まさかのカラーデスク消滅!?イトーキ2019学習家具展示会レポート

学習机メーカー4社合同展示会2019

従来、新作学習机発表会はメーカー各社が大阪に集まって個別に開催するのが慣例でした。しかし、今年はその慣例を破って、初の4社合同展示会が東京で開催されました。

合同で開催したのは一般社団法人日本オフィス家具協会(JOIFA)に加盟する、イトーキ、オカムラ、くろがね工作所、コイズミファニテックの4社。発表会と言っても要は商談会ですから、商談内容が筒抜けになりかねない合同開催なんて今までは考えられなかったのです。

しかし、JOIFAが公表する学習机の購入率が下がり続ける中、そうも言っておれず、4社が力を合わせて合同で展示会を開催することで、市場を盛り上げていこうと相成ったわけです。

ともあれ、私としてはあちこち移動せずに一ヶ所で4社の展示会に参加できるのはうれしい限り。2日間に渡ってジックリと拝見してまいりましたので、順番にその成果をご報告したいと思います。

今回はまず、イトーキから紹介してまいりましょう。

カタログからカラーデスクが消滅!?

イトーキ・ジョイカラー

まず結論から申し上げますと、イトーキからは2019年度の新作デスクが1台も発表されていません。そればかりか、カタログからジョイカラーとジョイカラーネオが消えるというのです!

改めて言うまでもなく、ジョイカラーと言えばイトーキの看板商品のひとつです。近年はカタログでの扱いが小さくなっていたとは言え、それがカタログから消えるというのは非常にショッキングではありませぬか。

「じゃあ上の写真は一体なんだ?」って話ですけど、つまるところカタログからは消えるけれども店頭から消えるわけではない、ということですね(笑)いわゆるカタログ商品からカタログ外商品に移行しただけ、と言うこともできます。



リーモのセレクトタイプも消滅!

イトーキ・リーモ

カタログから消えるのはカラーデスクだけではありません。ここ数年、好評を博していたリーモのセレクトタイプもカタログから消えています。

しかし、これについてもカタログから消えただけに近い状態で、リーモのベーシックタイプは昨年度同様に一部店舗に並びます。また、リーモのセレクトタイプはカタログから消えますが、カモミールのセレクトタイプは変わらずカタログに掲載されます。

消費者目線で見ると奇妙なやり方のように見えますが、カタログに掲載していると色んなところから発注が来るので、在庫管理が難しくなってしまうんですね。リーモにはカモミールと違ってフリーワンタイプの上棚ハイタイプもあるので、増えすぎたラインナップを絞るという意図があったのでしょう。

なお、リーモのラテナチュラル色は終売です。

2019年度は「スクリプト」推し

イトーキ・スクリプト

イトーキはカモミールとリーモが2大看板であることに変わりありませんが、入学時に学習机を買わないお宅が増え、中高生になってから机を買うお宅が増えていることから、2019年度はスクリプト(上写真)を推しているようです。

スクリプトは2018年度登場で、確かな手応えがあったからこそでしょう。

ウットフォークがますます人気

イトーキ・ウットフォーク

2017年度登場のウットフォーク(上写真)も引き続き人気を博しています。さらに、2018年度からナフコ21スタイルと島忠ホームズで販売された「ウットフォークもどき」も好調だということです。

2018年度のナフコは快心!?イトーキの「ウットフォークもどき(学習机3点セットNUF-18-VB)」やポルク譲りのデザインの「学習机2点セットNSU-18-MD」などがGOOD!コイズミファニテックのリファルドのオリジナル仕様やヒカリサンデスク・サンワークス2も登場。
シマホ×イトーキの「ウットフォークもどき」(NUF-S18-VB)をナフコ版(NUF-S18-VB)と比較。

普通なら、これらが本家ウットフォークとカニバリそうなところですが、共に競合することなく順調に売り上げたそうです。

ニトリにも似たようなデスク(くみあわせですくFELDER)がある中、非常に人気のあるデザインと言えるかと思います。

2019年度はイトーキの新作デスクがなく、カタログからはカラーデスクをはじめ複数の商品が消えているところを見ると、勢いのなさを感じます。しかし、今回お伝えしたように、カタログからは消えるものの変わらず店頭に並ぶ商品も多く、決して勢いが弱まっているというわけでもありません。

大阪には「もうあきまへん!」と言いながら閉店セールを続けた靴屋がありましたが、イトーキも死んだふりをしているだけなのかもしれません(笑)2018年度もウットフォークもどきなどカタログ外モデルを次々投入していますので、死んだふり作戦に騙されないよう、動向を注視してまいりたいと思います。

