学習机評論家が選んだ!ベスト・オブ・学習机2017

早いもので、今年も「ベスト・オブ・学習机2017」を発表する時期となりました。

なぜいつもシーズンも終わりに近いこの時期かというと、収納マンが独断と偏見で選んでいると言いながらも、読者の方々からの反応を見て選んでいるからだと改めて思います。私の好みだけで選んじゃうと、市場を間違った方向に誘導しかねないですからね(苦笑)

ともあれ「ベスト・オブ・学習机2017」を選出するにあたっては非常に悩みました。どれも捨てがたいのです!今年度は本当に素敵な学習机がいっぱい登場したなーと改めて思います。

というわけで、「ベスト・オブ・学習机2017」を発表してまいりたいと思います!



ファニチャードーム×コイズミファニテック・TOKKU

コイズミファニテック・ODB-932TN TOKKU Mシェルフ
出典:ファニチャードーム

「ベスト・オブ・学習机2017」を選出するにあたり、コレを外すわけにはいかないでしょう。コイズミファニテックが製造し、ファニチャードームで販売されている「TOKKU(トックー)」です。

TOKKUは商品としても素晴らしかったですが、その後の反応がすさまじかった!ファニチャードームは東海地方を中心に展開する家具店ですけど、私が紹介したことで日本全国から問い合わせが殺到。私がやったことはほとんど営業妨害なんですが(苦笑)、名古屋本店デスク担当の方も笑って許してくれました。

TOKKUは天板がタモ突板でちょっとワイルドな感じすが、シンプルなデザインと手頃な価格、デスクとシェルフの組み合わせがチョイスできる点などが消費者のハートを掴んだのだと思います。

2018年度は他の家具店でも取り扱われるのか、はたまたファニチャードームが絶対に譲らないのか、そこもちょっと楽しみです。

【関連】ナニこれマジ最高!コイズミファニテックの「TOKKU」@ファニチャードーム(安井家具)

 

KEYUCA×コイズミファニテック・ノーブル

KEYUCA×コイズミファニテック「ノーブル」
出典:KEYUCA

もうひとつ、私のハートに突き刺さった学習机と言えば、コイズミファニテックが製造し、KEYUCA(ケユカ)が販売している「NOBLUE(ノーブル)」です。

幅90cmのコンパクトなデスクということでニーズに合わなかった方も多かったとは思いますが、逆にコンパクトな学習机を探していた方にはピッタリだったと思います。

ケユカは主に首都圏で展開していますので、首都圏の住宅事情を考えれば、ケユカには絶対に必要な商品だと思います。サイズだけでなく、デザイン、質感、使い勝手も素晴らしいです。

強いて残念な点を言えば、ケユカには既にニノスとアロンがあり、そこにノーブルが加わったことで、もう追加の余地がなくなってしまったことです。どれも外せませんし、4台目を追加するならもっと店舗を増やさなくてはなりません。ケユカにはこれからももっともっと頑張って欲しいですね!

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ヒカリサンデスク・SDW-サンワークス

ここ数年、私を虜にしてしまっているヒカリサンデスク。ちょっと品質的には微妙なところもありますが、「SDW-サンワークス」はベーシックデスク派の私としては非常に理想に近い形をしています。

ワゴンの奥行が短いものの、上棚は足元棚にすることもできて無駄がありません。そして価格もお手頃、シンプルで大人になっても使える雰囲気です。

ヒカリサンデスクには2018年度も期待大ですね!

【関連】シンプルかつ機能的!オススメの上棚付きベーシックデスク5選

 

コイズミファニテック・コルフィ

2016年度に大量投入されたコイズミファニテックのスタディアップデスクシリーズ。2017年度はいくつか減るだろうと思っていたんですが、逆に「colfee(コルフィ)」が追加されたのには驚きました。さらに、その質感にはもっと驚かされました!

