「価格帯別オススメ学習机2019」のコーナーもいよいよ最終回となりました。しかし、今回も楽天市場の400アイテム余りを対象に9万円台のオススメを探したんですけど、これがまったく何もヒットしませんでした。
例年に比べて今年は、組み替え式&上棚ハイタイプなどのオールインワンモデルが少ないように感じます。もちろん、それを見越してセレクトタイプの組み合わせもチェックしたのですが、価格重視で組み合わせた結果、7万円台以下に偏ってしまいました。逆にカリモク家具や浜本工芸では軽く10万円を超えてしまいます。
そこで今回は、楽天市場での価格ではないのですが、実売価で10万円を切るカリモク家具と浜本工芸の学習机をピックアップすることにしました。
カリモク家具・コーディSU3670
カリモク家具の「コーディ・ワゴン固定タイプSU3670」は、国内最大の家具メーカー・カリモク家具の学習机ながら実売価で10万円を切るエントリーモデルです。深い引出しが2杯というちょっと特殊な形状なので文房具を収めるにはちょっと使いにくいでしょうけど、プリントを綴じたファイルをたくさん収納するには便利です。
なお、上段引出し内にはペントレーを備えているので、多少の文房具は収納可能です。また、上棚は足元棚にもなるので無駄がなく、天板の幅を110cmから135cmに拡張することもできます。
価格はアップしてしまいますが、「コーディ・ワゴン可動タイプSU3680」もありますし、コーディに興味を持ってからピュアナチュールやユーティリティプラスなどを検討される方も少なくないのではないかと思います。
浜本工芸・No.6000デスクユニット
上写真の組み合わせとは異なるのですが、 浜本工芸の「No.6000デスクユニット」の100×60cm天板+固定袖A+脚部の3点セットなら税込定価111,240円となり、実売価では10万円を切るはずです。
その組み合わせをコーディと比較すると面白いです。コーディなら上棚付き、幅は110~135cmに伸縮可能、コンセント付きというのがメリットとなりますが、No.6000デスクユニットならナラ無垢天板で、引出しは3段あるというのがメリットとなります。
浜本工芸のNo.6000デスクユニットはあまり目立たない商品ですけど、組み合わせ次第でなかなか魅力的なデスクです。
9万円台のオススメ学習机は以上の2点のみです。いずれも楽天市場では定価販売なので最初のルールに当てはまりませんがご容赦ください。
しかし、冒頭でも述べました通り、例年なら9万円台には組み替え式&上棚ハイタイプなどのオールインワンタイプが多いはずなのですが、今年はかなり少ない印象ですね。「ザ・学習机」という感じのオールインタイプの人気が落ちて、自由に組み合わせできるセレクトタイプに人気がシフトしているためと思われますが、今年はイトーキの特価品ばかり目立ってコイズミファニテックが目立たなかったようにも思います。
ともあれ、収納マンが楽天市場の約7,500アイテムから厳選した「価格帯別オススメ学習机」はお役に立てたでしょうか?リアル家具販売店とはだいたい1万円くらい価格が違うことが多いでしょうけど、それでも参考になるところはあると思います。予算内で最高の一台をご購入いただく一助となれば幸いです。
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