2021年度の「価格帯別おすすめ学習机」、今回はほぼ学習机の平均購入価格帯と言える7万円台のおすすめを紹介してまいります。
平均購入価格帯とは言え、近年は5万円以下と10万円以上で完全に二極化してしまっているので、本当に真空地帯になっちゃってるんですよね。以前はニトリでもハイエンドとして7万円台がありましたが、さっぱり売れなくて7万円よりも下の価格帯ばかりになってしまいました。
ともあれ、今回も楽天市場で扱われている学習机で、基本的に上棚(or書棚)&ワゴン付きの学習机が対象です。サクッといってしまいましょう。
※すべて2021/01/30現在の税込価格
イトーキ・リーモJSD-31
まずはイトーキの「リーモ・ユニットデスクJSD-31」。組立設置サービス付きで、税込79,900円でございます。
こちらの机はワゴン式ではなく、拡張天板を使うことで幅が105cmから130cmになります。一般的に100cm幅のデスクの横にワゴンを並べるとトータルでは幅が140cmを超えますから、それよりコンパクトで、かつシームレスでワイドな天板を確保できるというわけです。
「リーモ・ベーシックタイプ」と比較すると引出しが1杯少なく、天板奥行も5cm短いわけですが、上棚に代えて書棚がセットされるので、決して割高ということもないでしょう。ニーズに応じて選んでいただければと思います。
コイズミ・デコプリ
続いてはコイズミファニテックの「デコプリ」、税込79,800円からです。スペック的にはそれほど変わらない「CDコンパクト」が同71,000円からということを考えるとやや割高感はあるものの、姫系デスクに憧れている女子にとっては大きな問題ではないでしょう。
ともあれ、昨年度はロニィのオリジナルとして発売したもののロニィが倒産して一部店舗でのみ販売となりましたが、今年度は復活してちゃんとカタログにも掲載されたのは本当に良かったと思います。
くろがね・The DESK
最後はくろがね工作所の「ザ・デスク」、税込70,800円からとなっています。6万円台でコイズミファニテックの「レイクウッド・ベーシックデスク」が買えることを考えると私も違和感がアリアリなんですけど、島忠の直販サイト「シマホネット」を見ると、少なくとも現時点で学習机ランキングで1位になってるんですよね。もっとも、シマホネットではレイクウッドは8万円台なのですが。
ともあれ、まったく理解できないわけではありません。ザ・デスクは上棚がスチールパネルでできているのでマグネットで時間割表などを貼り付けることができます。また、レイクウッドと違ってワゴン天板はリフティング式で、カラーリングも大人っぽくてカッコイイと思います。
でもぶっちゃけ、これが5万円台だったら私ももっと自信を持ってオススメできたんですけどね(苦笑)
そのほか、リアル家具店ではコイズミファニテックの「OD-1 woody」の上棚ロータイプが7万円ちょっとという価格帯です。楽天市場でも一時期販売されていましたが、どうもマズかったようで消されてしまいました(苦笑)
あと、ナフコ21スタイルの廉価版ブロスト「NORD-630VB」も税込79,800円。この価格帯の学習机は案外、お近くの家具店で探したほうが良いものが見つかるかもしれません。イトーキを除いてはネット通販だと大抵は玄関届けですが、多くの家具店は+1,000円くらいで組立設置までしてくれますからね。初期不良があったとしても近場の家具店のほうが安心です。
コロナ禍では気軽に家具屋に足を運ぶ気分になれないでしょうけど、こちらで目星をつけてから効率良く売場をチェックしていただければと思います。
8万円台のおすすめ

6万円台のおすすめ

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【コメント】 皆様からご質問・ご意見など
こんばんは。
いつもブログを拝見させていただいております。先ほどイトーキのブログを見て、ツインデスクが40%オフになっているのを見て、迷っているのですが、こちらは古いタイプなのでしょうか。今はリビングに兄弟二人のデスクを買って、将来はそれぞれが使えるようにしたいと考えています。
アドバイスいただけましたら幸いです。
サケコさま
はじめまして^^