コルフィはラバーウッド(ゴムの木)でできています。ラバーウッドと言えば10年以上前の天然木デスクブームのときに学習机メーカー各社が採用した素材ですが、現在はほとんど採用されていません。ラバーウッドは硬さの面では問題ないものの、木目がなく、しかもツヤツヤテカテカの塗装のイメージが強いので、近年は敬遠されていたのです。

ところがコルフィはマット調で質感が良く、さらに「カラーデスクNo.1」を誇るコイズミファニテックのお家芸とも言えるナイスなカラーリング。これは親も子も満足ですねー。

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以上、「ベスト・オブ・学習机2017」として4モデルを選出しました。

イトーキのリーモ・ベーシックタイプやカモミール・ベーシックタイプも捨てがたかったんですけどねー。デスクライトもバージョンアップしてこのお手頃価格ですし。一方で競合するコイズミファニテックのオルレア・ベーシックデスクもデスクライトを大型化しましたので、どれを選ぶべきか絞り切れなかったというのが正直なところです。

2017年度は本当に粒揃いでした。今回は基本的に新商品だけをピックアップしましたが、もちろん定番商品にも素晴らしいものがたくさんあります。

ますます競争が激化する学習机市場ではありますが、2018年度も素晴らしい学習机に出会えることを楽しみにしています!

学習机ピックアップ2017学習机
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【コメント】 皆様からご質問・ご意見など

  1. 元迷い人 より:

    ついにベストオブ学習机が発表となりましたね。しかし、浜本工芸やカリモクが入っていないのは、非常に残念です。私の子どもは昨年に無事学習机は済ませたから良かったですが、今年に選ぶとなると、確かにコレってのは無かったかも知れませせんでした。

    昨年買った浜本工芸のno.47今はこんな感じでリビング学習しています。

    • 収納マン より:

      元迷い人さま

      おひさしぶりです^^

      そうなんですよね。ベストオブ学習机は基本的に新商品から選んでいるので、カリモク家具は該当なし、浜本工芸はいろいろミソつきということで選外となりました^^;

      リビングに置かれているNo.47デスク、とても良い感じですねー♪
      ワゴンを横に出しているからということもあるでしょうけど、ピアノの横に置いても負けないボリューム感があり、それでいて圧迫感を感じさせず、お部屋の雰囲気にマッチしていると思います。
      ピアノの横のスツールも素敵ですね♪

      息子さんのNo.12デスクは子供部屋に移動されたんですか?

  2. 色々迷う40歳 より:

    学習机選びに非常に参考にさせてもらっています。
    サンワークスはカタログで見て気に入って、実際に見に行ったのですが、引き出しの質感等がいまいちで…。大人が使うのには良さそうだけど、小学校一年生が使うことを考えると、もう少し値段が上がっても良いので、細かいところを考えたらと思います。
    そして、ブログを参考にさせてもらい、ニノスを買うことに決めたのですか、オンラインではデスクシェルフが欠品。実店舗は遠すぎて。問い合わせても、未定とのこと。このまま欠品だった場合、プレオのデスクシェルフで代用できるでしょうか?ならとオークなら、色味は似ているかとも思うのですが。
    まあ、無理だと思うので、また一から候補選び直しです。

    • 収納マン より:

      色々迷う40歳さま

      はじめまして^^
      同じく40歳の収納マンでございます。
      不惑の40代などと申しますが、まだ40歳になったばかりだからか、惑いは尽きません^^;

      サンワークスは確かに、ニノスに比べると質感はちょっとイマイチですね。
      数年前に比べるとヒカリサンデスクの質感は大幅に良くなったものの、まだ少し重厚感が足りないというか、軽い感じはあります。

      ニノスをはじめ、ケユカのオンラインショップは欠品が多いです。
      実店舗でも同様のところがあると思いますが、ケユカの学習机はロットを組みにくいんだと思います。

