「日本生まれのデンマーク育ち」改め「ポーランド育ち」となったフォルミオ

Formio(フォルミオ)は天板昇降式のデスクで、私はこれがベネッセ&カリモク家具の「学びデスク」のルーツとなったと考えています。

【関連】北欧風!でも実は日本生まれのFormio(フォルミオ)の学習机

日本生まれ、北欧東欧育ちのフォルミオ

フォルミオのキャッチコピーと言えば、「日本生まれ、デンマーク育ち」。しかしフォルミオのホームページを見ると、2015年4月から製造国がデンマークからポーランドに移ったようです。

それでも現在のキャッチコピーは「日本生まれ、北欧育ち」となっているのですが、ポーランドって東欧じゃないでしょうか?

もっとも、日本で企画され(生まれ)、北欧(デンマーク)で十数年間育ち、現在は東欧(ポーランド)で作られているって説明は可能ですけど、インテリア業界では「北欧風」という言葉が都合良く使われる傾向があるので個人的にはどうも釈然としません。



国産オーダーの「フォルミオプラス」は約10%値上げ

フォルミオは主材がビーチ材のポーランド製ですが、Formio+Plus(フォルミオプラス)はオークとウォールナットから選べ、サイズバリエーションも多い国産品です。そのため…と言って良いのかどうかわかりませんが、ほかのメーカー同様に2015年5月以降、約10%の値上げとなったようです(フォルミオの価格は変わらず)。

フォルミオはデンマークからポーランドに生産国を変えることで価格の据え置きを実現したものの、納期の短縮を図るために国内で受注生産しなければならないフォルミオプラスは価格上昇を抑えることが難しかったというところでしょうか。

ちなみにフォルミオプラスのオークを使ったデスクはフォルミオよりも10%前後価格が高く、ウォールナットを使ったものは20~30%ほど高くなっています。フォルミオの場合、デンマーク製でもポーランド製でも品質は確かだと思いますが、国産品のほうが安心と考えるならば決して高い買い物ではないと思います。

近年の学習机市場においては天板昇降式デスクは人気がなくなっていますが、まあおそらくフォルミオを選ぶ人にとってはまったく関係のないことだと思います。むしろ流行に左右されず、オリジナルとして、静かに確固たる地位を固めているのではないでしょうか。

とは言え、フォルミオの登場から10数年が経ち、競合となるようなデザインの良いデスクが増えたこともまた事実です。今後フォルミオがどのような展開を見せるのか、私も静かに見守っていきたいと思います。

スポンサードリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク

シェアする

スポンサードリンク
スポンサードリンク