早いもので、今年ももう4月に突入してしまいました。毎年言ってますけど、歳を重ねるごとに時間が経つのが本当に早く感じられます(苦笑)
それはさておき、この春からお子様がご入学という方も多いことと思います。
おめでとうございます!平成最後のご入学はきっと良い思い出として記憶に残ることでしょう。
学習机を良き相棒として、お子様が健やかに育つことをお祈りしております。
さて、ご入学後もしくは新学年が始まってから学習机を購入するご予定のお宅も少なくないと思います。引き続き、コメントをいただければ随時お返事させていただく所存ではございますが、目新しいネタがない中、ダラダラと書き続けても仕方ありません。ここらで一旦、更新をお休みさせていただきたいと思います。
例年通りであれば5月に新作デスク発表会があり、6月以降に順次、フレッシュなニュースをお届けできると思います。もちろん、それまでにもネタがあれば速報させていただく予定です。
というわけで今回は、2019年度の学習机市場を総括したうえで、2020年度に向けての展望を書いてみたいと思います。
2019年度学習机商戦まとめ
夏場の盛り上がりは消滅…?
まずは直近1年間とその前の1年間の当ブログのアクセス数を見てみたいと思います。様々な要因があるのでバラつきが見られますが、基本的にはそれほど大きくは変わりません。学習机商戦のピークは年が明けてから、最盛期は2月です。
ただ、一時期は「ラン活」の影響で夏場にも盛り上がりが見られましたが、だんだんと夏場の盛り上がりは感じられなくなってきています。6月以降に新情報をお届けしても、反響が非常に小さくて寂しい限りです(苦笑)
一方で、近年のラン活は4月から始まるからか、はたまた入学後に学習机の検討を始める方が増えているからか、5~6月頃のアクセスが増えているようです。しかしながら、当方ブログのアクセス数にバラつきが多かったことから、何とも言えない部分もあります。
2019年度は納期遅れが目立った
2019年度は新作デスクがかつてないほど少ない年になりました。くろがね工作所、オカムラ、カリモク家具はいくつか新作デスクを発表したのですが、大手のコイズミファニテックとイトーキがほぼ2018年度を踏襲するかたちとなったのですね。
しかし、それなら生産効率は良いはずなのですが、納期遅れが目立ちました。イトーキの「スクリプト」(上写真)なんて、売れ筋だと言う割りにはかなり早い段階で欠品してましたものね。
全体的に店頭での展開も遅く、カタログの配布も例年より遅かったように思います。大手メーカーは2019年度、かなり厳しい結果となったみたいですけど、そりゃ当然だろうと思ってしまうわけです。販売店のほうも配送コストの上昇に加え、売れても品物が入ってこないうえに、配送日が後ろ倒しで集中してしまって大変だったんじゃないでしょうか。
カラーデスク離れが加速
近年ますます天然木の学習机の人気が高まっていますが、それ以上に2019年度はカラーデスク離れが急速に進んだように思います。イトーキがまさかの「ジョイカラーデスク」(上写真)撤退、ニトリも「くみあわせですくデラックス」をやめてしまいましたものね。コイズミファニテックもスタディアップデスク版カラーデスクの「コルフィ」を2018年度限りで廃番にしました。
個人的には寂しい限りですが、これも時代の流れでしょう。カラーデスクで数が捌けなくなるとメーカーもラインナップを維持するのが大変だと思いますが、なんとか頑張って欲しいものです。
2020年度シーズンに向けて
残念なお知らせ
2019年度のメーカーや販売店の状況を見る限り、残念ながら2020年度に向けて良い材料がまったく見当たりません。
カリモク家具は一部商品を除いて2019年7月1日納品分から値上げ。”原材料の大幅な高騰傾向”が原因だそうですが、他のメーカーも追随するのでしょうか。
コイズミファニテックは本社を阿波座から西成区の物流センターへ移転。おまけに、シニア家具、ダイニング家具、ベッドからも撤退するそうです。まさかと思ってましたが、本当だったんですね。
2019年5月6日にはIDC大塚家具の仙台ショールームが閉店。またかと思われそうですが、山口県に本店を置く太陽家具なども苦戦しています。
この状態では消費税増税前の駆け込み需要があったとしても、業界としてうまく取り込めないのではないかと思います。
2020年モデルの展開は実質的に9月以降?