      通常、学習机の1ロットは100本からですが、ケユカの店舗数を考えると、次から次へと作るわけにもいきません。
      ましてや現在、ケユカの学習机は3シリーズ、さらに、ニノスのアルダー材バージョンもあります。
      そして、目下、学習机シーズンも終わりを迎えたと言って良いタイミングですから、ある程度在庫が捌けていかないと次のロットは組めないでしょう。

      また、WN色はどうも廃番になったようですし、人気のニノスとは言え、新型のノーブルの次を考えるとなると、そのポジションも安泰とは言えません。
      おまけに、コイズミファニテックのほうではプレオをどうするかという話もあるようなので、このあたりのロットの組み方が今のタイミングではまったく読めないのではないかと思います。

      それはともかくとして、ニノスのデスクにプレオのデスクシェルフが取り付け可能かどうかという点ですが、これはちょっと私には何とも言えないですね。

      プレオのデスクにデスクシェルフをセットする場合は、デスク天板裏にネジ穴があり、そこにネジで固定するようになっています(参考:コイズミファニテックSDB-365NS取扱説明書)。
      対してニノスはネジ穴がなかったように思うのです(私の記憶違いかもしれませんが)。
      また、仮にネジ穴があったとして、位置が合うかどうかという問題があります。

      もっとも、ニノスのデスク天板裏にネジ穴がないのであれば、基本的に同じ取付方法なわけですから、それはそれで問題なしと言うこともできるでしょうが。
      デザイン的にはそれほど違和感はないと思いますので、一度、コイズミファニテックに問い合わせてみてください。

      • 色々迷う40歳 より:

        ニノスのデスクシェルフの在庫復活していました。
        収納マン様のおかげて娘も親も満足な買い物ができました。ありがとうございました。

        • 収納マン より:

          色々迷う40歳さま

          ニノスのデスクシェルフの在庫、復活してましたか!
          それは良かったです^^

          やっぱり、40歳になるといちいちうろたえずにドンと構えていなくてはなりませんね^^;
          私もそういう気概で頑張って参りたいと思います♪

  3. 納豆ごはん より:

    娘の入学までまだ一年ちょっとあるのですが、学習机を早めに用意したいと思い、検討中です。
    こちらのブログを拝見し、ケユカのノーブルが素敵だと思ったのですが、実店舗が近くになく、まだ実物を見られていません。
    もしおわかりでしたら教えてほしいのですが、机上にコンセントはありますでしょうか?また、コンパクトな机ですが、キャビネットと椅子を収めた時、子どもはかなり狭く感じるものなのでしょうか。座りながらキャビネット内のものを取り出しづらいなどがあるのか気になります。よろしくお願いします。

    • 収納マン より:

      納豆ごはんさま

      はじめまして^^

      お嬢さんのご入学までまだ1年以上あるのにもう検討されているなんて、それは素晴らしいですねー♪
      家具はやっぱりじっくり品定めして、その時間までも楽しむものだと思いますから、とても良いことだと思います。

      さて、ケユカのノーブルについて。
      本当にデザイン、質感、スタイルともに素晴らしいですよね!

      ただ残念ながら、デスク本体にもシェルフハイにもコンセントは付いていません。
      市販の電源タップなどを机上に置くことで対応する必要があると言えるでしょう。

      また、デスクの幅はコンパクトながら、ワゴンの幅もコンパクトなので、一般的な100cm幅のデスクに比べて、座ったときに狭く感じるということはないと思います。
      ただ、ノーブルのキッズチェアは肘付きのデザインとなっているので、椅子を引かずに横から滑り込むようにして座るのが難しく、お子さんが成長して体格が大きくなった場合に肘が当たって狭く感じられたりすることはあるかもしれません。
      ワゴンに手を伸ばすときも肘が邪魔になることがある可能性も考えられます。

      ノーブルのキッズチェアのデザインは素敵なんですが、あまり機能的とは言えないですね。
      機能性重視であれば、コイズミファニテックのビスクをセットするのが良いかもしれません。

