今回は、学習机の平均購入価格帯(学習家具メーカー4社発表による2020年度の学習机の平均価格69,450円)よりワンランク上と言える、7万円台のおすすめを紹介して参りたいと思います。
7万円台なら、椅子やデスクマット、デスクカーペットを足して、ギリギリ10万円で収まるくらい。親としては懐が痛いところですが、その予算で収まればありがたいと言えるところでもありましょうか。
今回も基本的に上棚もしくは書棚付きの学習机を中心に、楽天市場で取り扱っている4千アイテム以上からピックアップしています。では早速、7万円台のオススメを紹介して参りましょう。
※すべて2022/01/29現在の税込価格
イトーキ・NUF-S4VB
前回の6万円台のオススメでもイトーキが猛威を振るいましたが、7万円台もイトーキが強いです。まずは「NUF-S4VB」(税込74,900円)。6万円台でオススメした「NUF-F4VB」の上棚に代えて、書棚をセットしたものです。
デスクの奥行は60cm、書棚の幅も60cmなので、いわゆるユニットデスクのスタイルで使うことも可能。書棚の棚板が全段固定でA4ファイルは収まるものの、ニトリや無印良品のA4ファイルボックスが立てた状態でギリギリ収まらないのがちょっと残念ではあります。
イトーキ・リーモJSD-31
お次もイトーキで「リーモJSD-31」(税込79,900円)。こちらもいわゆるユニットデスクですが、前述のNUF-S4VBと違うのは袖引出しがワゴンではなく固定、デスク天板下引出しが1杯のみ、その代わりに袖引出し2段目がより深め、そして天板サイズが幅105cmから130cmに拡張可能というところです。
ほか、天板奥行および書棚幅は55cmとコンパクト、全体的にアルダー無垢をふんだんに使っておりナチュラルな雰囲気に仕上がっています。引出しは全段フルスライドレールですが、デスク横は使い分けフックではなく樹脂製フックです。
コイズミファニテック・ビーノ
コイズミファニテックの「ビーノ」はラインナップが多いので組み合わせ次第でいかようにでもなるのですが、こちらの2点セット(税込64,900円)に本立て(同13,200円)をセットすれば売価で同78,100円となります。今年度から値上げされていますけど、MO色が加わったことでますます販売数も伸びているのではないでしょうか。
ちなみに、今年度の6万円台はイトーキがフィバったおかげでスルーしてしまいましたが、同様の3点セットで「ルトラ」なら売価で61,600円から、「ワイズ」なら同じく74,800円から、「コトア」なら82,500円から。「ファリス」なら90デスクとキャビネットシェルフで66,000円からとなります。
コイズミファニテック・CDファースト
続きまして、コイズミファニテックの「CDファースト」は楽天市場では概ね税込93,500円からとなっていますが、こちらは2021年モデルがNSNB色限定で同73,800円となっています。いわゆる在庫処分特価でございます。
ちなみに、幅100cm、ラバーウッド天板の同社「woody-1(OD1-woody)」のハイタイプが今年度は家具量販店でだいたい同85,800円くらい。ミドルタイプは同74,800円くらいとなっています。昨年度まではだいたい前者が798、後者が698だったんですけど、これも致し方なしですね。
ヒカリサンデスク・SDW-サンウッド
ヒカリサンデスクの「SDW-サンウッド」(税込74,800円)は天板がオーク突板のベーシックデスクです。ニトリの「ロータイプデスク・メルシーT」の存在を考えるとスペック的にはそれほど変わらないのにコスパが悪いようにも感じますが、上棚が足元棚になるというギミックやUSBポート付きコンセント装備、奥行が60cmという点を評価してもらえると、決して悪くない選択肢だと思います。
なお、サンウッドにはスリムワゴンセットもあります。収納量は減るものの、足元をゆったりさせたい、ワゴンをデスク横に並べたときに省スペースにしたいという場合には良いですね。
くろがね工作所・The DESK
最後です。くろがね工作所の「The DESK(ザ・デスク)」は税込72,800円から。くろがね直営のくろがねっとなら同74,800円で1月限定クーポンを使うと…とか言うとまた問題になるからやめておきましょう(笑)
こちらはいわゆるベーシックデスクで天然木でもありませんから決して割安ではありません。しかしながら、今となっては少数派となりつつあるリフティングワゴン、しかもスリムタイプで足元ゆったり、そしてバックスクリーンはスチール製のため時間割表などをマグネットで貼り付けることができるというのがメリットです。
デスクライトは調色機能付き、足元棚付き、タブレットステーションや配線収納も備えていますから、そういったところを評価してもらえると、これはなかなかオンリーワンな選択肢だと思います。ホワイト系もあります。
というわけで、7万円台のおすすめ学習机を6台ご紹介しました。
このあたりの価格帯になると、従来の学習机のイメージからはちょっと外れて、よりシンプルに大人っぽくなってくる感じです。コスパ重視というよりも、こだわりを反映できる価格帯と言えましょう。
さて、次の8万円台はもっとこだわりを盛り込んで満足できるデスクを見つけることができるでしょうか。例年のことながら不安です(苦笑)
8万円台のオススメ

6万円台のオススメ

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