冒頭でも少し触れました通り、例年通りであれば大手メーカーの新作デスク発表会は5~6月です。これは販売店向けなので、読者の皆様にお伝えできるのは6月以降になると思います。
また、カタログの配布は2019年度の様子を見ていると、早くても8月以降ではないでしょうか。新作デスクの展示についても一時期はお盆に間に合わせようという雰囲気がありましたが、商戦が早い名古屋周辺を除いては概ね9月中旬以降でしょう。
ただし、近年はメーカーによってバラつきが生じやすくなっています。随時、ホームページをチェックしていただければと思いますし、私も情報をキャッチ次第お伝えしてまいる所存です。
というわけで、なんだかちょっとテンションが下がってしまいましたが、私自身はそんなに悲観的に思っているわけではありません。なぜなら、業界がピンチになればなるほど私の役割は大きくなると考えられるからです。
もっとも、私に業界のピンチを打開する妙案があるわけではありません。私にできるのは、読者の皆様一人一人に学習机の魅力をお伝えすることだけです。
しかし、それは水面の波紋のように広がっていく可能性があります。学習机が素晴らしいことは間違いないですから、きっとネットとリアルで自然に伝わっていくと信じています。
【コメント】 皆様からご質問・ご意見など
上棚のところで質問させていただいたわさモンです。その節はありがとうございました!(^^)
ラン活に便乗して学習机も一緒に検討し始めているクチですが、もはやここまでくると2020年度のラインナップの発表を待ってから購入に踏み切っても良いのかなと考えております。。
ただ2020年度ラインナップ発表を待つにしても、もちろん休日に余裕があれば家具屋さんに足を運んで娘にひたすら机に座らせたり引き出しを開けまくらせたりは続けるつもりです。
(実際、組み換え式デスクをデスク奥にくっつけて上棚とするタイプは、年長になったばかりの娘は現在115センチ前後と背が高いほうなのですが手が届かず、No.09のように机にバックパネル式などの上棚を取り付けるタイプは容易に手が届き、自分一人で本の出し入れができそうだと実際に座らせてみて目で確認することができ改めて組み換え式ではなくベーシックデスクの方に舵を切ろうと選択肢を狭めることができました。本を取るだけのためにいちいち呼ばれてもたまったもんじゃないので:笑)
しかしながら地方で購入できる先が限られているため、2020年度の発表を待ってから休日を合わせて購入しに行って売り切れ、欠品などが出ないかというのが不安です(見て買いたいのでネットショップでの購入は考えておりません)
今年は10月に消費税増税も控えていますし(学習机は食料品ではないですし10%の扱いになると思うんです)今度は購入時期(注文時期)について悩みはじめました(*_*)
わさモンさま
そうそう、私がもともと組み替え式デスクに対して否定的なのはそこなんですよ。
本棚の前にデスクを置くレイアウトにすると、少なくとも小学校低学年の間は手が届きにくいんですよね。
なので、組み替え式デスクは基本的にL型レイアウトにするのが良いと思います。
でも、L型レイアウトは幅を取りますし、足元にかかる部分は本が取り出しにくいというデメリットもあります。
そういうところを突き詰めていくと、やっぱりベーシックデスクかなーと思うわけです。
