全国のアクタスファンの皆様、大変お待たせしましたー。
決してアクタスを後回しにしていたわけではないんですよ。それどころか、お盆明けにはアクタスに足を運んだのです。
しかし、私がいつも足を運ぶ大阪空港店がリニューアルセールに突入しており、新しいカタログもデスクもないという状態。結局、年が明けても未だにリニューアルは終わっていないようで、痺れを切らして六甲店に行ってきました。
新作・theo(テオ)
2018年度のアクタスのキッズ家具シリーズは、前年度から1つ増えて全9シリーズとなりました。しかし、それはあくまでカタログ上での話。実は2017年度に復活したはずの「anfun(アンファン)」がまた消えています。

アンファンの身にいったい何があったんでしょうか?(苦笑)
それはさておき、2018年度のカタログ上の新作は上写真の「theo(テオ)」です。
テオはデンマークのデザインユニット「Says Who」とのコラボで誕生したデスクシリーズで、主材はオーク材のウレタン塗装。その点では、売れ筋のフォピッシュ、サークル、リピアなどの傾向を踏襲したモデルと言えます。
特にサイズやデザインにおいてはサークルに似ています。逆にサークルと異なるのは、ブックエンド&ペントレーが付いている点と、引出式のワゴンではなくシェルフタイプのワゴンが用意されているところでしょう。
てっきり、引出しを減らすことでサークルよりも安くすることを考えたのかと思いましたが、価格はサークルとほぼ同じです。シェルフタイプのワゴンの使い勝手は「?」ですけど、引出しが多いほうが良い場合はサークル、そうでない場合はテオを選ぶという感じでしょうか。
ちなみに、テオのデスク引出しは天板手前よりかなり奥まっており、ちょっと引出しにくいと感じます。また、テオのチェアは脚の底面がロッキングチェアのようになっており、引きやすいように作られているのだと思いますが、フェルトが付けられているためカーペットの上では滑りが悪く、フローリングの上で使うと引くときに床をキズつけてしまいそうで、かなり中途半端な構造です。足置きの位置も座面の真下すぎて、ちょっと無理があると感じます。
フォピッシュには上棚ハイタイプが
世間では上棚ロータイプもしくは上棚ナシという選択が増える傾向となっていますが、その流れに逆らうように「foppish(フォピッシュ)」にハイタイプの上棚(デスクシェルフ・ハイ)が追加されました。
個人的にはコレ、結構好きです(笑)ガッツリ本を収納しても良さそうだし、上段は好きなモノを飾ってもサマになるのではないでしょうか。
ちなみに、ただでさえフォピッシュの脚は台形なので後ろに押したらどうなることやらとちょっと心配したのですが、自重があるからか、後ろ側に倒れる心配はなさそうです。
フォピッシュには今年度あらたに、ブックシェルフ(オープンラック)やハンガーラック、ラックデスク(ミニデスク)も追加されています。従来はザ・ベーシックデスクという雰囲気でしたが、一気に層が厚くなりましたね。
ヴァリオのラインナップが大幅増
フォピッシュ以上にラインナップが増えたのは「vario(ヴァリオ)」です。バックパネルのハイタイプのほか、ブックシェルフ(オープンシェルフ)やレディラック(ランドセルラック)、ハンガーパーツなどが増えました。
特に注目すべきはブックシェルフ。ヴァリオのデスクとお揃いの、天板から側板に掛けてベントしたデザインが素敵です。
そのほか、新登場の「ライフチェア」もかなり良い感じです。肘付きということでデスクにセットするには無理がありますが、4本脚なのでダイニング学習で使うには良いと思います。
2018年度のアクタスは、フォピッシュ、ヴァリオともに、高さを意識したラインナップ追加が図られた印象です。少子化に伴い販売台数の増加が見込めない以上、デスクだけでなく関連品の層を厚くしたと見ることもできます。
そんな風に言ってしまうとイヤらしいですけど、私はより個性が強まって良いと感じます。ヴァリオの引出しが指がちぎれそうになるくらい固いなど品質面ではまだ不安はありますが、ここにきて更にアクタスの学習家具は魅力を増したと言えるのではないでしょうか。
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