2016年の流行語大賞に選ばれた「ゲス不倫」は「バスクリン」と何となく似ていると思う今日この頃…。
みなさま、コンニチハ。”ゲスの極みオトメン”収納マンでございます。僕のアモーレのために毎日せっせと主夫業に勤しみつつ、収納と学習机の研究をする日々です。幸か不幸か、クリントンさんやトランプさんのように浮世を楽しむ余裕など微塵もございません。
さて、今回は一生紀(いっせいき)の学習机を紹介します。学習机市場に彗星のごとく突如として現れた一生紀の学習机と言えばベトナム製のオイル塗装。モノ自体は決して悪くないものの、ぽっと出の所詮はオイル塗装の学習机しか作れないメーカーだと思っていました。
ところが2017年度はカタログを発行し、おまけにウレタン塗装のデスクまで投入!こりゃ神ってる!
発行初年度とは思えないほど完成度が高いカタログ
出典:一生紀
たぶん一生紀が学習机のカタログを発行するのは2017年度が初めてだと思います。それなのにビジュアルがなかなか素晴らしいです。
見開きからいきなり、外国人(?)の女の子と談笑する金髪のお母さんらしき女性!(笑)このぶっ飛び感はヒカリサンデスクにも負けず劣らずかと思います。
モチーフはもちろんアクタスであろうと思われますが、変にビジュアルに走りすぎることなくスペックも分かりやすく書かれており、テンポも良いです。このあたりは従来の学習机メーカーも見習うべきところでしょう。さあ、みんなでパツキンGO!(爆)
ゲスじゃない!ウレタン塗装のデスク「フリンク」
2017年度の一生紀がカタログを発行したことよりも驚いたのは、ウレタン塗装の「FRINK(フリンク)」を投入してきたことです。「オイル塗装しか作れないわけじゃないですよーだ」と言わんばかりですね。マジ驚きました。
ダイニング学習にもオススメのチェア「フィオーレ」とセット(上写真)で税込70,400円というお手頃価格。ワゴンは引出しが2段しかないですけど、デスク天板はウォルナットの突板を使うなどなかなか良い感じに大人の雰囲気を醸し出しています。
幅は110cm、上棚はナシということで、小学校入学時に学習机を買わなかったご家庭には良い選択肢の一つになるかもしれません。ワゴンの上にはタブレット端末を立てることができるようになっていますが、ランドセルやプリンターを置くこともできそうです。
ただ、一生紀のデスクはベトナム製でも品質は高いほうであるとは言え、フリンクに関しては品質が未知数です。ほかのデスクと決定的に違うのは引出しの作りで、ほかは内部材がファルカタ(洋桐)であるところがフリンクは化粧シート貼りとなっています。塗装の件も含めて今までとは違う工場で作っている感じがします。
あと、途中から学習机の代わりに買う場合、奥行が50cmしかないというのは心許ないですね。その点で言うと、中高生になってから買うというよりは、小学校入学時にリビング学習用に買って、子供が子供部屋に移動してからはお母さんやお父さんがパソコンデスク代わりに使うというイメージのほうが良いかもしれません。
そのように考えると、個人的にはヒカリサンデスクのSDW-サンワークスのほうがオススメできるかと思います。ダーク系は同じくウォルナット突板で、幅100cm×奥行60cm。上棚が必要なくても足元棚として使えますし、引出し内部材はたぶん桐ですし。
いかんせん私もまだ実物を見ていないため下手なことは言えませんが、今までの一生紀のデスクの品質を見る限りは期待して良さそうです。脚形状もデザインも良いし、価格も手頃だし、私としては非常に好印象です。
こりゃあ杉工場あたりはヤバいですね。いい加減、ゲスいオイル塗装だけではなくウレタン塗装も導入したほうが良いのではないでしょうか。販売店も競合がなくて利益率が高い学習机ということでオイル塗装の学習机を扱う傾向が強いですが、そろそろそういうのも潮時かと思います。火遊びは所詮、長続きしません(笑)
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