前回の2万円台のオススメ学習机に続き、今回は3万円台のオススメをピックアップしてご紹介します。
今回も楽天市場で扱われている「学習机」カテゴリーの1,600余りのアイテムが対象です。基本的には上棚付きでピックアップしています。
※価格はすべて消費税込み、2019/01/12現在
大商産業・スタンダードデスクMT-819
まずは金次郎デスクというブランドで展開している、大商産業の「スタンダードデスクMT-819」をご紹介しましょう。アルダーまたはバーチ突板のデスクです。
アルダー突板のシンプルなデスクと言えばニトリの「メルシーG」ですが、こちらはそれよりも1万円もお安くなっています(ただし送料別)。デスクライトは別売となるものの、デスクライトをセットしてもメルシーより安いわけで、大商産業の執念を感じるところです。
カラーは上写真のALD色とWN色の2色展開となっています。
大商産業・コンパクトデスクSPR-519
お次も大商産業で「コンパクトデスクSPR-519」。この価格帯で天板がラバーウッド無垢のホワイト系なんてなかなかありません。2019年度からは猫脚も良い感じになりました。
コイズミファニテックの「デコプリ」を彷彿とさせるカラーリングのピンクとパープルもありますが、そちらはMDF合板の鏡面塗装となります。奥行550mmとコンパクトながら、幅はデスクとワゴンを並べると1150mmとゆったり。これで3万円台半ば(ただし送料別)というのは驚きです。
ニトリ・くみあわせですくDNS-C
対するニトリは「くみあわせですくDNS-C」。3万円台(ただし送料別)なのに組み替え式デスク。しかもデスクライト付き、引出し内部材はファルカタ(洋桐)です。
ワゴンは最下段以外は引出しに金属製スライドレールが付きませんが、逆にスライドレールの品質が低くて開かないというリスクを回避できるとも言えます。もっとも、さすがにここ1~2年はスライドレールが固くて引出しが開かないというのは見ないですけどね(苦笑)
カラーラインナップは上写真のWW色に加え、LBR色とMBR色の2色があります。
【選外】 ロウヤ・f807-g1007-100
別にロウヤ(ベガコーポレーション)を陥れるつもりはないのですが、ちょっとこちらの学習机(商品番号:f807-g1007-100)を紹介しておこうと思います。
これ、スペックを見るとスゴイんですよ。左右に伸縮したり上棚になったりもするサイドラック付きで、天板はタモ突板、引出内部材は桐で、引出しは全段フルスライドレール付き。これで価格は税込39,990円(ただし送料別)というから激安です。
「これで品質管理が行き届いていればスゴイなー」と思ったのですが、やはり裏がありました。レビューを見ると散々です(苦笑)だいたい、天板耐荷重が20kgしかありませんから、そりゃあ横揺れするのも当然です。サイドラックの構造も安全性を無視しなければ、こういう設計は不可能でしょう。
低価格のデスクは品質にバラつきも多いですから、ある程度のリスクは承知のうえで購入に臨みたいものです。
というわけで最後の1台はともかく、2万円台のインパクトが強すぎたため3万円台はちょっと物足りない感じになってしまいました。しかしながら、3万円台で天然木を使った学習机なんて、たった数年前まで考えられませんでした。
「学習机は高い」などと言われることがありますけど、このスペックなら全然高くないですし、完全に過剰競争に突入していると痛感します。そういう意味では最後のロウヤの学習机もちょっと無理をし過ぎただけと言えるのかもしれません。
今から20年くらい前、私が家具メーカーに勤めていた当時は、3万円台の学習机なんてもっともっとショボかったです。家具は本当に安くなったとつくづく思いますね。
続編

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