      • 納豆ごはん より:

        お忙しいのにご丁寧に回答いただき、また代わりの椅子の代替案までご提示いただきありがとうございます!
        コンセントはないんですね〜。鉛筆削りや将来はPCのためにあるといいなと思ったのですが。
        狭く感じるかどうかは椅子次第かもしれないということですね… ただ期間限定のチェアプレゼントキャンペーンもお財布に優しいので悩ましいです。実店舗までは遠いですが、キャンペーン終わるまでには一度娘を連れて実際に座らせてみようかなと思います。アロンとニノスも素敵なので、あわせて確認してきます。また何かあればご相談させていただければと思いますので、その際はどうぞよろしくお願いします!

        • 収納マン より:

          納豆ごはんさま

          確かにコンセントはあったほうが便利ですよね^^

          チェア無料キャンペーンは魅力的ですけど、そのうち10%オフキャンペーンもあると思いますので、割引率だけに誘惑されずにじっくりと品定めしていただければと思います。

          ケユカにはアロンやニノスだけでなく、素敵な家具がたくさんありますので、是非一度、一生に一回の大事なお買い物のためにも、足を運んでいただければと思います♪

  4. たかはし より:

    こんにちは。
    数年前から学習机を参考にさせていただいてます。
    この春、長男は中学生で次男は小学一年生でそれぞれ入学です。

    長男は2年前に堀田のダックをナフコで購入してリビング続きの和室に設置しています。

    次男にはまだ学習机は早いのですが、ある程度の学用品を整理整頓できるスペースを作ってあげたいと思い、こちらの記事を読ませてもらいました。

    ダックは品質は気に入っていますが、唯一足元の奥行が浅い棚のみ不満です。
    あれは文庫本くらいしかおけませんし、身体が大きくなると更に邪魔になってしまいます。

    手にすぐ届く所に教科書類を置きたいので上棚は欲しいんです。可動式の仕切り板があれば嬉しい限り。
    こんなワガママな希望が叶う机はありますかね?
    ヒカリのサンデスクが候補なんですが可動式の仕切り板ではなさそうですね。

    ちなみに、受験勉強は自室に机を移動する為、今回購入する机は二階へ移動させやすい物がいいです。
    ダックは次男へ…
    3年後、恐ろしいことに三男が小学一年生です。(長男は高校入学)

    • 収納マン より:

      たかはしさま

      はじめまして^^

      足元棚は確かに、空間を無駄なく使うという意味では有効ですが、邪魔になると言えばその通りですよね。
      私も過去いろんなお宅にお邪魔してきましたけど、男子の場合は足元棚に足を置いて棚板が壊れてしまっているケースも何度も見ました。

      足元棚はNG、上棚は可動仕切り板付き、おまけにヒカリサンデスクでもOK(=国産品じゃないとダメというわけではない)でしたら、最有力候補はイトーキのリーモ・ベーシックタイプではないでしょうか。
      ウレタン塗装なので自然塗装のダックとは質感が異なりますが、材質は同じアルダーですし、キズが付きにくいという点でもオススメです。
      なお、ナフコで購入する場合はリーモのセレクトタイプを組み合わせることになるので割高ですから、他の家具店かネットで購入していただくのが良いでしょう。

      あとは、ヒカリサンデスクのSDW-サンワークスももちろんOKですし、堀田木工所のダックに近いところで言えば杉工場のクオーレNLも良いのではないでしょうか。
      クオーレにはワゴン天板リフティングタイプもあります。

      ちなみに、あくまで個人的に思うところですが、上棚の仕切り板はあまり実用的ではないと感じます。
      単行本サイズならもちろん有効ですけど、A4版に対しては小さすぎて用を足しません。
      ファイルボックスを活用して本を立てたほうが安定すると思います。

      3年後にはまた3番目の息子さんがご入学ということで、めでたいやら大変やらといったところだと思いますが、ご参考になれば幸いです^^

      • たかはし より:

        早急にお返事いただきありがとうございました。

        リーモ ベーシックタイプがあるんですね。
        サンワークスもクオーレも捨てがたい!

