今回はまずお知らせから。
先日、日本経済新聞から学習机の件で取材を受けまして、明日8月13日(月)夕刊の「トレンド」コラムにその模様が掲載されることになりました。
とは言え、取材はメールと電話によるもので、記事には私の名前が載るかどうかというレベルの話。あくまでも学習机の昨今のトレンドをお伝えする内容と思われます。
それでも、一人でも多くの方が最近の学習机事情に触れて興味を持ってくださるなら、学習机評論家としてこんなにうれしいことはありません。私自身、原稿を見ていないので一体なにが書いてあるか知りませんが、日経新聞夕刊をご自宅や勤務先で購読されている方は是非チェックしてみてください。
2018/08/14追記
私も記事を拝見しました。読者のうこちえすさんによると、先に8月11日(土)の朝刊に掲載された地域もあるそうです。記事の内容は斬新な切り口で、最近の学習机に興味を持ってくださった方も多かったのではないかと思います。私の名前も最後に載せていただきました(笑)
さて、8月2日にデジタルカタログがリリースされていたにもかかわらずご紹介が遅れました。今回は2019年度の堀田木工所(hotta woody)の学習机を紹介したいと思います。
2019年度の堀田木工所のラインナップは前年度と比べてほぼ変わりません。残念ながら新作デスクはナシでございます。
しかし、これは裏を返せば前年度の方針に間違いはなかったということで、誠に結構なことだと思います。加えて、2018年度初登場の「カルロ」のサイズバリエーションが強化されることとなりました。
好評につきサイバリ追加!?「カルロ」
2018年度に新商品として投入された堀田木工所の「カルロ」は、奥行45cmのデスクとラックとワゴンを組み合わせ使うことができるデスクです。基本的にはそれぞれバラ売りですが、上写真のようにセットすればいわゆる組み替え式デスクとして使えるということですね。
今更ながらの組み替え式デスク投入だったわけですが、人気となったのはカリモク家具の「ユーティリティプラス」っぽい印象を与えたからでしょうか。もしくはその印象を強めるために、2019年度は従来の100cm幅に加え、90cm幅と110cm幅が追加されました。また、奥行60cmで幅100cmというサイズも追加されています。
ラックも同様に90cm幅と100cm幅が追加され、さらにユニットデスクとして使うのに便利な45cm幅も追加されて、かなりラインナップが厚くなった印象です。このまま行けば2020年度はますますユーティリティプラスっぽくなるかもしれませんね。
4本脚チェア廃番→No.05カラバリ追加
そのほか些細な変化としては、4本脚の「ダックチェアーNo.6」が廃番となり、代わりに「ダックチェアーNo.5」(上写真)の座面カラーバリエーションが増えました。従来のグリーンとピンクに加え、アイボリーとネイビーが加わり、全4色展開となりました。
4本脚チェアを廃番にするなんて、リビングダイニング学習の普及に反しているような気もするのですが、現実には需要が少ないということでしょう。椅子は消耗品ということやデザイン面で、より価格が手頃な一生紀の「フィオーレ」あたりと競合してしまっていたのかもしれません。
なお、2019年度の堀田木工所の学習机は2018年度と比較して価格の変更はありません。
国産ながら手頃な価格帯で、時間とともに劣化して自然な風合いが楽しめる堀田木工所の学習机は、2019年度もファンを魅了してくれるのではないでしょうか。
コメント 皆様からご質問・ご意見など
私の住んでいる所はド田舎なので、日経新聞の夕刊は発行されておりませんが、
その記事は8月11日(土曜日)の朝刊の30ページに載ってました。
芝谷さんの名前もバッチリ書いてありましたよ。
うこちえすさま
はじめまして^^
8月11日(土)の朝刊に載った地域もあるんですかー!
教えてくださいましてありがとうございます♪
私も記事を拝見しました。
切り口がユニークで、学習机に興味を持ってくださる方も多かったのではないかと思います^^