これまで4回に渡って、4~7万円台それぞれのオススメの学習机を紹介して参りました。今回は平均購入価格帯よりもワンランク上となる8万円台のオススメ学習机を紹介したいと思います。
…と思うんですが、これが例年になくサッパリないのです(苦笑)たとえば昨年度の8万円台のオススメではコイズミファニテックのアルフをピックアップしたんですが、7万円台にコルフィが登場しちゃったもので、改めて8万円台でも紹介する必要がなくなってしまいました。
他にも8万円台と言えば、7万円台で登場したベーシックデスクが組み替え式デスクになったり、ロー棚がハイ棚になったり、天然木の質感の良いものが登場するわけですけど、それらを改めて紹介しても面白味がないというわけです。
いや、面白みがあるとかないとかそういう言い方も語弊があるんですけど(苦笑)、ともかく8万円台のオススメを順番に紹介して参りましょう。
ヒカリサンデスク・パティナ
2016年度に続き、ヒカリサンデスクの「パティナ」が8万円台のオススメ学習机に選出されました。というか、実質これだけですね。いくら探しても、他にはコレというものがありません。
ともあれ、パティナは罪作りな存在です。イトーキのポルク棚付デスクも、浜本工芸のNo.61デスクも、パティナが発売されなければ世に出なかったのではないでしょうか。昨今のヒカリサンデスクの躍進を象徴するかのような、素敵なデザインの学習机です。
レグナテック・テポーレ
お次は平机となりますが、レグナテックの「テポーレ」を紹介しましょう。正直言って、学習机としては作りが甘いとは思います。引出しのレールはお世辞にも良いとは言えませんし、木製フックもツメが甘いです。
でも国産。同じ価格で素材をビーチかアルダーから選べますし、オイル塗装ではなくウレタン塗装を選ぶことができます。
そして完全受注生産。かわいい子や孫のために、注文を受けてから始めて作られるわけですよ。こりゃあたまりません。
天板サイズも受験勉強に際して十分なW1000×D600mm。無骨なほどにシンプルですけど、私はアリじゃないかなーと思います。
ケユカ×コイズミファニテック・ニノス
出典:KEYUCA
楽天市場では他にコレというのがないので、リアルに目を向けてみました。コイズミファニテックが製造し、ケユカが販売する「ニノス」。10%オフのキャンペーン中だったら7万円台だったんですけど、定価では8万円台となります(デスクライト別)。
ちなみに、同じくケユカのアロンの3点セットでも定価で8万円台となります。個人的にはアロンの脚形状が好きな反面、奥行が55cmしかなく、上棚もコンパクトなものしかないのが残念です。
いやー、パティナもニノスも素晴らしいんですが、なんだかちょっとテンションが下がりましたねー。ちょっと7万円台でテンションを上げすぎてしまったのかもしれません(苦笑)
しかしながら、冒頭でも申し上げましたように、実際には8万円台にはワンランク上の仕様や機能のデスクのラインナップが豊富です。実際のニーズに応じて選べば選択肢はいろいろあると思います。
【続編】【価格帯別オススメ学習机】9万円台はコイズミとカリモクのガチバトル再び!?
