今週末、学習机市場が大きく動く!?IDC大塚家具・大阪南港店など見て回った結果をご報告

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IDC大塚家具大阪南港ショールーム

年明け以降、当ブログのページビュー数、ユーザー数ともに倍近くまで急増しています。学習机の購入に向けて動き始めた消費者が増えたということでしょう

近年はお盆あたりから学習机の購入を検討する人が目立ち始め、秋頃はいったん落ち着き、12月から1月まではだらだら、2月にまた増えるという傾向となっています。ただ今年度は12月までは同じような動きだったのが、1月に入ってからの動きが活発であるように思います。もちろん、当方のブログにおけるアクセス数を見た限りの話ですが。

そんなわけで急きょ、大阪の主要家具販売店を見て回って参りました。今回はそのレポートです。



IDC大塚家具・大阪南港ショールーム

IDC大塚家具・大阪南港ショールームの学習机の展示台数は約70台(ベッド付きデスクはのぞく、以下同)。コイズミファニテック、イトーキ、浜本工芸、飛騨産業の学習机がメインで、橋詰家具、小島工芸、起立木工なども取り揃えています。

浜本工芸のNo.07デスクの90cm幅、同じくNo.88デスクのオリジナルモデルがありました。以前にナフコ21スタイルで扱っていたのとほぼ同様で、足下棚をプラスした形状です。あと、飛騨産業の「フォー・エッセイ」という完全オリジナルモデルがあります。

ほかにはイトーキのトレフの主材がビーチ材になったモデルがありました。他店でもイトーキのビーチ材の学習机はいくつかあるようですね。学研×コイズミファニテックの「毎日のデスク」もあります。

なお、IDC大塚家具は「国内最安値」を標榜していますが、別にここは安くも何ともありません。体裁は立派ですけど、やっていることはヤマダ電機と同じで、安くなるのは他店の見積書を持って行ったときだけです。

IDC大塚家具は社長が変わって新体制になりましたが、基本的に富裕層がターゲットであることに変わりがないためか、展示台数の割りには小ざっぱりし過ぎでボリューム感のない売場です。家具屋巡りをする場合は最後で良いでしょう。

 

島忠ホームズ・南津守店

島忠ホームズ・南津守店の学習机の展示台数は約80台。コイズミファニテック、イトーキ、カリモク家具、浜本工芸、ヒカリサンデスク、大塚家具製造販売、堀田木工所、くろがね工作所、オカムラなど、幅広く取り揃えています。イトーキの「リーモ・セレクト」もあります。

今年度の南津守店の展示はコイズミファニテックのリトゥンが変に出しゃばっている感じがしますが、基本的には例年通り素晴らしい売場で、親子ともに満足度の高い売場作りとなっていると言えます。ここで買うかどうかはともかくとして、一度は足を運んでもらうことをオススメします。

 

湯川家具・堺本店

湯川家具・堺本店の学習机の展示台数は約60台。コイズミファニテック、イトーキ、杉工場、堀田木工所、くろがね工作所、オカムラ、大塚家具製造販売など、中~低価格帯の学習机を揃えています。イトーキの「カモミール・セレクト」もあります。

湯川家具は以前はアウトレット品を多く扱っていたのですが、近年は扱わなくなりました。その点は残念ですが、ここは限られた展示スペースで上手に展示しています。個人的には割りと好きなお店ですね。

 

ニトリ・堺中央環状店

ニトリ・堺中央環状店の学習机の展示台数は約40台。地域にもよるのかもしれませんが、ここは例年、出だしが遅いですね。例年通りであれば、まだ最盛期ではありません。オリジナル商品を中心に、くろがね工作所、コイズミファニテック、イトーキも一応扱っているという感じです。

現状ではニトリのカタログ掲載品もまだほとんど並んでおらず、どれも「くみあわせですく」ばかりに感じる状態です。カモミール・ベーシックも完売しましたし、今となっては慌てて見に行く必要はないでしょう。

それにしても今年度のニトリは、「くみあわせですくJDNシリーズ」が突然中止になったり、レールが仕様変更になったりで、なんだかバタバタしている印象があります。クレームが頻発しないか、ちょっと心配です。

 

昨年度は1月後半に入ってから学習机の現品処分が始まりました。今年度はどうなるか分かりませんが、おそらく今週末とその翌週末がとりあえずの山場となりそうです。

【昨年度の記事】現品処分が始まった!2015年度学習机商戦はラストスパートに突入!

展示現品がなくなると、見たかった学習机が見れなくなってしまう可能性がありますので、広く情報収集したい方は今週末の内に見て回ったほうが良いでしょう。逆に現品でも何でも良いからお得に買いたいという方は1月後半からが狙い目でしょうね。

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コメント 皆様からご質問・ご意見など

  1. たるとまま より:

    収納マン様

    今、主人といろいろ家具屋を見て回っています。

    その中で大塚家具は最低価格保証ということで、売り場の表示価格も他店に比べても安いようにおもいました。
    またオリジナル商品でお得感があるものもありました。

    それでも大塚は高いのでしょうか?

    それから更に安くするために他店の見積もり書で価格交渉するというのは、他店で買うそぶりを見せて見積もり書をもらうという、結構骨が折れることをしないといけないのでしょうか?

    家具の値引きの世界がよくわかりません。初歩的な質問ですみません。

    • 収納マン より:

      たるとままさま

      > それから更に安くするために他店の見積もり書で価格交渉するというのは、他店で買うそぶりを見せて見積もり書をもらうという、結構骨が折れることをしないといけないのでしょうか?

      そうなんですね。ここが結構骨が折れる作業と言うか、普通に考えれば非現実的なのです。
      法人契約でもない限り、「とりあえず見積書出してよ」なんて家具屋で言えませんから。

      IDC大塚家具もそこらへんはもちろん分かった上で「最低価格保証」と言っています。
      また、「その割りに売場の価格は高いんじゃない?」思われることがないようにそれなりの売価設定はしています。
      オリジナル品についてもプロパー品と遜色ない売価設定はしています。

      「IDC大塚家具は高いか安いか?」という問いは、「ヤマダ電機は安いか高いか?」に置き換えると理解がしやすいと思います。
      ヤマダ電機の売価は、家電のことが分かっている人にとってはハッキリ言って高いです。
      しかし、他店のチラシを持参したり、ネットショップの価格を見せれば、最低価格を提示してくれる可能性が高いです。
      IDC大塚家具の場合も同じことが言えます(ネットショップとの比較は分かりませんが、学習机の場合、ネットではそんなに極端な価格は出ないので通用する可能性はあります)。

      結局のところ、IDC大塚家具が高いか安いかは比べる店次第と言えるでしょう。