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浜本工芸2021学習机は70年前の復刻デザイン「No.71デスク」登場

国民的ミニカーの「トミカ」は今年で50周年を迎えるそうです。記念セットとして白バイ40台にパトカー10台の計50台セットなども販売されていますが、こんなことができるのも子供だけじゃなく大人からも愛されているからでしょう。子供にはこんなのはちょっと買えませんからね(苦笑)

半世紀もの長きに渡って愛されるブランドというのは本当にスゴイことだと思うわけですが、それを超えるものがこんなところにもありました。”学習机のパイオニア”である浜本工芸が70年前に発売した片袖机を今に蘇らせたのです。

 

70年の時を経て復刻!No.71デスク

70年の時を経て復刻!浜本工芸・No.71デスク

出典:PR TIMES(以下同)

浜本工芸の創業は1948年。その2年後に「No.128片袖机」が発売され、事務用としてのみならず子供たちの勉強机として広く家庭でも使われました。1950年と言えば、広島が焼け野原となってから僅か5年後のことです。

No.128片袖机の好評を受け、創業者の浜本八右衛門氏は家庭における子供専用机への潜在的ニーズを強く感じ、子供の家庭学習環境に特化した「学習机」の開発に着手したそうな。そして、その8年後に「E型机」が発売されて大ヒット。学習机のパイオニアとしての地位を確固たるものにしました。

全段フルスライドレール付き

浜本工芸・No.71デスク

No.71デスクは70年前のデザインをただ復活させたわけではありません。まず脚は70年前の意匠を残しつつ、横桟を加えることでランドセルなどを掛けたときに内側に入り込むのを防ぐようにしています。

引出しはA4フラットファイルが収納できるように深引出しを用意したため4段から3段に変更。全段に金属製のフルスライドレールを装備しています。

また、別売オプションとして天板下用の「引出」、天板上には「ブックエンド」が用意されています。天板下にコンセントを取り付けることもできます。

なお、天板材質はナラ無垢でサイズは110×60cm。写真で見るとリビングダイニング用のコンパクトな感じに見えますが、ガッツリ勉強するのに最適な本格派デスクなのです。

価格がちょっと高い?

商品名税別価格天板サイズ天板材質引出杯数
No.71デスク127,000円110×60cmナラ無垢3
No.6000デスクユニット※1105,000円110×60cmナラ無垢3
No.61デスク118,000円110×60cmオーク無垢4
No.32デスク+移動袖A124,000円110×65cmオーク無垢5
No.89デスク+移動袖A135,000円110×60cmナラ無垢5
No.09デスク+移動袖A140,000円110×65cmナラ無垢5
ミニマデスク+ワゴン115,635円※2100×60cmナラ無垢5

※1…No.6000デスクユニットは奥行60cmの天板110+脚+固定袖Aの場合 ※2…ミニマはメーカー希望小売価格ではなく大塚家具での実売価(税別)

No.71デスクはレトロなデザインが素敵なのですが、クソ真面目に値付けする浜本工芸にしてはちょっと割高感があります。たとえばNo.6000デスクユニットの天板はNo.71デスクより約30%以上も厚みのあるナラ無垢ですが、No.6000デスクユニットのほうが20%ほど価格が手頃です。また、No.61デスクはナラではなくオークであるものの、バックパネルも付いて引出しも1杯多くてNo.71デスクより安いです。

移動袖AをセットしたNo.32デスク、No.89デスク、No.09デスクは、引出しがNo.71デスクよりも2杯多いにもかかわらず、価格はNo.71デスクよりもちょっと高い程度。ちなみに、幅はちょっと小さいですが、わたくし学習机評論家とのコラボモデル・ミニマも良い勝負ができる価格です。まあ、同じく浜本工芸が作っているので当然と言えばその通りですが(苦笑)

どうしてこのような価格設定になっているかということは浜本工芸に聞いてみないと分かりませんけど、袖引出しのあたりに意外とコストが掛かってしまっているのかもしれません。引出し下の脚や、引出しの周りの縁の部分ですね。No.71デスクが高いか安いかはそのあたりのところを消費者がどこまで評価してくれるかに懸かっていると言えるでしょう。

