まるでコイズミファニテックのビーノとプレオを足して2で割ったみたい!大商産業のオークシリーズ

大商産業2016学習机カタログ

先日、大商産業(金次郎デスク)から学習机カタログが送られてきました。いやー、大商産業の学習机カタログなんて初めて見ました。でもこういうのはとてもありがたい。やっぱりカタログで全ラインナップを見て初めて、一つ一つの商品のポジションやそのメーカーの考え方というものが伝わってくるものですから。

基本的に辛口コメントの私ですが、所詮は人の子なので、こういう配慮をしていただけると、良いところを見つけてアピールしたくなるというものです。というわけで、ほかのメーカーさんも是非是非カタログや袖の下を送っていただければと思います。

ちなみに昔は「研修」という名の下に、家具メーカーが販売店のバイヤーを夜の街に招待したものなんですが、最近はそういうこともなくなったようです。そんなわけで、幸か不幸かクリーンな学習机評論家・収納マンなのでございます。



金次郎デスク・オークシリーズ

大商産業(金次郎デスク)の学習机カタログを見ても正直、コイズミファニテックのコピーという印象は拭えません。ただひとつ分かったことは、以前に「7万円台のオススメ」でもピックアップした3DデスクHWO-515が、単なる組み替え式デスクではなく、まるでコイズミファニテックの「BEENO(ビーノ)」のように組み合わせが自由に選べるデスクだったということです。

しかもビーノは天板がナラ突板ですが、金次郎デスクのオークシリーズのデスクは天板がオーク無垢です。その点で言えば、コイズミファニテックのハイエンドモデルである「PREO(プレオ)」に近いと言うこともできます(正しくはプレオはナラ無垢)。

それでいて価格はお手頃。上写真の金次郎デスクのオークシリーズの2点セットでたったの税込29,500円。ビーノだったら90cm幅でも税込47,300円、プレオなら税込72,500円ですからね。もちろんデザインのディテールであったり、デスクの奥行、ランドセルハンガーの有無、スライドレールのスムーズさなどで比較すると、金次郎デスクのオークシリーズは見劣りします。けれどこの価格ですから、コストパフォーマンスは良いと思います。少なくとも無印良品よりは品質は高いです。

大商産業はもっと胸を張って売るべき

基本的に私は以前から大商産業の学習机には否定的な見解は持っていません。安かろう悪かろうの部分は否めませんが、値段の割りには高いパフォーマンスが得られるものと考えています。

また今年度は新興の三環ジャパンという強力なライバルの出現にやや存在感が薄まった感はありますが、決して大商産業が競い負けているとも思えません。

たぶん世間の評価としては、大商産業の学習机は「広告の品」的なものであり、二流メーカー扱いであろうと思います。でもね、大商産業のカタログを見ると、すべての商品の産地が書いてあるんですよ(ちなみにオークシリーズはタイ製)。この業界でカタログに産地が書いてあるのって、国産家具メーカーとイトーキだけですよ。

お恥ずかしながらこの業界、都合の良いことは消費者に知らせても、不都合なことはだんまりを決め込む業界です。カタログはおろか、製品そのものにすら産地を記載していないもののほうが圧倒的に多いです。産地だけでなく、ラバーウッドやパイン材は「天然木」と記載したり。ひどいものになるとメーカー名すら書いてありません。

ほかにそんな業界あります?こんなことがまかり通っているのは、私は家具業界だけだと思います。産地偽装で世間から糾弾される事件がありますけど、そもそも家具業界は産地不記載が常識になっているおかしな業界なのです。

その点で言えば、大商産業は立派です。先進的な取り組みをしている一流メーカーと言って差し支えないでしょう。学習机の品質についても安定感がありますし、もっと胸を張って売り込んでいけば良いんじゃないでしょうか?

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