しく、お子さんが座り降りしやすいです。
上棚も棚板が左右で独立していますし、ブックエンドも付いているので、収納しやすいです。
奥行が深いのでリビングに置くとちょっと圧迫感が出てしまうかと思いますが、お子さんの学習環境を第一に考えるのであれば良い組み合わせではないでしょうか^^
収納マンさま
はじめまして。4月に娘が小学校にあがるため、そろそろ学習机を購入しなきゃっと思い、日々、学習机で頭がいっぱいです。
そんななか、本当にこのサイトが役にたっています!!!!
素敵なサイトありがとうございます。
現在、いろいろ検討してきた結果、カリモクさんのピュアナチュールにしようと心の中では決めています。
ただ、、
ただ、、、
デザインが非常に悩んでいる最中です。
脚のデザインです。
色はピュアオーク色に決めています。
3310
と
3320
です。
近くにカリモク家具がおいてあるお店がほとんどなく、
ファニチャードームがあるのですが、そこには3320です。
名古屋のドマールにも見に行きましたが、色違いの3310をみて、なぜかパッとしませんでした。
それからといもの、毎日ネットで、3320のピュアオーク色をみていると、、非常に心惹かれるものはありますが、現物はみていないので、なんとも言えない状況です。
3310
3320
違いや、おすすめお分かりになりますでしょうか???
ままあっちゃんさま
はじめまして^^
ピュアナチュールの3310か3320のどちらにするかというご相談は初めてですね。
脚間寸法と値段が微妙に違いますが、基本的にはデザインの好みで選ぶものだと思っていました。
お話からすると、ファニチャードームに展示されているのは3320のピュアオーク色以外、名古屋のドマーニも3110のピュアオーク色以外だったということでしょうか。
確かに、モルトブラウン色やモカブラウン色だと、木のやさしい雰囲気が伝わりにくいですよね。
ピュアオーク色よりも光沢が強いように感じます。
また、これはあくまで個人的な感想ですが、ピュアナチュールはもともと3320の形だけで、3310は後から追加されたので、3320のほうが見た目に慣れ親しんでいるように思います。
3310は女性をイメージした線の細い感じ、3320のほうが自然の木をイメージした感じに思います。
カタログ49ページの中央の写真の角度から見るとそれぞれかなり印象が異なりますよね。
ワゴンの重厚感とのバランスという観点で言えば3320のほうがバランスが良いように個人的には思うのですが、3310のほうが圧迫感が少なくリズミカルな感じと言うこともできます。
家具って、売場で見るのと実際に家に置いた状態ではまったく違った表情を見せることが多々あります。
天井の高さ、照明、周りの家具の色や形なども影響します。
一目惚れして買った洋服が案外着合わせが難しく感じることがあるように、家具でも同様のことが起こる場合があります。
学習机そのものだけで判断するのではなく、周りの家具などとの相性をイメージして選んでいただければよろしいのではないでしょうか^^
早速のコメントお返事頂き、恐縮です。ありがとうございます。
実はボナシェルタが1番の候補でしたが、確かに両側の側板のみでは使いにくそうだしユーティリティプラスのマルチシェルフと比較すると机の上が雑然としてしまう気がしてきました。
ワゴンは奥行き60と45センチでは内寸が5センチ強しか変わらないのかな?とカタログをみて思っていて、それなら小さい方でもまぁいいかな?と考えていました。
好きな形ですが確かにどうもひっかかる要素があります。カリモクが提案する形(ワゴンなしでスッキリ)にしないし^^;
セミナエースとtokkuについても確かに確かに‼︎と納得できました。
あとはピュアナチュール。
ボナシェルタと比べどーん!と机の存在感があるのが悩みでしたが、学習環境としてはプラス要素ですね♩
納得して選べそうです。ありがとうございました‼︎
家具好きさま
”カリモクが提案する形(ワゴンなしでスッキリ)”は、収納のプロとしては非現実的であるように思います。
私は一般家庭だけでなく、オフィスの片づけのアドバイスをさせていただくことがあるのですが、どこに行っても言われるのが「引出しがもっとたくさん欲しい」ということです。
書類の片づけも確かに難しいですが、デジタル化が進んでいるということもあり、これはほとんど捨ててしまっても問題ないことが多いです。
しかし文房具などの小物はそうはいかず、しかも引出しが少ないと棚にバラバラと並べることになり、使いにくいうえに見栄えも悪くなります。
ボナシェルタやユーティリティプラスを選ぶ場合は、確かに引出しを少なくしたほうが家具そのものの見た目は良いです。
しかし引出しを少なくし過ぎると実際にモノを収めたときに散らかって見えてしまいます。
そこのところのバランスを取ることが肝と言えるでしょう。
ピュアナチュール2台をリビングに置くというのも、ガッツリしすぎていて悩ましいところですね^^;
リビングの広さや他の家具との兼ね合いのところも大きいですが。
しかしながら奥行65cmのピュアナチュールの上棚に奥行20cmオーバーのA4ファイルを並べると残りはザッと奥行40~45cmです。
別の部屋に収納スペースを設けない場合は、上棚にズラッと教材を並べても足りなくなってくる可能性が高く、やはりそれくらいの奥行は必要であると思います。
以上、お役に立てれば幸いです^^
先日は早々にお返事いただき、ありがとうございました。
学習机としての役割を考えると、書籍収納とは切り離して検討した方が良さそうですね。頂いたアドバイスは今現在の収納にもいかしたいと思います。
そうなると、やはりピュアナチュールかNO.9が候補です。
収納マンさんが比較されていた過去記事も参考にさせていただきました。
どちらも実物はザックリと見ているのですが、引き出しはやはり浜本の方がよさそうだったような。
今度は、なめるように見てこようと思います。
後は、色合いや好みですかねー。
子どもに実際に座らせてみて、最終決定したいと思います。
ありがとうございました。
ナラさま
そうですね。引出しの素晴らしさはやっぱり浜本工芸が一番です。
他方、ピュアナチュールには上棚やワゴンの良さもあります。
色合いや好みはもちろん、やっぱりお子さんの判断も大事ですよね。
是非、実物をじっくりと見比べてみてください^^