クラフトマンシップで我が道を行く!飛騨産業の学習机

飛騨産業は岐阜県高山市に本社を置く国産家具メーカーです。
キツツキのトレードマーク「飛騨の家具」として、高いブランド力を持っています。ナラ材を使った家具が多いですが、もちろん飛騨で伐採されたわけではありません。残念ながら国内産で賄えるのは杉くらいです。

半世紀近くにも渡るロングセラーのリビングチェア「穂高」は超有名。2001年に発表した「森のことば」は節の入ったナラ材を使った素朴で力強い意匠で当時の家具業界に衝撃を与えました。

単にブランドイメージが良いのではなく、高い技術力とデザイン力がその製品に裏付けられています。


飛騨産業の学習机市場への参入は他の家具メーカーに比べると後発で、それもあってのことか、学習机としての機能性は無視してデザインと職人技で勝負という感じの印象です。材質、品質、デザインともに一級品であることは間違いないですが、デザイン優先のため袖ワゴンの横幅が小さかったりするなど、玄人好みに走りすぎていて、道具としてはちょっと使いづらいところがあります。しかしながらそこがまた飛騨産業らしいところでもあります。

リビングダイニングの家具として好評を得ていた「森のことば」が学習机morino kotoba(もりのことば)として2012年度に登場したときには真打ち登場かと思いましたが、やはりこの節だったデザインはテーブルやシェルフで活きるのであってキャビネットにすると難しいのですかね。あまり売れないようです。結局売れるのはBegin(ビギン)soffio(ソフィオ)といったデザインは我慢して機能性に寄ったものという感じです。

個人的に好きなデザインはosarai(おさらい)です。

本来、杉というのは軟らかくてとても学習机の天板に使えたもんじゃないですが、この杉を圧縮する技術はスゴイですね。あとはデスクの幅が大きいものには幅の広い袖ワゴンを用意してくれたらと思うのですが、そうすると見た目にボテッとした感じが出たり、チェアの意匠性が損なわれるのがイヤなんでしょうかねぇ。そういう、かゆいところに手が届かない感じが飛騨産業の学習机にはあります。

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