        仕切り板があまり意味がないとのことで、再考の必要がありそうです。
        手の届く所に教科書類を置きたいので、クオーレだとミドルタイプの方が良いのかと思いました。

        そもそも上棚は必要なのか?
        そんな事言い出したらワゴンも要るのか?

        長男を見てますと、上棚の上段には辞書やB4サイズより小さめの小説が並んでいます。ワゴンは一番深い3段目に教科書やノートを入れてますが、きちんと立てられずたわんでいます。取り出しもしにくいようです。

        収納する場所が増えると、物も増える。
        長男の机スペースは密林のようです。
        数年後に2階へ上げる為、ダックは机本体だけで25kgくらいするので、クオーレミドルタイプにしたらダックと変わらなそうだし…。
        今は余計だと思っても、買って良かったと思う日がくるかもしれない。
        まだまだ決められそうにありません。

        • 収納マン より:

          たかはしさま

          ”そもそも上棚やワゴンは必要なのか?”…これは実に奥が深い質問です。
          家に押入れやクローゼットなどが必要かどうかというのと同じで、モノが少なければ必要ないですし、あっても活用できていなければないに等しいです。
          ”収納する場所が増えると、物も増える。”というのもまさにご指摘の通りで、収納スペースではなく死蔵スペースになってしまうこともあります。

          実際に拝見したわけではないので確かなことは言えませんが、ご長男の場合、「自分が使いやすいようにモノを配置する」ということよりも「収納スペースに合わせてモノを配置する」ことを重視しているように感じます。
          前者の考え方はたとえば、「ここで寝たい→布団はどこにしまおうか?」となるのに対し、後者は「ここに押入れがある→ここで寝よう」となります。
          押入れに布団、上棚に辞書や小説というのは、ある意味で合理的な収納方法ですが、自分自身よりも収納スペースが主役になるため、そこから工夫が生まれることは少なくなりがちです。

          もっとも、最初からうまくできる人などなかなかいません。
          限られたスペースでいかに上手に収納するか…それを身に着けるための学習机だと私は考えています。
          特に子供の頃は「何のために片づけるか?」ということを理解するのがなかなか難しいですから、ご本人がそれに目覚めるまではそのままでも良いと思います^^

          親が子供に対してできるのは「環境を作ってあげること」だけだと私は考えています。
          子供は自分で家具を買い揃えることはできません。
          親が配慮して買い揃えてあげる必要があります。
          また、子供は自分の置かれた環境が「普通」だと思う傾向があります。
          家の中全体が散らかっていればそれが普通になりますし、キレイに整理整頓されていればそれが普通だと感じるようになります。
          子供は親が言う通りにするのではなく、親がやる通りにすると言えるところがあるので、私も下手なことはできないとつくづくプレッシャーを感じております^^;

          話は変わって、ダックとクオーレは完成品ですが、リーモとサンワークスは組立式ですので2階への移動も比較的容易だと思います。
          個人的には完成品のほうが頑丈で望ましいと考えておりますが、移動のことを考えたらやっぱり分解できるほうが便利でしょう。

  5. ちぇるしー より:

    収納マン様

    はじめまして。
    4月から1年生になる娘の為に、今頃になって学習机を探している母親です。
    そもそも学習机は今はまだ不要だろうと思っていましたが、ふと学習机を置くことのメリットもあるのではないかと考え、机探しを始めました。

    一番の候補はケユカのニノスでしたが、今はもう在庫切れです。
    次に候補に挙がったのは堀田木工のベルダッド2です。
    ただ、奥行きが650ありますので、当分はリビングに机を置こうと考えている我が家にとっては、奥行きがあり過ぎるようにも感じます。
    (ニノスは奥行き600でした。)
    収納マン様は数々の机を見てこられたと思うのですが、この奥行きについてどのように思いますか?