でもまあ、座ったままでは手が届かなくても、椅子の上に立つなりして子供は上手に本を手に取りますよ^^
ですから、そこはそれほどシビアに考える必要はないと思います。
それはさておき、2020年度の情報をお伝えできるのは6月以降、カタログが入手できるようになるのは早くて8月以降です。
その時点で廃番が決定していてもまだ在庫が残っている場合もありますし、逆にネットでも在庫がない場合もあります。
消費税増税はもはや既定路線なので、おそらくどのメーカーもそれまでの売上をかなり期待しているところはあるでしょう。
ただ、家具販売店としてはそれ以外の品群の売上増のほうが期待できるので、学習机にリソースを割くことはないと思います。
そうなるとなおさら、消費者側で情報収集をして、手際良く買い物しないといけないでしょうね。
私としても例年通りの動きではなく、読者のニーズに合わせて参りたいと思っています^^
収納マン様
ずっとこちらのブログを読ませていただいておりました。小3と年長の男の子兄弟の母です。
様々な過去記事を読ませていただき、カリモクのピュアナチュール、浜本工芸のNo.09デスクに絞り、大正堂本店、ムラウチ本店、島忠をまわりました。
価格はほぼ横並びでしたが、No.09デスクの島忠オリジナルのランドセルハンガーや、足元収納の充実しているところに惹かれて、ほぼNo.09デスクに決めていましたが、初めて夫を連れて両者を比較してもらったところ、身長180cmごえの夫は、No.09デスクの引き出しは邪魔だから絶対要らない!の一点張りでした(^_^;)夫自身、中学3年ごろからは外して使っていたそうです。
ウチの息子たちがそこまで大きくなるかわからないのに…と思いましたが、大きい買い物なので、夫の意思を尊重し、ピュアナチュールに決めてきました。
幅は110cm、モカブラウン、ハーフサイズのパネル、外付けもできるワゴン、XT0901チェアを2セット購入しました!
兄弟割や椅子セット割、えらべるクラブの3%引きで36万円ちょっと。
少し予算オーバーですが、いいものを大事に使うという気持ちを少しでも持ってもらえればいいかな(無理かな…笑)と思い切ってきました。
納品は1ヶ月後とのことです。
机を2台並べて兄弟がどう自分たちの居場所を作っていくのか、今からとても楽しみです。
長男が小学校にあがる前から収納マン様のブログで色々勉強させていただきました。
ありがとうございました!
こけママさま
はじめまして^^
3年前からこちらをご覧いただいて、晴れてご兄弟お揃いでカリモク家具のピュアナチュールを購入されたのですね!
それはそれは、さぞ得心されたことでしょう。
デスク本体引出しは確かに座り方によっては膝を打つ可能性があります。
そこはご主人様のご経験も反映できて良かったのではないかと思います^^
いいものを大事に使うという気持ちを少しでも持ってもらえればいい…というのは、親として願うところですよねー。
すぐには分からなくても、いつかきっと伝わると思います。
机を2台並べて兄弟がどう自分たちの居場所を作っていくのか…これも本当に楽しみですね♪
1ヶ月後のお届けののち、お子様方はどんな風に過ごすようになるのでしょうか。
この度はうれしいご報告をありがとうございました!