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コメント 皆様からご質問・ご意見など
こんにちは。娘が新1年生になるので、こちらを参考にさせて頂いてます。
まったく耳にしたことのないヒカリサンデスクなどを知ることが出来て良かったです。いまカタログを取り寄せ中です。
ケユカのニノスとアーロンも気に入りました(オーク希望です)ただサイズが。。半端に105幅とかアーロンの奥行55などがネックになっています。
100×60の普通サイズがいいんだけどなと唸っています。
それにケユカの上棚の幅って中途半端に感じるのです。
どうせならデスク幅に合わせたい。あまった少しのスペースがもったいない気がしませんか?デザインなのかな~。。。
ARONの棚は右端に置いたり出来そうなので、デスク奥行55でも妥協出来るか、と妥協しなければ気に入ったデザインのものが選べない状況です。
上棚は圧迫感のない方がいいのでARONサイズでもいいと思っています。袖ワゴンは付けないつもりです。
コイズミのビーノなのか、KEYUCA、ヒカリサンデスク(サンワークスの上棚は向うが透けているのが気になります)迷っていて購入は2年生に持ち越しそうです。
そんな私におすすめデスクがありましたらご教授願えませんか(><)
りなさま
はじめまして^^
いや~、おっしゃっていることすべてに激しく同意です^^;
ケユカのニノスは105cm幅というのが中途半端で、しかも上棚が微妙に小さい。
アロンは奥行が60cmだったら良いのに…。
ただまあ、ニノスは脚と天板の取り合わせを考えると、どうしても幅105cm以上になっちゃうんですよね。
また、コンセプトとをニノスと被らせても仕方ないのでアロンが奥行55cmであることもやむなしかと思います。
SDW-サンワークスの奥が透けて見えるのも、売場で見ると貧相に感じかねませんが、実際に家の中に置く場合は圧迫感がなくてよろしいのではないかと思います。
それよりも個人的に気になるのは、ワゴンの奥行が浅いことですね。
もっとも、これも上棚を足元棚にできるようにすると、こうなっちゃうのは致し方なしなのですが^^;
ともあれ、ないものねだりをしていても始まりません。
りなさんが候補に挙げられるとすれば、あとはイトーキのリーモ・ベーシックタイプ、ヒカリサンデスクのパティナ、アクタスのフォピッシュ、コイズミファニテックのプレオあたりでしょうか。
りなさんが思ってらっしゃるところは私も常々感じているところですので、このあたりがスッキリ解消できる学習机があればうれしいとは思うのですが^^;
なかなか悩ましいところです。
お返事ありがとうございます。
ほんと、多くは望んでいないのにどうしてないのかな、と不思議でなりません。
100×60(拡張なしで)、圧迫感ない低めの上棚(デスク幅。もしくは短い。出来れば天板を分断しない)、オーク、当たっても泣かずにすむ鋭利ではない脚。。。
浜本工芸の89も天板と脚のつなぎ目に妥協すればありなのです。
ブックスタンドもいい形です。デザインが野暮ったいのが不思議なメーカー。
どのデスクも「この一つさえ~なら良かったなのに」に当てはまってしまう。
教えて頂いた候補、ぴったりです。ありがとうございます。
パソコンの横に置いたメモ紙に私が書きだしたデスク達に一致です!
イトーキのリーモ、ヒカリサンデスクのパティナ、コイズミファニテックのプレオ。
コイズミのプレオも心動いています。
ヒカリサンデスクもカタログが届くのを待っているところです。
アクタスのフォピッシュ、ネットで見てみました。
雰囲気がニノスっぽいですね、上棚がちょっと頼りなく脚が細い。。。
私は太目ちゃんが好きなのですが、細い方が圧迫感なく好きな人、多いでしょうね。
今週末家具店でプレオを見てみます。拡張のつなぎ目が気になるところです。
挙げて頂いた候補で、まだまだ悩んでみます。
でも消去していくとヒカリサンデスクになりそうです。
パティナのワゴン引き出しタイプのデスクに、袖引き出しモデルの上棚が付けられたら決定かな~。こちらでヒカリサンデスクというメーカーを知ることが出来て良かったです!
りなさま
ホントにそうですよねー。私とりなさんは細かいところまで好みが合いそうです^^
アクタスのフォピッシュは確かに写真で見ると線が細く見えますけど、実は結構重量感があります。
ただこれも浜本工芸のNo.89デスクと同じで、天板と脚の間に継ぎ目があるのです^^;
コイズミファニテックのプレオの天板の継ぎ目も、拡張機能を必要としていなければ気になるでしょうね~。
ヒカリサンデスクのパティナ・セレクトは、平机で買うことはできるんですけど、上棚は別売にはなっていないんですよねー。
そして、パティナの片袖机を見ると、パティナセレクトのワゴンとの組み合わせは、デザインが崩れてしまうように見えるのがまた難しいところです^^;
ともあれ、写真と実物ではまったく違う印象を受けることも多いですし、売場によって違うものに見えることもあります。
そんなわけで、まずはあちこち見て回っていただければと思います^^
アクタスのフォピッシュを実際おうちに置かれている方の画像を見ることが出来ました。おっしゃる通り、しっかりした感じでした。でも男の子の親御さん好みに感じました。うちは女子なのですが、ニノスの雰囲気のほうがしっくりくるかな?
決めたらまたご報告させてください!
りなさま
そうですね、フォピッシュはどちらかと言うと男性的なデザインだと思います。
特に側面から見ると台形ですので、力強さを感じるデザインです。
逆に女性的なのは、ニノス、パティナ、カリモク家具のピュアナチュールの丸脚でしょう。
やっぱり脚のデザインが重要だと思います^^