    また、我が家はニノスもベルダッド2も実物を見たことがなく、ネット上でしか比較が出来ないのですが、収納マン様は2つをご覧になったことはありますか?
    もしあれば感想を教えてください。

    • 収納マン より:

      ちぇるしーさま

      はじめまして^^

      ケユカのニノスと堀田木工所のベルダッド2でご検討ですね。

      いずれも実物はご覧になったことがないということですので、おそらくケユカのオンラインショップで在庫切れを確認されたのだと思いますが、ケユカのオンラインショップはしょっちゅう在庫を切らしています。
      今日現在、店頭で確認したらどうなのかは分かりませんが、店頭で問い合わせれば在庫ありとの回答が期待できるのではないかと思います。

      私はニノスを見たことがあるどころか、いまケユカがデスクを3モデルも扱えているのは私のおかげじゃないかと勝手に思っているくらいです(爆)
      2012年にケユカの店頭でニノスを発見し、ネットでそれを広めたのは私が初めてだと思います。

      ベルダッドももちろん見たことがありますよ^^
      以前はオーク無垢のものもあったんですが、現在はアルダーだけですよね。
      形的には好きなんですけど、自然塗装でもオークならともかく、アルダーではやはりキズが付きやすいのが難点です。

      デスクの奥行については、短ければ短いほど収まりが良いのは間違いありません。
      ただ、これから買おうとしている学習机は、飾り物ではなく、子供が勉強するための道具です。

      小学校1年生なら奥行450mmもあれば十分というか、それ以上は手が届きにくいのですが、大学受験のときを考えると、A4サイズの資料集やプリントなどを手前と奥に並べることができる広さ=奥行600mmは必須と言えます。
      さらに言うと、ノートに書くときって、天板の縁ギリギリにノートを置くわけではないんですね。
      だいたい自然と手前の縁から50~100mmくらいのところにノートの端を持ってきて書くのが普通です。
      そう考えると、奥行は650mmが理想的と言えます。

      個人的には、天板の奥行は600mm以上であれば良いと考えています。
      奥行650mmの学習机は現在は組み替え式デスクを除いてほとんどないということが最大の理由で、そこにこだわると選択肢の幅が少ないからです。

      なお、ニノスを選ぶメリットは、ウレタン塗装のオーク無垢でキズが付きにくいこと、ベルダッド2を選ぶメリットは国産で安心、座りやすい脚形状であることかと思います。
      価格やデザインの好みもありますので難しいところですが、個人的にはベルダッド2がウレタン塗装だったらなーと思うところです^^;

  6. ちぇるしー より:

    収納マン様

    お返事いただきましてありがとうございます。
    にも関わらずお礼が遅くなり、大変失礼いたしました。

    たくさんの学習机を見られてきた収納マン様のご意見が、とても参考になり、ありがたいです。

    ベルダッドは私も形が好きなのですが、木の特性上、傷が付きやすいのですね。
    大人になっても使えるような机を・・・と思っているので、ベルダッドは候補から外すことにします。
    耐久性はやはり重要なので。

    ケユカですが、先ほどHPの在庫を確認しましたら、復活していました。
    そして、候補のニノスではありませんが、アロンのキャンペーンを今日と明日のみやっていることを知りました。
    大分お得だと感じるのは間違っていますでしょうか?

    アロンもシンプルで素敵なデザインで私は好きなのですが、天板の奥行きが550mmです。
    しかしながらゆくゆくはは600mmは必要なんですよね。
    これは横を1200mmにしても解消される問題ではないですよね。

    候補に入っているニノスですが、机の中にワゴンを入れた写真を見る限り、とても窮屈そうに見えて、少し迷いが出てきました。
    ワゴンを外に出せばいい話なのですが、そうなると机とワゴンの高さの違いが気になりまして。

    そこで、色々総合すると全く候補にしていませんでしたが、コイズミのビーノが一番、希望に合っている気がしました。
    私の希望と言うのは
    ①大人になっても使えるシンプルなデザイン
    ②耐久性に優れている
    ③勉強しやすい、整理しやすい
    ④高価格ではない(かといって低価格を希望するわけでもない)
    です。

    この希望を満たしている学習机で、ビーノ以外のおすすめはありますか?