お子様方が良き相棒とともに健やかに成長されることをお祈りしております^^
収納マン様
いつもブログ楽しく拝読しております。
こちらでは基本的に小さなお子さんに買ってあげるデスクの相談が多いようなので、場違いでしたら申し訳無いのですが、高校生2年の娘に新しいデスクを買うことになったので、相談させていただければと思っております。受験も近く、休日には9時間以上机で勉強する子なので出来るだけ良い机を買ってあげたいのです。
今はビーノの学習机を使っていますが、身長160センチなせいか、机の高さ73センチは少々高すぎるとのこと。しかし奥行きは最低でも55センチ、幅110センチは欲しいそうです。
ネットや、色々な店舗で探してみたものの、品質の良い、奥行き55センチ以上の机はどれも高さ72〜73センチばかりで困っております。
唯一、無印のブナ材デスクと、ディノス のタモ天然木デスクは条件に当てはまっているものの、収納マン様は無印のデスクやネット通販のデスクはあまりオススメしていらっしゃらないようなので悩んでおります。
やや神経質で、電車で本を読むだけでも酔ってしまうような子なので、天板の傾きや反り、パソコン使用時や、筆記の時の揺れやガタつきのない机が良いのですが、アドバイス頂ければ幸いです。
わさびさま
はじめまして^^
確かにこちらは小学校入学の前後にデスクをお買い求めになる方が多いですが、中高生でも大人でも全然問題ありません^^
受験勉強で1日に9時間以上も勉強するなら、親としては良い机に買い替えることで応援してあげたいですよね♪
学習机の天板高は一般的に73cm前後です。
それよりも低いものは非常に少ないというのが現状です。
無印良品のブナ材デスクは確かに天板高が70cmですが、反りが気になるならやめておかれたほうが良いでしょう。
ディノスのタモ天然木デスクというのはコレのことですね。
⇒ディノス「タモ天然木 スマート配線 無垢材頑丈デスクシリーズ デスク」
これってたぶん、ベルメゾンの「タモ材のデスク」
と同じものじゃないかなと思います。
実物を見たことはないのですが、詳細写真を見る限りは悪くないんじゃないかなと思います。
でも、ビーノ以上のクオリティを求めるなら、飛騨産業はいかがでしょうか。
幅105cmですが、「コブリナ」なら天板高70cmです。
また、天板高71cmですが、「ソフィオ」や「RODAN」も良いと思います。
コブリナの場合はワゴンの幅が小さいですし、RODANは引出しのワゴンがありませんから、ビーノに近い色のデスクを買ってビーノのワゴンを引き続き使うというのも方法だと思います。
もちろん、デザイン的な違和感や微妙な色の違いはあるでしょうけど、あくまで使い勝手重視と割り切るならアリでしょう。
ちなみに、お嬢様の身長が160cmということでしたら体格的には大人と変わりません。
会社で使うオフィスデスクも通常は高さ73cmくらいですから、ひょっとしたらデスクの天板高ではなく椅子の問題のような気もします。
というか、デスクを買い替えるおつもりなら、まずは試しで椅子を買い替えることを検討してみてはいかがでしょうか。
足が床に着かなくて落ち着かないということでしたら、「バランススタディ」を試してみるのも良いかもしれません。
基本的に前傾姿勢になっていることが多いようでしたら、飛騨産業の「コブリナチェア」やオカムラの「ルサック」なども良いと思います。
もちろん、回転チェアもアリです。
ビーノなら多くの家具店で扱っていると思いますので、それにセットしてみるかたちで色々と試していただければと思います^^
収納マン様
丁寧なご返信ありがとうございます!
なるほど、確かに、机の前に椅子を検討するのが一番良さそうですね。盲点でした…。教えていただいた椅子を置いているお店を探して、片っ端から娘を座らせてみて合うのを探してみようと思います(^^)
椅子を変えてもダメなようでしたら、ベルメゾンのデスクを買いたいと思います。本当にスペックすべてディノスと同じで驚きました。自分では絶対に見つけられなかったと思います。ありがとうございます…!教えていただいた飛騨産業は大変品質が良さそうでデザインもよいのですが、恥ずかしながら予算オーバーでした…。(予算も書かずご相談してしまって申し訳ありません)
ベルメゾンのデスクはデザインやサイズなど完璧なのですが、やはり横揺れが心配ですので、椅子で解決したらいいなぁと思ってしまいます(^^;; 勉強中に揺れてしまうと集中どころではないでしょうし…。実物の見られない通販はこういうとき不便ですね…
相談に乗ってくださりありがとうございます!収納マン様の知識には本当に感服いたします。
また椅子なり机なりを購入したらご報告させていただくかもしれませんが、そのときはまた宜しくお願い致しますm(_ _)m
わさびさま
ああ、良かったです!
