例年であれば8月にキッズファニチャーカタログが配布されるアクタス。しかし、2016年は新しいカタログが配布されることなく、2015年8月発行の2016年度カタログが使い回しされていました。
単純に2017年度カタログの発行が遅れているだけかと思いきや、その後も発行されることなく、また目新しいネタも見当たらないまま、ズルズルと年を越してしまいました。
しかしながら、何だかんだ言ってもアクタスは無視できない存在です。何かしらネタがないかとホームページをチェックしていると、今更ながらに面白いことに気付きました。
アンデッドか!?アンファンが奇跡の復活
出典:ACTUS
アクタスのホームページで学習机一覧を見ていると、「anfun(アンファン)」のところに”2016.8.27 DEBUT!”と書いてあります。今の今まで、「アクタスは何を寝ぼけたことを言ってるんだ?」と思ったんですけど、よくよく考えたらアンファンは2015年度限りで廃番になっていたんですよね。
つまり、正確に言うとアンファンはデビューしたのではなく復活したわけですが、なまじ過去数年のアクタスの学習机のラインナップが頭に入っている私には、アンファンはレギュラーアイテムという印象が強く、復活したことに気付けなかったのです。いやー、本当に私の目は節穴ですねー。「収納マン」改め「はにわマン」に改称しましょうか(苦笑)
ともあれ、2016年に復活したアンファンは2015年度以前とまったく同じというわけではありません。天板はホワイトから側板と同じ木目調に。側板などに開けられた天板取付用の穴も、以前は半分くらいの高さまでだったのが足元までになっています。価格も昨今の原料高や中国の人件費高騰を踏まえてか、約8%のアップ。ラインナップも以前はチェストなどがあったのに、シェルフだけになっています。
やっぱりアクタスにはアンファンが必要という声が内外から起こったのではないでしょうか。一方で、ヴァリオやサークルに人気を押され気味のアンファンをそのまま復活させるというわけにもいかず、ラインナップを減らしての復活となったのではないかと思われます。
やっぱりコンテは廃番
出典:ACTUS
アンファン復活の裏で、2017年度は「CONTE(コンテ)」が廃番となっています。ホームページを見ると、コンテのポジションをアンファンが横取りしてしまっているのが、なんだか哀愁を誘いますねー(苦笑)
でもこれは、致し方なしかと思います。2015年度にコンテが登場したときは酷評しましたから。

私としては、アンファンを復活させる代わりにコンテをクビにするというジャッジは正解だったと思います。コンテはやっぱり、アクタスには必要ない商品です。
それにしてもまあ、新年度のカタログの発行を見送ったり、一度は廃番にした商品を復活させたりしているところを見ると、アクタスもなかなか苦戦を強いられているように見えます。
アクタスの学習机はほとんどが中国製とは言え、近年は品質が格段に良くなって、デザインも素晴らしいですし、私は決してキライじゃないんですけどねー。
2018年度こそはアクタスのちょっと良いところを見てみたいと思います。
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