イトーキのツインデスクが40%オフになっているというのは、こちらの「リーモNAW-F91」のことですね。
リーモのツインデスクは2017年度を最後にカタログから消えています。
(イトーキは2019年度までカタログを発行)
ただ、これは私も初めて気付いたのですが、2017年度の品番は「NAW-F81」だったため、現在販売されている「NAW-F91」は2020年度以降に生産された可能性があります。
もっとも、商品の登録自体が新しくないので、実際のところはよく分かりません。
ともあれ、商品写真を見る限り、仕様が変わっているようには見えません。
イトーキがネット販売に移行してからは使い分けフックが樹脂製フックに変わっていますが、こちらは使い分けフックのままですし。
リーモのツインデスクは2018年度カタログでは税別112,000円となっています。
実売価はだいたい税別78,400円くらいというところです。
それが現在、税別63,545円→40%オフクーポンで38,127円(税込41,940円)ですか。
2018年にタイムスリップしたら、市販の半値以下という計算ですねー。
なお、将来的に2台に分割して使用するにはキャビネット(NA-E91)を一緒に購入しておくべきだと思います。
これがないと2台に分割できませんし、来年以降に買い足せる保証はないからです。
そうすると、ツインデスクが40%オフで税込41,940円、キャビネットが29,900円で、合わせて71,840円。
1台あたり35,920円という計算ですか。
無垢天板の平机でその値段はなかなかありませんし、片袖デスクタイプを2台買うよりも間違いなく安いと思います。
サケコさん宅のニーズに合っているようでしたら、良い選択肢だと思いますよ^^
コメントありがとうございました!!よく見ると、新しいモデルのように拡張することができないのですね、、、。それならば安いけれど、うちのニーズに合うものをもっと熟考する必要がありそうです。
ファリスも良いと思ったのですが、引き出しがない事が引っかかっててなかなか決断に至りません。
悩ましいけれど、もっと収納マンさんのブログを熟読して勉強させていただきます。
本当にありがとうございます。
サケコさま
そうですね。リーモのツインデスクは「JSD-31」のように幅を拡張して使うことはできません。
ファリスもご検討されたということから、サケコさんは基本的に奥行50cmくらいでお探しでしょうか?
最初はリビングダイニングに置かれるのでしたら、そのほうが見た目がスッキリして良いですね。
他方で幅拡張を重視されるなら、天板リフティングタイプのワゴンがセットになったものや組み替え式デスクのほうが良いかもしれません。
コイズミファニテックやイトーキで上棚なしの組み替え式というのはないですが、組み替え式で天板奥行拡張仕様ならリビングダイニングに置くにも最適な奥行です。
そういった方向性も含めてじっくりご検討ください^^
ありがとうございます。
何度も大変申し訳ございません。
m(_ _)m
最後にあとひとつだけ、質問すみません!!
組み替え式で天板奥行き拡張仕様になっているデスクはどんなものがあるかお聞きしてもよろしいでしょうか??
( ;∀;)
サケコさま
一般的な組み替え式の学習机はほとんどが天板奥行拡張可能です。
リーモのフリーワンタイプのほか、コイズミファニテックのレイクウッド・ステップアップデスクなどもそうです。
イトーキだとフリーワンタイプ、コイズミファニテックだとステップアップデスク、くろがね工作所だとコンポーネントデスク、などと呼び方が変わるのが少々厄介ですけど、それらの多くはデスク天板奥行を拡張できるようになっていますし、L型カウンタースタイルにすることで天板を広く使うこともできます。
(大商産業の3Dデスクやニトリのくみあわせですくは基本的に天板奥行拡張機能はありません)
一見ダサく、もしくは圧迫感が強く見える組み替え式デスクですが、知れば知るほど良くできたものだと感心させられます。
ぜひご検討いただければと思います^^
アドバイスありがとうございます。
いろいろ調べて頭がこんがらがってしまって何がよいか分からなくなっていました。
早速参考にさせていただき組み替えデスク調べてみます。
本当にありがとうございました!!
サケコさま
またご不明の点があればいつでもご相談ください^^