消費者ニーズの高まりからか、メーカーの競争が激しくなっているからか、今年は例年よりもランドセル商戦が前倒しになっているようですね。サンケイリビング新聞社が発行する、幼稚園児とママの情報誌「あんふぁん」主催のランドセル試着会「あんふぁんフェス2018」も大盛況のようです。
ランドセル試着会「あんふぁんフェス2018」
「あんふぁんフェス」は昨年実績で全国で1万6,681人も動員したそうです。今年も名古屋で450家族、大阪で1500家族を集めており、注目度の高さがうかがえます。
いずれも事前予約制となっており、残念ながら名古屋でのイベントは既に終了、大阪会場は募集を終了しています。
ランドセルメーカー17社(大阪会場は12社)協賛
- イトーヨーカドー★
- 榮伸
- カザマ
- キシル★
- 協和
- コクホー
- コクヨ
- 澤田屋ランドセル★
- シブヤ文房具
- セイバン
- ナース鞄工
- ニトリ
- Nino Y Nina(ニノニナ)
- 羽倉の手づくりランドセル★
- 樋口鞄工房
- 村瀨鞄行
- ルポルランドセル★
★大阪会場は出展なし ※50音順
今年もランドセルメーカー17社(販売店も含む。大阪会場は12社)が協賛し、各社の最新のランドセルを一日で試着することができます。
ランドセルメーカーのほか、大塚製薬、学研エデュケーショナル、キンカン、クラシエ、COCO塾ジュニア、サクラクレパス、サンギ、小学館、東邦、パイロットインキ、パルシステム生活協同組合連合会、ヒューマンアカデミー、ホクレン農業協同組合連合会、マリンフード、森永乳業、龍角散、リンレイ(50音順、東京会場の場合)といった、様々な業種の出展もあります。
しかし、学習机メーカーの出展はないのですね。会場の都合上、難しいのでしょうか。
こういうイベント、学習机メーカーもやってくれたら良いんですけどねー。某メーカーの方に聞いてみたところ、かねたやや大正堂などが店外催事で相当数の学習机を並べるので必要ないということでした。
でも、それって基本的に関東だけの話なんですよね。ほかの地域ではほとんどそういう家具販売店による大規模な店外催事がありません。
「あんふぁんフェス2018」ではイトーヨーカドーやニトリといった大規模販売店も参加しており、製造、販売ともに入り乱れてのPR合戦となっていると言える状況です。
学習机はランドセルよりも輸送設置コストが高く、実質的な利益率も低いため、同じようなイベントをするのは簡単ではないことは想像に難くありません。しかし、そこをなんとかできる方法を考えてもらえたらなーと願うところであります。
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