    • 収納マン より:

      ちぇるしーさま

      ケユカ・アロンの4/1~2限定キャンペーン…いったい何のことやらと思って確認してみましたら、エライことになってますね~^^;
      なんと、驚きの約50%OFFじゃないですか!
      これは出血大サービスというか、ケユカはアロンを廃番もしくは仕様変更するつもりじゃないかというお値段ですね。
      あり得ないくらいのお買い得価格だと思います。

      ただ、奥行については悩ましいところです。
      収まり重視、見た目重視ということでしたら、550mmというのは悪くないと思います。
      一方で、奥行600mmあったほうが受験勉強をするときにやりやすいというのも事実です。
      もっとも、奥行550mmしかなかったらなかったで何とかなるものだとも思いますが…。

      また基本的には、デスクの奥行が短い場合は幅を広げることで対処するという考え方は実際あります。
      コイズミファニテックのスタディアップデスクがまさしくその考え方です。

      ただ、幅を広げる場合、2つの問題があります。
      1つは十分なシェード幅のデスクライトを使わないと、天板全体を照らせないことです。
      コイズミファニテックですとECL-357クラスのデスクライトでないと十分とは言えないでしょう。

      また、幅方向への視点移動はやはりちょっと無理があると感じます。
      これは実際に前後や左右に体と視点を動かしてみると分かりやすいと思います。

      話は変わりましてニノスですが、窮屈そうに見えますか?
      幅は1050mmですので、一般的な1000mm幅のデスクに比べて広く、ワゴンやチェアも特別に大きいわけではないので、決して窮屈なことはないと私は思うのですが。

      ニノスのワゴンの天板の高さが変えられないという点については、少し悩ましいところですね。
      実用性重視であれば、ワゴン天板リフティング式のほうがベターであることは間違いなく、他方で近年は見た目重視で「別にリフティング式でなくても良いんじゃない?」という声が増えているのも事実です。

      以上を総合しますと、確かにビーノはちぇるしーさんのニーズに合っていると思いますね。
      逆にビーノに代わるもので、だいたい同じような価格帯やデザインとなると、なかなかコレといったものはないんですよね~。
      ビーノで不満がある人は浜本工芸やカリモク家具で探すということが多く、その場合は価格が倍ほどになります。

      私はビーノ、良いと思いますけどね^^

  7. ちぇるしー より:

    収納マン様

    お返事をいただきありがとうございます。

    アロンの限定キャンペーン、収納マン様もビックリのお得なお値段なんですね。
    そう聞くと、セール、お買い得、大特価の文言に弱い私は、心をアロンに持って行かれます(笑)
    ケユカは一度は行きたいと思っていたので、ニノスも含めてこの機会に見に行ってこようかと思います。

    アロンのチェアですが、コイズミビーノのチェアと比べて使いづらさはありますか?
    また、アロン(ナチュラル色)とビーノのラックを将来的に組み合わせた場合、色等の違和感はあると思いますか?

    収納マン様を頼ってばかりで、すみません・・・

    • 収納マン より:

      ちぇるしーさま

      本日までのアロンの価格は廃番品でもあり得ないくらいの衝撃価格と言えますから、是非この機会に店頭でご確認いただければと思います^^
      衝動買いして失敗…ということもないわけではないですけど、基本的に家具はやっぱりご縁のものです。
      結婚と一緒で、タイミングというのがかなり大きなウエイトを占めますし、「住めば都」的なところがあると思います。