なお、イトーキの2019学習家具カタログの発行は7月中旬予定、デジタルカタログはそれよりも1ヶ月ほど後ということです。

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コメント

  1. りせつ より:

    お世話になっております。りせつです。
    タイムリーな話題ですね。本日、ホームセンターに行ったついでに学習机コーナーを覗いてきたところです。
    2019年モデルの販売店向けのカタログがあるということで、見させていただきました。
    セレクトタイプが増えることを期待していたのですが、イトーキのラインナップを見て愕然としました。
    ベーシックタイプを探していたのに、コファーノは無いし、リーモのセレクトも無い。
    更には、娘が希望しているジョイカラーネオも無い。
    脚の形状やワゴンはニトリモデルの方が好きなのですが、本家が無くなればニトリモデルも無くなりますよね。
    使いやすさから、イトーキを第一候補として考えていたのですが、2018年モデルはメーカーの在庫リストに完売の文字がちょこちょこと出始めていました。
    店員さんはカタログ外商品について触れていなかったのですが、廃番になるわけではないのですか!?
    そうであれば、焦ることもないのですが・・・
    カタログ通りのラインナップであれば、予定を前倒しして現行モデルから選ぼうと思います。
    親目線の第一候補はWEB限定のリーモのベーシックタイプ(ラテナチュラル)です。
    娘はもっと可愛い色が良いというので、デスクマットとカーペットを自由に選ぶということで妥協してもらおうかと思います(笑)

    • 収納マン より:

      りせつさま

      こんにちはー^^

      2019年モデルの販売店向けのカタログが見れるって、すごく貴重な体験ですよ!
      あれは誤植が多かったり当初予定から変更になることもあるので、基本的に表に出ることはありませんからね。
      もっとも、2019年度のイトーキに関してはその心配がなかったのかもしれませんが^^;

      それはさておき、ジョイカラーネオのカタログモデル(HU型)は廃番かもしれませんが、廉価版とも言うべきHY型は展示会にも並んでいましたので2019年度も継続でしょう。
      ニトリ版に関しては何とも言えないですが、HY型が継続ならニトリ版も継続の可能性が高いのではないでしょうか。

      【参考】イトーキ・ジョイカラーネオ「HU型」vs廉価版「HY型」vsニトリ版「NY型」比較

      また、リーモのラテナチュラル色については記事でも触れている通り終売です。
      これは在庫限りで市場から消えていくことでしょう。

  2. りせつ より:

    収納マン様

    お返事をありがとうございます。
    専用の荷物(おもちゃ)置き場が欲しかったので、早めに購入するつもりではいたのですが、少なくともリーモのラテナチュラルにするなら急がないといけないですね。
    娘のピンク熱が高すぎて、妥協点が見いだせるか不安になってきました^^;

    >2019年モデルの販売店向けのカタログが見れるって、すごく貴重な体験ですよ!

    そうなんですね。
    店頭に見たかったモデルの展示がなかったので、店員さんに声を掛けたら「最終版ではないですが・・・」という前置き付きで見せてくれました。
    コイズミのカタログも見せていただきましたが、イトーキとは反対にベーシック回帰の内容でしたね。
    ただ、オルレアもカモミールも、上棚の扉付きボックスは今まで通り。
    本棚スペースにならないかと勝手に期待していましたが、残念です。

    2019年度モデルが出揃うのを待つか、現行モデルから選ぶか。
    もう少し娘と相談してみます。

    • 収納マン より:

      りせつさま

      いま楽天市場のイトーキオンラインショップで在庫を確認してみたら、リーモ・ベーシックタイプのラテナチュラル色は13台のようです(本日現在)。
      Yahoo!ショッピング店などと在庫は共通のはずですし、確かなことは言えませんけど、この数日中に売り切れるとは思えません。

      とは言え、りせつさんのお眼鏡に適うデスクの出現が期待薄となる中、早々にお嬢さんと意見をすり合わせて手を打ったほうが良さそうですね^^

      コイズミファニテックの2019流通業者向けカタログもご覧になったんですかー。
      これはまた大盤振る舞いですね^^;

      コイズミファニテックについては明後日に記事をアップしますけど、おっしゃる通り、ベーシックデスク回帰とも取れる変化がありますね。
      オルレアは形状そのものは同じですけど、実はデザインが変更になっています。

      ぶっちゃけ2019年度は各社とも大きな変化はないですね。
      しかしながら、候補とはまったく違うデスクが最終的に決まるケースもあることから、リーモのベーシックタイプに代わるものが見つからないと断言できないという難しさもあります^^;

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