山田照明「Z-00N」をセットで提案

No.71デスクの復刻にあたり、同年代に誕生したデスクライトの復刻モデルである山田照明の「Z-00N」(上写真)をセットで提案しています。Z-00Nは浜本工芸が扱っているほかのデスクライトに比べると子供の目に優しい感じではありませんが、No.71デスクに合うレトロなLEDデスクライトと言えるでしょう。

なお、Z-00Nは2700ケルビンの電球色の電球型LEDが付属していますので、あとから昼白色のLEDに交換することも可能です。

 

No.28デスクに幅90cmモデル追加

デジタルカタログをめくって他のラインナップについても見てみましょう。基本的に昨年度と変わり映えしませんが、「No.28デスク」(上写真)に幅90cmモデルが追加されています。これはリビングダイニング学習のほか、テレワーク需要も見込めるのではないでしょうか。

一方で、昨年度発売されたばかりの「No.49デスク」が早くもカタログから姿を消しました。ただこれは業界紙の『家具新聞』によると、学習家具から書斎家具にカテゴリーが変更されただけのようです。

そのほか、デスクチェアのラインナップが少し変わっています。また、回転チェアの「DSC-8500」の張地が2色から一気に10色に増えました。これもテレワーク需要が見込めるからなのかもしれません。

なお、2021年度の浜本工芸の学習机は昨年度と比較して値上げはありません。ただし、No.5000ベッドシリーズに関しては1~3割程度価格がアップしています。デカいですから輸送コストの影響でしょうか。

 

それ以外で変わったところと言えば、カタログの表紙のデザイン。「学習机」の文字が大きく表示され、70年の歴史を感じさせる雰囲気になりました。

それと8月1日から浜本工芸らしからぬキャンペーンがスタートしています。詳しくは浜本工芸のインスタグラムアカウントをご確認ください。

 

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【コメント】 皆様からご質問・ご意見など

  1. hide より:

    2年ぶり位でお久しぶりです。浜本フリークのhideです。
    浜本の復刻デスク売れて欲しいですが、割高な感があるのと、引き出し収納が少ないので書棚等を追加することになるのでしょうがその辺が親御さんがどう考えるかというところでしょうか。あと、強度、耐久性は問題ないでしょうが、袖の脚がやや貧弱に映るかもしれません。

    50年位前の学習机は、筆箱やサンスタースパイ手帳に通ずる、何でも入りのワクワク感があったので、浜本独自のスタイルとブックスタンドなど他社に見られる収納、間仕切り、遊びアイテムに凝ったハイブリッドでも良かったのかもしれません。内部の仕切り等はプラスチックでも変えられたり機能的な方が使いやすいと思います。

    推奨の照明も調色が選べる方がベターですね。

    袖は固定より移動できる方が何か置けたり、足元も広く使えるので便利と思います。

    No.9、No.57、ミニマあたりがお買い得な感じがします。

    • 収納マン より:

      hideさま

      おひさしぶりです!お元気ですか?^^

      No.71デスクは割高感があり、機能的にも魅力に欠ける…確かに私もそう思います。
      あの写真の見せ方だったら、幅90×奥行50cmくらいのコンパクトモデルでも良かったんじゃないかとか、より現代的な機能性の提案があって然るべきだったのではないかと思ったりもしました。

      ただ、これは私の悪い癖で、コスパや機能に偏った考えなのかもしれません。
      そういう考え方が過ぎると、面白い商品が出てこないんですよね。たぶん。

      今までの浜本工芸の机だと「コレジャナイ」と言って見向きもしなかった人がNo.71デスクのデザインに惹かれ、いろいろ吟味していくうちにNo.09デスクなどに行き着く…。
      そういったことを浜本工芸は狙っているのかもしれないと思います。
      でなければ、金属レールがフルに仕込まれていて、なおかつ割高感のある机なんて、従来の浜本工芸ならあり得ないでしょう^^;

      まあ、単純にビスレーのデスクを浜本工芸テイストで再現したのかな、という感じもするんですけど^^;
      ちなみに、ビスレーもキャビネットの製造開始から70余年だそうです。