今年は飛騨産業のショールーム「飛騨の家具館 大阪」に行こうかと思ったんですけど、電話で問い合わせてみたら学習机はコブリナ1台しか置いていないということだったのでやめました。代わりに藤光家具で拝見させてもらいましたけど、やっぱり飛騨産業の学習机は良いですねー。美人さんです。学習机としてはまったく実用的ではありませんが…(苦笑)
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2016年度の飛騨産業の学習机は値上げ以外変化なし
だいたい予測はしていましたが、カタログを見ても値上げ以外の変化は一切なし。2015年度は新作の「cobrina(コブリナ)」が追加されましたけど、2016年度は新作はおろか、アイテムの追加も一切ありません。
ちなみに価格のアップは概ね1~7%で、他のメーカーよりも少し控えめながら、無垢も合板も関係なく、一律に1,000~2,000円アップしているものが多いです。また、為替変動や輸入材の価格高騰が各社の値上げの主な理由だと思っていたんですけど、国産杉を使った「soffio SUGI(ソフィオ・スギ)」も同様に値上げとなっていました。
それにしても飛騨産業の学習机。開発も販売もマイペースです。各社ともに新商品を開発したり仕様をマイナーチェンジする中、変わらず良いものを提供するというスタンスで、それはむしろ好感が持てます。
学習机のカタログにしても、ホームページでカタログ請求の案内をしたりデジタルカタログを用意することもなく、基本的には取扱店に足を運んでくださいというスタンスのようです(一応ホームページからカタログ請求は可能です)。取扱店を大事にし、良いものはやはり実際に手に触れて確かめて欲しい…そういう姿勢は家具業界の人間としては共感できます。
しかしながら、いくらおじいちゃんおばあちゃんがスポンサーになる可能性があるとは言え、実際に学習机を購入するのは20代後半から40代前半の比較的若い人たちです。飛騨産業に限ったことではないですが、家具屋の論理はもう通用しません。せっかく良いものを作っているのだから、もうちょっとそのあたり考えたほうが良いと思います。
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