ビーノも良い机ですし、もし椅子が合っていないのだとしたら机を買い替えても違和感が残るはずですからね。
椅子って、高ければ高いほど良いというものではなく、座り心地は人によって千差万別です。
もし椅子を買い替えることでビーノを使い続けられたら、ビーノもきっと喜ぶと思います^^
こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいております。
10月からの消費税値上げを踏まえ、9月までに来年小学校入学の子のために島忠や東京インテリアなどで実物を確認しほぼビーノにしようと思っておりましたところ(昇降式ワゴンが決めてでした)今、楽天スーパーセールで1生紀デスク3点セットが半額で44800円と知り、心が揺れております。予算的にライト含めて6-7万程度で探しておりますので‥
リビング→中学では子供部屋なので 拡張性のあるものと探しておりましたが、いかが思われますが?
はるママさま
はじめまして…ですかね?
過去に数人、はるママさんがいらっしゃったもので^^;
それはさておき、楽天スーパーセールで一生紀のデスク3点セットが半額の44,800円というのは、こちらの「Lデスク 3点セット」のことでしょうか?
44,800円ではなく42,500円なのですが、ほかに半額となっているものが見つけられませんでした。
もしLデスクでしたら、これは先日も他の方からもご質問いただいたのですけれど、「期間限定半額」というのは大ウソで、一生紀の直販サイトの価格(通常価格)の15%引きというのが正確な表現です。
いわゆる二重価格ってやつでございます^^;
15%でもお買い得なことは間違いないですし、Lデスクがダメということは決してないですけど、個人的には奥行60cmで広々、ナラ突板で木目が美しく、ウレタン塗装でキズが付きにくく、使いやすいランドセルハンガーも付属していて、昇降ワゴンも選べる、ビーノのほうをオススメしたいなーと思います^^
ありがとうございます。やはり一生紀デスクは見送りました。よく考えると、奥行55センチでしたらリトラ等もそうでした。(昇降式ワゴンはありませんが)
この記事に書いておられる通り、基本はビーノで、2020年商品が出揃うであろう8月か9月頃まで待ってみたいと思います。
本当にありがとうございました。
はるママさま
一生に一度あるかないかの高い買い物なので、スペース的に奥行60cmがOKなら、そのほうが良いと思います^^
コイズミファニテックからも新作デスクが登場するそうですし、楽しみですねー♪
はじめまして。なつママです。娘(小学校低学年)の机選びに悩んでいるところで、こちらのサイトを見まして、いろいろ勉強させていただきました。ありがとうございました。
ものすごく本の多い家庭で、娘もすでに絵本・本あわせて大量に持っていること、今後引越しもあるということを考えて、組み替え可能なハイタイプに魅力を感じています。とりあえず上に手が届かなくてもいずれは届きますし、その頃にはさらに本が増えているので必要と思っています。
コイズミのCDファーストだと少しリーズナブルですが、娘に木製の方を強請られてしまいました。予算大幅オーバーですが、大学生や大学院生になっても使えるなとあきらめました。
そこでイトーキのリーモと、コイズミのWDスペシャルで悩んでいます。
正直ここまでデザインが似ていて問題ないのか、もしやどちらかがOEMなのか、などど心配してしまいました。
この二つのシリーズの大きな違い、もしくはそれぞれのお勧めなど教えていただければ幸いです。
また、色の濃い机が人気で、色の薄い机が不人気(今度リーモでは廃盤になる)なのは、これはもう趣味なのでしょうか?それとも勉強しやすい色はあるのでしょうか?