      さてチェアについてですが、アロンチェアとビーノチェアを比較した場合、決定的に違のは脚です。
      アロンチェアは4本脚ですので、基本的には脚の裏にフェルトを取り付けてフローリングの上で使うのが望ましいと言えます。
      対してビーノチェアはキャスター付きですのでカーペットの上で使うのが基本となります。

      また、アロンチェアは座面奥行前後調整機能がなく、板座。
      ビーノチェアは座面奥行前後調整機能あり、斜め前脚、レザー張り、足元棚あり、という違いがあります。

      ビーノチェアは座面奥行前後調整機能があって前脚も斜めになっているので、特に椅子を座った状態で引くことができない小さなお子さんには横から滑り込むようにして座りやすいと言えます。

      板座の場合は耐久性重視、レザー張りの場合は座り心地重視と一般的に言われます。
      板座ですと座布団を敷いたほうが良いですね。
      レザー張りは鉛筆でプスッと刺すと一気に破れる可能性がありますが、以前ほどその心配をする人は少ない印象です、

      あとはビーノチェアだったら足元にランドセルを置くことができると言えますが、実際にそういう使い方をしている人は少ない印象です。
      他方でどうしてもランドセルを置く場所を確保できない場合は、便利なスペースと言えるでしょう。

      色に関しては、アロンのナチュラル(M)色とビーノのNS色はほぼ同じだと思います。
      オーク(アロン)とナラ(ビーノ※チェアはタモ)で木目もほとんど変わりませんから、色合いの心配はあまりないと思います。

      • ちぇるしー より:

        収納マン様

        いつも適切なご意見とアドバイス、ありがとうございます。

        ケユカに机を見に行ってきました。
        そして、アロン、購入してしまいました。
        完全に衝動買いです。

        ニノスも素敵で、収納マン様が言うように、ワゴンがあっても窮屈さは感じませんでした。
        しかしながら、実際見てニノスよりもアロンの方が自分の好み(娘の好みは今回反映されてません)だったのと、何よりもキャンペーンの大特価が決めてとなり、購入に至りました。

        サイドのブックシェルフも同時購入しようかとも思いましたが、収納面で心もとないので、今回は見送りました。
        似た材質で他メーカーでも探してみようかと思います。

        椅子の事は何の知識もなく、収納マン様の返信とブログで勉強させていただきました。
        今回はアロンのチェアの一択のみだったので、選択は出来ませんでしたが、椅子にも色々と種類があるのですね。
        欲を言えば、クッションがあり、キャスターが付いていて、奥行き調整機能が付いていたらとも思いましたが、無料で頂けるだけで有難いので、不都合が出てきたらその時に考えようかと思います。

        余談ですが、今回、アロンを購入するに当たり、ビーノを急いで見に行きました。
        シンプルで拡張性もあり、いいと思いました。
        が、購入したいと言う気持ちにまでは至りませんでした。
        もしアロンを見て気持ちが乗らなかったら、買おうと思ったのはリファルドでした。

        今回、アロンを購入しましたが、収納マン様のブログを見ていなければ、知らない商品でした。
        また、ケユカの学習机の情報が少ない中、こちらの情報がとても参考になりました。
        衝動買いのアロン購入ですが、収納マン様の過去のブログやコメントを見る限り、失敗はないと思います。
        大満足の買い物が出来ました。

        ありがとうございました。

        • 収納マン より:

          ちぇるしーさま

          おおーっ!ケユカのアロンをお買い上げですか~♪
          いや、あれはめちゃぐちゃお買い得だと思いますよ。
          本当に、ケユカは何を思ってあんなに安くしちゃったのかと思いますし、あの質感であの価格というのは他ではあり得ないでしょう。

          チェアも含め、使い勝手の面は大きな問題はないと思います。
          一概に良い悪いというわけではなく、ある程度それに合わせて使い方をアレンジしていけば良いわけですから。

          ともあれ、ちぇるしーさんが惚れ込まれたアロンをお嬢さんも気に入って使ってくれると良いですね^^