よろしくお願い致します。
なつママさま
はじめまして^^
本が多いというのは子供も大人も、本当に悩ましいですねー。
これからお引越しを控えていることを考えると、なおさらだと思います。
さて、イトーキのリーモ(たぶん上棚ハイタイプ)とコイズミファニテックのWDスペシャルでご検討中ということですが、これらがそんなに似ているというご意見は初めて聞きましたー。
でも確かに、そう言われて見てみれば、そう見えないこともないと感じました^^;
リーモのハイタイプとWDスペシャルを比較した場合の違いは、リーモとレイクウッドを比較した場合とほぼ同じことが言えると思います。
【参考】【2019年度版】イトーキ「リーモ」vsコイズミ「レイクウッド」ベーシックデスク徹底比較
上の記事でWDスペシャルに当てはまらない点と言えば、デスクライトのシェード幅とワゴン天板の仕様くらいですかね。
あと、組み替え式デスク特有の違いとして、リーモはデスク天板奥行が520→650mmに130mm拡大するのに対し、WDスペシャルは536→616mmに80mm拡大するという点が挙げられます。
あとはやっぱりデザインの好みが大きいのではないでしょうか。
天板が木目のうるさくないアルダー無垢で、引出しの持ち手なども温かみのある質感のリーモ。
木目の美しいナラ突板の天板、引出し前板にはタモ無垢を使った、王道的なWDスペシャル。
どちらを選ぶか本当に悩ましいところです^^;
ちなみに、リーモの薄い色(ラテナチュラル)が廃番になったのは、2つの理由が考えられます。
ティーブラウンとカフェブラウンはアルダー材ですが、ラテナチュラルはビーチ材ということで、どしてもコストが合わなくなった可能性が考えられます。
また、もともとリーモはティーブラウン1色からスタートし、そこにカフェブラウンが加わり、最後にラテナチュラルが登場したという経緯があります。
なので、順当に最後発のラテナチュラルから廃番となったと考えられます。
近年の学習机のトレンドとしては、ナチュラル色とダーク色の2色がメインで、どちらかと言うとその中間の色は少なくなってきています。
なので、薄い色、明るい色が不人気ということは決してなく、むしろ相対的には増えています。
また、真っ白な鏡面塗装の天板だとデスクライトが反射して眩しいということはあるかもしれませんが、それ以外の色に関しては勉強の能率にはそれほど大きな影響はないのではないかと思います。
以上、ご参考になれば幸いです^^
※勝手ながらお名前を修正させていただきました。
大変丁寧なご返事ありがとうございました。
リーモとレイクウッドの比較も早速拝見いたしました。
天板の奥行きが最終的にやや大きくなる点や、キャビネットの収納のしやすさ、また引き出しのもち手がおっしゃる通り温かみがある点から、リーモのほうが自分にとって(子供にとっても)魅力的かな、と思いました。
また色は、明るい色だからといって勉強に差し支えたりなどは問題がないということをお聞きして、安心いたしました。
机の色も材質もそれぞれに素敵で、本当に好みの問題ですね。自分が買うならダークな色合いが好みですが、部屋の雰囲気が重たくなるから明るい色がいいかなー、とか、ラテナチュラルが在庫限りでややリーズナブルになっているのが、予算オーバーの身には魅力的かなー、とか悩んでしまいます。
リーモのハイタイプを最終的に子供と色合いを相談して決めたいと思います。
本当にありがとうございました。
なつママ さま
本当に、私がどちらかを買うとしてもすごく悩むと思いますよ^^;
それほど、リーモ・ハイタイプとWDスペシャルは甲乙つけがたいです。
リーモにするにしても、色がまた悩むところですね。
どの色でもコーディネートに問題ないのでしたら、明るめの色のほうが良いかもしれません。
アルダーの木地は割りと白っぽいので、キズになっても明るめの色のほうが目立ちにくいからです。
もっとも、これはリーモに限らず、ほとんどの木製学習机で言えることですが。
ともあれ、お嬢様が気に入る色を購入するのが一番です。
椅子とのカラーコーディネートもありますから、椅子の形を決めてからでも良いでしょう。
最終的にどんな組み合わせになるか、楽しみですね^^